伊達博物館で城めぐり 宇和島城の変遷を知る
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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愛媛県の宇和島城は、日本に12棟しかない現存天守の一つ。藩政期には仙台藩祖伊達政宗の長男、秀宗を宇和島藩祖とする宇和島伊達家9代の居城だったところだ。今年開館50周年を迎えた宇和島市立伊達博物館は、開館以来初の「宇和島城」をテーマにした特別展、「城つなぐ-藤堂高虎と伊達の宇和島城×天下人と四国の城郭-」(宇和島市役所)を10月12日~12月2日に開催する。
第1展示室では、築城の名手藤堂高虎との関係や、現存天守が形づくられた宇和島藩2代藩主伊達宗利の時代にまつわる資料や絵図などを展示、現在に至るまでの宇和島城の変遷をひもとく。第2展示室では、豊臣秀吉や徳川家康、そして彼らが手がけた伏見城などの城郭に関連する資料を通して当時の城・天守の様相やあり方とともに、宇和島藩祖伊達秀宗の波乱万丈な歩みをたどる。
そして第3展示室では、松山城、丸亀城、高知城と宇和島城の四国現存天守めぐりを。日本に現存する12棟の天守のうち4棟が四国にあり、うち2棟は愛媛県。城ゆかりの名宝とともに、各城主と宇和島城主とのつながりも紹介する。
開催時間は9時~17時(最終受け付けは16時30分)。観覧料は大人500円、65歳以上400円、大学生400円、高校生以下無料。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳保持者(介助者1人を含む)は無料。

記事提供元:オーヴォ(OvO)
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