オシャレ番長・河本結が“三菱電機”ウェアで好発進 ピアスから靴下まで並々ならぬこだわり
<樋口久子 三菱電機レディス 初日◇25日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>
8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」で5年ぶりにツアー2勝目を挙げた河本結。そこで世界ランキングを上げて、聖地・セントアンドリュースで行われた海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)に出場するなど充実の“夏”を過ごした。
しかし、その全英で“胃腸炎”を発症。それが治ると、今度は9月の「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権」で“扁桃炎”。さらに、10月の「スタンレーレディスホンダ」が終わった日曜日には“気管支炎”。体調が整わない時期が続いた。「優勝をしてから体調を崩したりして、万全っていう状態で試合に挑めなかったので、そこはすごく反省しています」。
気管支炎も癒えて、万全の体調で挑む今大会。初日は7バーディ・2ボギーの「67」、首位とは2打差の4位タイでプレーを終えた。「パターを結構入念に練習して、ほんとにいいラインはしっかり決め切ることができましたし、いいタッチで1日を終えられたのでよかったなと思います」と笑顔で好発進を振り返った。
そして河本といえば毎週、鮮やかなウェアを着てトーナメントに華を添えている。この日は、赤と白を基調としたウェアを着用。大会特別協賛の三菱電機株式会社のカラーに合わせたコーディネートで登場した。「これは自分のチョイスです!」とさすがのこだわりだ。
24日(木)のプロアマ戦では、胸元にディズニーのシンボルキャラクターである“ミッキーマウス”をあしらったウェアを着用した。「服は、その試合の倍の数を持ってきて、それに合わせて毎週ピアスを変えています。靴下もきょうは、3種類ぐらい持っていて、鏡を見て決めるっていう感じです。靴下のポイントとかはほどんど見られないけど、 私は大事だと思ってるから細かいポイントまでこだわっています」。ゴルフ界きっての“オシャレ番長”は、並々ならぬこだわりを持っている。
シーズンも最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を入れて、残り5試合。「やっと万全の状態で迎えることができたので、今週は自分も気合を入れてやっていかなきゃいけないなって思っている」。ツアー3勝目に向けて、2日目も『オシャレ』にスコアを伸ばしていく。(文・神吉孝昌)
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