職場は富士山九合目!「就活から逃げた」「世界を放浪…」アルバイト12人の山荘物語:富士山物語2024
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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11月10日(日)に放送した、日曜ビッグバラエティ「富士山物語2024 天空で出会った富士山を愛する人たち」。
「テレ東プラス」は、「富士登山者たちのオアシスを守る!ひと夏の山荘物語」の内容を紹介する。
【動画】職場は富士山九合目!「就活から逃げた」バイト12人の山荘物語…まさかのピンチが発生!
山開きの7月中旬〜閉山の9月上旬まで、約2カ月間だけ営業している「万年雪山荘」。「富士宮ルート」の九合目に位置し、その標高は3,460メートル! 疲労困憊の登山者にとっては、オアシスのような存在だ。
主に食堂と宿泊棟に分かれており、宿泊棟の収容人数は250人。客室は寝袋が敷かれた空間で相部屋。富士山の登山客数は年々増加傾向にあり、20万人以上訪れる登山客の寝床を確保するため、ピーク時の相部屋は当たり前なのだ。
2カ月間、社長と12人の個性派アルバイトが山小屋を切り盛りするが、その仕事は超ハード! 夕方になると宿泊客が一気に押し寄せ、受付は大忙し。夕食をとる宿泊客で食堂は満員になる。
山小屋メシはほぼレトルトで、メニューは全20種類。山荘での食事は、翌朝山頂に向かう登山者にとって貴重な栄養源だ。
消灯は夜8時。宿にしては早すぎる消灯時間だが、これには理由が。「万年雪山荘」の宿泊客は早朝の”御来光”が目当てで、深夜2時半頃には山小屋を出発する。宿泊客に弁当を用意して送り出すため、必然的に消灯時間も早くなるのだ。
深夜0時、キッチンで怒濤の弁当作りが始まる。食堂は深夜1時のオープンと同時に大盛況で、お腹を満たした宿泊客は次々と山頂へ向かう。
山小屋バイトのシフトは、深夜組と早朝組の交代制。スタッフの部屋は約2畳で、ここで2カ月間、生活する。
バイトのムードメーカー・ミチヨシさん(22)は、今年3月に大学を卒業したばかりで、「せっかくなら面白いことがしたい!」と、ここで働くことに。就職活動はせず、「逃げたみたいな感じ」と笑うミチヨシさん。「(バイトスタッフは)世間一般的に見るとちょっとレールを外れていて面白い人たちが集まっている。生活していて楽しい」と語る。
今年、バイトスタッフのまかないを担当するのがケンさん(26)だ。ケンさんが手間暇かけて作るまかないは本格的で、スタッフに大好評!
実はケンさんはフランス料理のシェフで、「あと2年で28歳。そうなると海外は厳しくなるので、このタイミングでフランスに行こうかなと。ここの給料を握りしめて、そのままフランスに」と目を輝かせる。
「万年雪山荘」の日給は13,000円(※取材当時)。2カ月働けば約80万円稼げるので、海外に行くための資金集めで応募する人も多いそう。前出のヨシミチさんも、イギリスに行く資金を貯めるため、山小屋で働いている。
バイトスタッフを束ねるのが、最年長のフミさん(46)だ。若手の良い兄貴分で、団体や個人の客室を振り分ける司令塔的存在。10年前、既存の生活スタイルをやめて、海外でどれだけ長く過ごせるかを考えた結果、季節労働の道を選択した。
1年の半分は世界を放浪。さらに北海道で鮭をさばいたり、小豆島でオリーブを収穫したりしているが、毎年開山のタイミングで帰ってくるそうで、「万年雪山荘」のバイトは10回目! その魅力は景色の良さで、「富士山には1つとして同じ景色はない」と語る。
フミさんの教育方針は、「新人を褒めて伸ばす」こと。「Z世代は怒ってはいけない」とネットに書いてあったそうで、「軍隊みたいなやり方だと、みんなやる気をなくしちゃうから。気遣いながら仕事していかないと」と話す。
ベテランスタッフの中には、フミさんの他にも旅人が。
バイト6年目のユカさんは、愛車のバンで全国を旅しながら、YouTubeで旅の魅力や山小屋バイトの生活を発信する”旅人クリエイター”。「家は持っていない。自分の車にいっさいがっさい入れて、行きたいところに行く。お金がなくなったら、畑とか手伝って稼ぐ」と話してくれた。
そんな「万年雪山荘」で、大ピンチが発生! お盆に想定以上の登山客がやって来たため、飲料水の在庫がゼロに…一体どうする!? 続きはぜひ、「TVer」、「ネットもテレ東」で!
