ふるさと納税でアフリカの子どもたちを支援　東京都港区の団体応援寄付金制度を活用

　ふるさと納税を利用してアフリカの支援活動に寄付することができる。東京都港区の「団体応援寄付金」制度の活用だ。NPO法人コンフロントワールド（東京）が、ふるさと納税による支援受付ページを公開した。寄付金はアフリカの子どもたちのためのトイレや衛生環境の改善といった支援活動に役立てられる。

　港区の団体応援寄付金制度は、寄付者が応援したい団体を指定すると、その寄付金の一部を財源として、港区が指定された団体に対して「港区版ふるさと納税制度団体応援補助金」を交付、支援活動を行う仕組み。

　ウガンダなどのアフリカの農村地域で、水衛生や教育支援を中心としたプロジェクトを展開してきたコンフロントワールド。トイレの建設や手洗い場の整備は、子どもたちの健康を守り、学校への通学率を向上させる重要な役割を果たしている。返礼品に目が向きがちなふるさと納税だけれど、こういう寄付も選択肢の一つだ。