感情のコントロールが苦手な少女と、周囲の大人たちを細やかに見つめたヒューマンドラマ「トラブル・ガール」監督コメント、予告編解禁
ADHD の少女シャオシャオと、彼女を取り巻く人々を繊細かつ現実的に描き出したヒューマンドラマ、「トラブル・ガール」(原題:小曉)が、2025年1月17日(金)よりシネマート新宿他にて公開することが決定。新鋭ジン・ジアフア監督コメント、予告編が解禁された。
主演に抜擢されたのは、「アメリカから来た少女」のオードリー・リン。その母親を演じたのは、「悲しみより、もっと悲しい物語」のアイヴィー・チェン。そして、担任の英語教師ポールを、テレンス・ラウが演じる。
本作は、第60 回金馬奨で6 部門にノミネートされ、オードリー・リンが歴代最年少の12歳で最優秀主演女優賞に輝いたほか、第26 回台北映画祭で最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞を受賞等、各国の映画祭で注目を集めた話題作だ。
〈ジン・ジアフア監督 コメント〉
こんにちは。『小曉』の監督のジン・ジアフアです。
小曉が映画館で日本の皆さんとお会いできるようになり、とても嬉しいです。
小曉は少し気性が荒い子で、彼女が経験していることは、私たちが想像するような幼少期とは異なります。現代の子どもたちに目を向けて、映画館へ来ていただけると嬉しいです。ありがとうございます。
Story
自分だけの世界を持ち、日々を生きる少女、シャオシャオ。学校では、孤立しクラスメートからいじめを受けている。家では、母親から厄介者扱いされ、海外で働く父親は不在がちで、身近な存在でありながら他人のよう。そんな彼女の感情を理解し和らげてくれるのは、担任のポール先生だけだった。
しかし、ある嵐の日、彼女は母親とポールが不倫していることを知ってしまう。シャオシャオは困惑しながらも、複雑な関係に適応しようとするが──
「トラブル・ガール」
監督・脚本:ジン・ジアフア
出演:アイヴィー・チェン、テレンス・ラウ、オードリー・リン
2023 年/台湾/ビスタ/5.1ch/103 分/中国語、英語/原題:小曉/字幕:古川 裕/字幕協力: 大阪アジアン映画祭/配給:ライツキューブ
©2023 寓言工作室 華文創 華映娛樂 得利影視 影響原創 承達投資
記事提供元:キネマ旬報WEB
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。