「テレ東プラス」は、「富士登山者たちのオアシスを守る!ひと夏の山荘物語」の内容を紹介する。
【動画】職場は富士山九合目!「就活から逃げた」バイト12人の山荘物語…まさかのピンチが発生!
山開きの7月中旬〜閉山の9月上旬まで、約2カ月間だけ営業している「万年雪山荘」。「富士宮ルート」の九合目に位置し、その標高は3,460メートル! 疲労困憊の登山者にとっては、オアシスのような存在だ。
主に食堂と宿泊棟に分かれており、宿泊棟の収容人数は250人。客室は寝袋が敷かれた空間で相部屋。富士山の登山客数は年々増加傾向にあり、20万人以上訪れる登山客の寝床を確保するため、ピーク時の相部屋は当たり前なのだ。
2カ月間、社長と12人の個性派アルバイトが山小屋を切り盛りするが、その仕事は超ハード! 夕方になると宿泊客が一気に押し寄せ、受付は大忙し。夕食をとる宿泊客で食堂は満員になる。
山小屋メシはほぼレトルトで、メニューは全20種類。山荘での食事は、翌朝山頂に向かう登山者にとって貴重な栄養源だ。
消灯は夜8時。宿にしては早すぎる消灯時間だが、これには理由が。「万年雪山荘」の宿泊客は早朝の”御来光”が目当てで、深夜2時半頃には山小屋を出発する。宿泊客に弁当を用意して送り出すため、必然的に消灯時間も早くなるのだ。
深夜0時、キッチンで怒濤の弁当作りが始まる。食堂は深夜1時のオープンと同時に大盛況で、お腹を満たした宿泊客は次々と山頂へ向かう。
山小屋バイトのシフトは、深夜組と早朝組の交代制。スタッフの部屋は約2畳で、ここで2カ月間、生活する。
バイトのムードメーカー・ミチヨシさん(22)は、今年3月に大学を卒業したばかりで、「せっかくなら面白いことがしたい!」と、ここで働くことに。就職活動はせず、「逃げたみたいな感じ」と笑うミチヨシさん。「(バイトスタッフは)世間一般的に見るとちょっとレールを外れていて面白い人たちが集まっている。生活していて楽しい」と語る。
今年、バイトスタッフのまかないを担当するのがケンさん(26)だ。ケンさんが手間暇かけて作るまかないは本格的で、スタッフに大好評!
実はケンさんはフランス料理のシェフで、「あと2年で28歳。そうなると海外は厳しくなるので、このタイミングでフランスに行こうかなと。ここの給料を握りしめて、そのままフランスに」と目を輝かせる。
「万年雪山荘」の日給は13,000円(※取材当時)。2カ月働けば約80万円稼げるので、海外に行くための資金集めで応募する人も多いそう。前出のヨシミチさんも、イギリスに行く資金を貯めるため、山小屋で働いている。
バイトスタッフを束ねるのが、最年長のフミさん(46)だ。若手の良い兄貴分で、団体や個人の客室を振り分ける司令塔的存在。10年前、既存の生活スタイルをやめて、海外でどれだけ長く過ごせるかを考えた結果、季節労働の道を選択した。
1年の半分は世界を放浪。さらに北海道で鮭をさばいたり、小豆島でオリーブを収穫したりしているが、毎年開山のタイミングで帰ってくるそうで、「万年雪山荘」のバイトは10回目! その魅力は景色の良さで、「富士山には1つとして同じ景色はない」と語る。
フミさんの教育方針は、「新人を褒めて伸ばす」こと。「Z世代は怒ってはいけない」とネットに書いてあったそうで、「軍隊みたいなやり方だと、みんなやる気をなくしちゃうから。気遣いながら仕事していかないと」と話す。
ベテランスタッフの中には、フミさんの他にも旅人が。
バイト6年目のユカさんは、愛車のバンで全国を旅しながら、YouTubeで旅の魅力や山小屋バイトの生活を発信する”旅人クリエイター”。「家は持っていない。自分の車にいっさいがっさい入れて、行きたいところに行く。お金がなくなったら、畑とか手伝って稼ぐ」と話してくれた。
そんな「万年雪山荘」で、大ピンチが発生! お盆に想定以上の登山客がやって来たため、飲料水の在庫がゼロに…一体どうする!? 続きはぜひ、「TVer」、「ネットもテレ東」で!
記事提供元:テレ東プラス
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