コラム【本州湾岸を反時計に一周】015 盛駅から三陸鉄道リアス線⑬ 2024年8月25日
※2024年8月25日撮影
トップ画像、田野畑駅が見えてきました。
島越駅から2.0kmで田野畑駅です。
※2024年8月25日撮影
島式ホーム1面2線。
※2024年8月25日撮影
列車交換します。
※2024年8月25日撮影
駅名標。愛称は「カンパネルラ」。
※2024年8月25日撮影
三陸鉄道の紹介がユニークです。
「宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」から名づけられたカンパネルラ田野畑駅は、入江の傍にある小さな駅です。まわりに住む人達は、ジョバンニだったり、ザネリだったり、カンパネルラだったりなにかいろいろなものが、なんとも言えず懐かしいような新しいような気がしてイーハトーブの思いがいっぺんにあなたの胸に集うことでしょう。」
2009年(平成21年)9月に撮影した駅名標です。
※2009年9月撮影
その時に車両後部から撮った久慈方面。羅賀トンネルが見えています。
※2009年9月撮影
立派な駅舎は、東日本大震災でも無事でした。津波被害も無く、北リアス線復旧まで、近隣住民が店舗などに利用していたそうです。
※2019年4月撮影
田野畑駅を出発。羅賀トンネル(60)1,272mに入ります。
※2019年4月撮影
もちろん2024年8月25日にも撮影しましたが、どうもこの日の撮影全体がイマイチでした。明るさなのか、筆者の体調なのか、原因は不明ですが。それに夏草でトンネル銘板も見えません。(笑)
※2024年8月25日撮影
明戸トンネル(61)140m。
※2019年4月撮影
リアス線で3番目に長い普代トンネル(62)4,700m。
※2019年4月撮影
第2普代川橋りょうを渡ります。
※2024年8月25日撮影
ようやく駅が見えてきました。
※2024年8月25日撮影
9.3kmと長い駅間で普代駅です。そのウチ実に6,112mがトンネルでした。約66%がトンネル。
※2024年8月25日撮影
島式ホーム1面2線に側線があります。
※2024年8月25日撮影
駅名標。愛称は「はまゆり咲く」。普代村の花がはまゆりなのです。
※2024年8月25日撮影
三陸鉄道が開業する以前は、旧国鉄久慈線の終着駅でした。駅舎は国鉄時代のものです。2009年に筆者がこの駅に来た時、震災前に撮った写真です。駅舎は、2024年8月にも屋根上の看板の文言以外は変わりありませんでした。
※2009年9月撮影
三陸鉄道の紹介では「素朴な素顔が残る普代村は、北京・マドリード・フィラディルフィアなどの世界の文化の中心都市と同じ北緯40度に位置する小さな村です。」とあります。
偶然ですが、筆者は、北京に行ったコトはありませんが、マドリード(プラド美術館)とフィラデルフィア(フィラデルフィア美術館)には行っています。世界の美術館巡りは、筆者の趣味です。
さて、次の駅は秘境駅で有名な白井海岸駅です。トンネルもリアス線で63本目になります。
(文・写真) 住田至朗
※三陸鉄道の許可をいただいて撮影しています。
※過去の写真はライター住田がプライベートで旅をした時のスナップ写真です。
記事提供元:鉄道チャンネル
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