<開かずの金庫>から"金"が出た! 築100年の洋館に眠るお宝:所さんのそこんトコロ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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金曜夜8時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【家電修理人&金属探知機お宝探し&キテレツ技】を放送。
「テレ東プラス」では、11月22日(金)に放送された番組の中から、「開かずの金庫を開けろ!」の内容をプレイバックします。
【動画】<開かずの金庫>まさかの金が出た! 築100年の洋館に眠るお宝
リポーターの岡野陽一がやって来たのは、長野・松本市。築100年という歴史ある登録有形文化財の洋館に、開かずの金庫が眠っています。
依頼主の熊谷さんによると、こちらは大正13年に建てられた洋館で、2016年に松本市近代遺産に登録。2021年には国の登録有形文化財に認定されました。
もともとは医師・松岡伊三郎氏の診療所兼自宅で、8年前に熊谷さんが代表を務める設計事務所が購入。診療所の待合室や応接室だった部屋は、打ち合わせ室としておしゃれにリノベーション。2階の床の間は熊谷さんの設計室になっています。
開かずの金庫は設計室の一角に置かれていました。購入時に開け方は引き継がれず、50年ほど開けられていない可能性も。
開錠に挑むのは、どんな金庫も開ける無敵の鍵職人・玉置恭一。玉置の見立てによると、金庫は鍵とダイヤルの二重ロック式で、ダイヤルの組み合わせは2万7000通り!
玉置はわずか10分で右側のダイヤルを攻略し、左側のダイヤルはすでに開いていたため、すんなりと開錠に成功しました。
中には2段の戸棚と3つの引き出しが。戸棚の上の段からは、封筒と通帳、判子ケースなどが出てきました。
松岡氏の娘のものと思われる繰越済みの通帳とともに、「金庫用砂」と書かれた砂も入っていました。玉置によると、これは明治・大正時代の金庫に使用していた耐火用のもので、漏れ出した一部を大事に保管していたようです。
さらに、かつて存在した「満州電業」という電力会社の株券の領収証や、不動産関係の書類などが大量に入っていました。
戸棚の下の段には、”祝・長寿”と印字された木箱が。開けてみると…
中身はなんと金杯! 送り主は松本市長で、思いがけないお宝に一同大はしゃぎ!
…が、調べてみたところ、残念ながらこちらは純金ではなく金メッキ製品でした。
真ん中左側の引き出しには、遺産相続関係の記事の切り抜きや、土地に関する書類が大量に入っていました。
右側の引き出しからは、主に戦死者の遺族や傷病軍人の救護を目的に創設された「愛国婦人会」から贈られた功章や、「日本赤十字社」から贈られた明治時代の特別社員章などが出てきました。
さらに、何かが包まれている謎の紙を発見。
慎重に開けてみると、入っていたのはなんと金歯!
別の包み紙にも金歯が入っていました。こちらは根本まで付いていますが、誰のものかは不明です。
1番下の引き出しからは、松岡家の歴代当主の生活ぶりが分かる書類や、熊谷さんが熱望していた建物の図面が見つかりました。こちらは大正時代の計画段階での平面図で、非常に貴重な史料とのこと。
最後に開けた箱には、「シチズン」の「クリスタルセブン」が。1965年販売当時、世界一薄型の男性用腕時計だった超人気商品です。
金庫の中で眠っていたのは、合計230点にも及ぶ貴重な品々。洋館の歴史と松岡氏の人生が詰まった金庫開錠でした。
「テレ東プラス」では、11月22日(金)に放送された番組の中から、「開かずの金庫を開けろ!」の内容をプレイバックします。
【動画】<開かずの金庫>まさかの金が出た! 築100年の洋館に眠るお宝
リポーターの岡野陽一がやって来たのは、長野・松本市。築100年という歴史ある登録有形文化財の洋館に、開かずの金庫が眠っています。
依頼主の熊谷さんによると、こちらは大正13年に建てられた洋館で、2016年に松本市近代遺産に登録。2021年には国の登録有形文化財に認定されました。
もともとは医師・松岡伊三郎氏の診療所兼自宅で、8年前に熊谷さんが代表を務める設計事務所が購入。診療所の待合室や応接室だった部屋は、打ち合わせ室としておしゃれにリノベーション。2階の床の間は熊谷さんの設計室になっています。
開かずの金庫は設計室の一角に置かれていました。購入時に開け方は引き継がれず、50年ほど開けられていない可能性も。
開錠に挑むのは、どんな金庫も開ける無敵の鍵職人・玉置恭一。玉置の見立てによると、金庫は鍵とダイヤルの二重ロック式で、ダイヤルの組み合わせは2万7000通り!
玉置はわずか10分で右側のダイヤルを攻略し、左側のダイヤルはすでに開いていたため、すんなりと開錠に成功しました。
中には2段の戸棚と3つの引き出しが。戸棚の上の段からは、封筒と通帳、判子ケースなどが出てきました。
松岡氏の娘のものと思われる繰越済みの通帳とともに、「金庫用砂」と書かれた砂も入っていました。玉置によると、これは明治・大正時代の金庫に使用していた耐火用のもので、漏れ出した一部を大事に保管していたようです。
さらに、かつて存在した「満州電業」という電力会社の株券の領収証や、不動産関係の書類などが大量に入っていました。
戸棚の下の段には、”祝・長寿”と印字された木箱が。開けてみると…
中身はなんと金杯! 送り主は松本市長で、思いがけないお宝に一同大はしゃぎ!
…が、調べてみたところ、残念ながらこちらは純金ではなく金メッキ製品でした。
真ん中左側の引き出しには、遺産相続関係の記事の切り抜きや、土地に関する書類が大量に入っていました。
右側の引き出しからは、主に戦死者の遺族や傷病軍人の救護を目的に創設された「愛国婦人会」から贈られた功章や、「日本赤十字社」から贈られた明治時代の特別社員章などが出てきました。
さらに、何かが包まれている謎の紙を発見。
慎重に開けてみると、入っていたのはなんと金歯!
別の包み紙にも金歯が入っていました。こちらは根本まで付いていますが、誰のものかは不明です。
1番下の引き出しからは、松岡家の歴代当主の生活ぶりが分かる書類や、熊谷さんが熱望していた建物の図面が見つかりました。こちらは大正時代の計画段階での平面図で、非常に貴重な史料とのこと。
最後に開けた箱には、「シチズン」の「クリスタルセブン」が。1965年販売当時、世界一薄型の男性用腕時計だった超人気商品です。
金庫の中で眠っていたのは、合計230点にも及ぶ貴重な品々。洋館の歴史と松岡氏の人生が詰まった金庫開錠でした。
記事提供元:テレ東プラス
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