政田夢乃が再び首位発進 初シードに向け「自分のゴルフを貫くだけ」
<大王製紙エリエールレディス 初日◇14日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>
メルセデス・ランキング61位とシード獲得がかかるルーキーの政田夢乃が5連続バーディを含む、7バーディ・1ボギーの「65」で回り首位タイ発進を決めた。
7つのバーディを量産するも唯一となる17番のボギーを悔やんだ。「17番はバーディホールですが、突っ込み過ぎてボギーにしてしまったことが悔しい」。それでも「全体的にショットがよくて、たくさんバーディチャンスに付けられたのでいい一日だったと思います」と振り返った。
先週の「伊藤園レディス」も初日に『64』と爆発し単独首位発進を決めた。2日目以降はオーバーパーを叩き結果は20位タイ。「悔しかったですが、今週はその経験を活かして、しっかりアンダーパーで回ることが目標」。初日の好結果を2日目以降も繋げていくことが今週の課題だ。
その、先週の大会では「パターが入らなかったので、ショットのブレがあった」ことが崩れた要因。今週はそこも改善し「もう少しパターが入ればあと3つくらいは行けたと思う」とまだまだ余力を感じる『65』。初優勝への期待は膨らむばかりだ。
そして、政田にとってシード権争いにおいても重要な一戦。来季のフルシード権を得る条件は、メルセデス・ランキング(MR)で50位以内に入ること。そして“準シード”ともいわれる前半戦の出場権は51~55位以内の選手に与えられる。現在、349.24ptで61位につけているが、「あまり気にしていない。優勝する以外にはちょっと厳しいかなという感じがするので。ひたすら自分のゴルフをするだけ」。現在、50位の木戸愛まで83.97pt差で、 82.5ptが得られる6位以上が目指す位置となるが、まずは目の前のプレーに集中していくことを大切にする。
先週に続き再び初日を首位で終えた政田にとって、この結果は自信になるはず。「始まるまでは不安でしたが、2日目も気を抜かずに頑張りたい」。ルーキーは初シード、そして初優勝に向けて歩みを進めていく。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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