本家へのリスペクトがある?ない? 人気歌い手いれいすの『はいよろこんで』歌ってみた動画に賛否
人気歌い手グループ「いれいす」(登録者数110万人)が投稿した、「こっちのけんと」(同63万人)の楽曲『はいよろこんで』の“歌ってみた”動画が賛否を呼んでいます。
MVが1億回以上再生されている「はいよろこんで」
「こっちのけんと」は俳優・菅田将暉の弟としても知られるマルチクリエイターで、今年5月に新曲『はいよろこんで』を配信しました。同曲は「この世界に生きるすべてのいきづらい人」に向け、現代に生きる社会人の躁うつに対してSOSを出すことをコンセプトに作られたものです。アップテンポなメロディーの中で、どこからが「病」なのか、どこまでが「我慢」や「優しさ」なのかを歌い上げたこの曲のMVは、「かねひさ和哉」(同13万人)が手がけたレトロなアニメーションも話題となり、公開から1カ月で1000万回再生を達成。9月末までに1億回再生を突破し、現在の再生回数は約1億3000万回となっています。
大ブレイクしたこっちのけんとは、年末の『第75回NHK紅白歌合戦』初出場が内定したとも報じられています。
いれいすは、2020年に結成された6人組の2.5次元歌い手グループです。結成当初から「歌い手史上最速で武道館ライブを実現する」ことを目標に活動し、今年2月にそれを実現。今年5月にはチャンネル登録者100万人の大台を突破しました。
本家へのリスペクトがある?ない?
そんないれいすが、11月16日に「はいよろこんで」の歌ってみた動画を投稿。動画は、本家のMVと同様のレトロなアニメーションでメンバーを再現しつつ、ところどころアレンジを加えています。
この動画にX上では「メンバーみんなのりのりでかわいすぎるしイラストもめっちゃ動いてて見てて楽しかったです」「歌もとてもかっこよかったです!」「いふさんのボイパやっぱりうますぎます!MVのクオリティも高いしどんどんみんなのレベルが上がってるー!流石すぎます…」と喜びの声が上がる一方で、「本家に寄せることも出来ないの?」「原作者へのリスペクトが足りない」「自分を主張したいなら自分の曲でやれ」といった批判も寄せられることに。
YouTube動画の再生回数は現在8万回ほどですが、いれいすがXに投稿した動画の紹介ポストは1500万回以上表示され、1.2万件もの「いいね」がつくなど大きな反響を呼んでいます。
そして、こうした苦言に対して「歌聴いた感じ別にそんなボロクソ言うほど酷くはない気がするんだけど…」「普通に上手だしよかったと思います」と反論が寄せられるなど、本家に対してリスペクトがあるかどうかユーザー間でも意見が割れる状態となっています。
はいよろこんで / いれいす【歌ってみた】
「・・・ ー ー ー ・・・」https://t.co/39UODE7ocX#いれいす pic.twitter.com/AZDc81FdiX
— いれいす🎲 (@ireisu_info) November 16, 2024
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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