オースティン・バトラー バイク愛が止まらない 劇中のバイク語る 「ザ・バイクライダーズ」特別映像
2024年11月29日より劇場公開される、トム・ハーディとオースティン・バトラーが初共演する映画「ザ・バイクライダーズ」から、孤高のバイク乗り・ベニーを演じるオースティン・バトラーと、放浪のバイク乗り・ソニーを演じるノーマン・リーダスが、撮影のために40台以上のヴィンテージバイクを集めたというスタントコーディネーターのジェフ・ミルバーンとともに、劇中に登場するバイクとその裏話を紹介する特別映像が公開された。
映像に登場するのは、乗り手によってそれぞれ違った個性を持つヴィンテージバイク。幼少期からバイクに親しんでいたオースティン・バトラーだが、それでも「簡単に止まれない」「それぞれ個性があるから慣れるしかない」と、ヴィンテージバイクを乗りこなすために相当の訓練を受けたと語る。一方、生粋(きっすい)のバイクマニアとして知られるノーマン・リーダスも、本作でソニーが乗るバイクは“変わり者“が乗るバイクで、「魔改造(本来あり得ないような無茶な改造を行うこと)」と呼ぶほどさまざまな改造を施したことを明かしている。
ノーマン・リーダスがスーサイド・シフトと呼ばれるほど危険なシフトを、度数の合ってない他人のサングラスをつけて疾走したことや、撮影用の借り物のバイクで「一度転んだ」「少し壊した」とオースティン・バトラーが告白。ノーマン・リーダスから「正直に言わなくていいのに」といたずらっ子のように答える様子も見られる。オースティン・バトラーとノーマン・リーダスの、バイクへの愛情があふれ出た映像となっている。
「ザ・バイクライダーズ」の舞台は、1965年のアメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシーが出会いから5週間で結婚を決めたベニー(オースティン・バトラー)は、けんかっ早くて無口なバイク乗りだった。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れることを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていた。
バイカ―が集まるジョニーの一味は、やがて「ヴァンダルズ」という名のモーターサイクルクラブへと発展するが、クラブのうわさは瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらない「ヴァンダルズ」で最悪の事態が起こってしまう。
本作のストーリーテラーであるキャシーを演じたのは、「最後の決闘裁判」などのジョディ・カマー。キャシーのパートナーでヴァンダルズで異彩を放つ存在ベニーにオースティン・バトラー、ヴァンダルズのカリスマ的リーダーのジョニーにトム・ハーディ、ヴァンダルズのメンバー・ジプコにマイケル・シャノン、ヴァンダルズを取材する写真家ダニーにマイク・ファイスト、放浪のバイカー・ソニーにノーマン・リーダスが顔をそろえている。監督は、「テイク・シェルター」「ラビング 愛という名前のふたり」のジェフ・ニコルズ。
【作品情報】
ザ・バイクライダーズ
2024年11月29日(金)TOHOシネマズ シャンテ、ホワイトシネクイント他全国ロードショー
配給:パルコ ユニバーサル映画
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記事提供元:映画スクエア
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