1年前から居着いた巨大なクモ、家族が見守る中で懐いて手に乗るように(豪)
自然豊かなオーストラリアでは、民家に巨大な生き物が出現することも珍しくない。そのような環境の中で、ある一家に居着いたクモがあまりにも巨大だったために話題となった。そのサイズは人間の手のひらほどもあった。動物専門サイト『The Dodo』が伝えた。
豪クイーンズランド州在住のミシェル・ジーン・オベルレさん(Michelle Jean Oberle)は、家族と共に犬や猫、牛や馬などたくさんの動物に囲まれて暮らしている。昨年のクリスマス頃、ミシェルさん一家は自宅に1匹のクモが入り込んでいることに気づいた。
それは、アシダカグモ科のハンツマンスパイダーという大型のクモで、リビングルームの壁の隅に隠れていたが、その大きさからすぐにミシェルさんの家族の目についた。ミシェルさんは、この種のクモがゴキブリなどの害虫を食べてくれ、一般的に無害な存在だと知っていたため、このまま見守ることにした。
クモは普段、リビングルームの目立たない場所にいたが、ある日突然いなくなった。しかし数か月後、クモは再びミシェルさん一家の前に現れ、しばらく見ない間にさらに大きくなっていた。ミシェルさんは動物専門サイト『The Dodo』の取材に応じ、このように語っている。
「クモは普段、壁の高い場所にいるのですが、その大きさですぐに目につきます。」
また、クモはミシェルさん一家が自分を害さないことを理解しているかのように、家の中を自由に行き来し、時々ミシェルさんの息子リアムさん(Liam)の手や腕に乗るまでに懐くようになった。ミシェルさんは次のように明かしている。
「リアムは、クモが自分の上を歩き回るのを楽しんでいます。それにクモもリアムと一緒にいる時には、非常に落ち着いた様子を見せます。」
「うちの犬や猫たちは、同じ部屋にいるクモをほとんど気に留めていないようです。私たち家族はクモが無害である上に、天然の害虫駆除剤であるところが本当に気に入っています。」
なおオーストラリアでは、ミシェルさん以外にも自宅に現れたクモを見守り続けた男性がいた。彼はクモにシャーロット(Charlotte)と名前をつけて1年ほど見守り続けた結果、インテリアの一部と見間違えるほど巨大なサイズに成長していた。
画像は『The Dodo 「Giant Spider Moves Into Family’s Home And Acts Like She Owns The Place」(Michelle Jean Oberle)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
記事提供元:テックインサイト
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