ローソク? ヒゲ? 知るとちょっと面白い、株価チャートはこう見る!【ゴルフ資金作り】
プレー回数を増やし、老後のゴルフ資金も貯めたいと考えている編集者K。投資中級者を目指して勉強中だが、株価チャートで見かける四角に線が生えたマークにはどんな意味があるのか疑問を持つ。そこで、信頼を置く美人トレーダーの若林史江さんに話を聞いた。
――今回は、老後のゴルフ資金獲得のためにもチャートの見方を教えて下さい。
では、テクニカル分析の勉強をしましょう。過去の値動きをチャートで表すことで、それまでの傾向を把握して、今後の株価や為替の動きを予想する方法です。過去の類似パターンに当てはめて、予測の参考にします。
――それがチャートなんですね。面白そう!
では説明しましょう。チャートに表示されているのが「ローソク足」です。ローソク足の四角形は「始値(はじめね)」と「終値(おわりね)」を表しています。その上下から伸びる「ヒゲ( 影・かげ)」と呼ばれる部分が「高値」「安値」を表しています。
――1本のローソク足で、4つの価格が読めるわけか。
そうです。それで「始値より終値の方が高かった場合」のローソク足を「陽線」(白色)、「始値より終値の方が安かった場合」のローソク足を「陰線」(黒色)と呼びます。
――なるほど。
実際のチャートの中で「陽線」か「陰線」か、「上ヒゲ」か「下ヒゲ」かによって、意味が違ってきます。
――それは面白いですね。参考になりそうです。
チャートでは、一般的に日足(1日)、週足(1週間)、月足(1か月)でそれぞれの期間の値動きを確認できます。上昇トレンドの中で長い上ヒゲになるのは、上昇トレンドに乗って勢い余って上がったけど結局は押されてしまって、買いと売りが転換したことになります。また、株価が上がったのに売り圧力に負けて陰線になったら、売りの勢いと買いの勢いが逆転したことになり、一時的に売るタイミングになる可能性があります。上げ相場の中の上ヒゲは売りシグナル、下げ相場の中の下ヒゲは買いシグナルとなります。
――へ~、すごいですね!
他にシンプルでポピュラーな方法が移動平均線の分析です。5日移動平均線と25日移動平均線が一般的で、基本的には移動平均線が上向きなら上昇トレンド。逆に、下向きなら下落トレンドなんです。
――なるほど、そうなのか。
また、5日移動平均線が25日移動平均線を上から下に交差したときはデッドクロスといって売りシグナル。株価が急激に下がっていろんなものが崩れたことになります。逆に、5日移動平均線が25日移動平均線を下から上に交差したときは、ゴールデンクロスといって、買いシグナルになります。
――わかりました! チャートをチェックしながら、老後のゴルフライフを充実させたいと思います!
【覚えておきたい用語】
■チャート
上記の「ローソク足チャート」のほか、終値のみをつなげたシンプルな「ラインチャート」、高値・安値・終値の3本値の推移を示す「バーチャート」などがある。
■ローソク足
1日の株価の値動き(始値、終値、高値、安値)を1本のローソクの形で表現したもの。ヒゲは高値と安値の部分を結び値幅を示したもの。
■移動平均線
一定期間の価格(通常は終値)の平均を結んだもの。移動平均線は、上向きなら上昇トレンド、下向きなら下落トレンドのように、相場のトレンドを一目で読み取れるため、初心者にも扱いやすい。
解説/若林史江
20歳で株式投資を始めた元祖・美人トレーダー。近著に『証券口座の開き方から教えます! 投資の学校 1年生1学期』(宝島社)。TOKYO MX『5時に夢中!』出演中。ゴルフ歴23年、ベストスコア76。
(構成/日本ゴルフジャーナリスト協会会長・小川 朗)
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