震災で妹を失った小学生と父親 現実に向き合う姿を描く 「僕のなかのブラウニー」公開決定
更新日:
映画「明日の記憶」で第30回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した三浦有為子が脚本を担当した「僕のなかのブラウニー」が、2025年1月3日より劇場公開されることが決まった。 「僕のなかのブラウニー」は、震災で妹を失った1人の小学生とその父親が、どう現実に向き合い、今を生きていくのかを、温かいまなざしで・・・
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。

映画「明日の記憶」で第30回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した三浦有為子が脚本を担当した「僕のなかのブラウニー」が、2025年1月3日より劇場公開されることが決まった。
「僕のなかのブラウニー」は、震災で妹を失った1人の小学生とその父親が、どう現実に向き合い、今を生きていくのかを、温かいまなざしで描いたヒューマンドラマ。数年前の震災で妹を失った森本和樹は小学5年生。ラーメン店を経営するシングルファーザーの葉介とともに、新天地に越してきたものの、学校や周囲にうまくなじめないでいる。そんな中、父親の葉介は、「妹は『ブラウニー』という妖精にさらわれただけで、本当は亡くなっていない」と学校で言っていたことを担任教師から知らされる。ブラウニーを探し始める和樹を、クラスメイトの和泉東子が気にかけ、手伝うことになる。
三浦有為子が東日本大震災後に感じたことをストーリーに仕上げた完全オリジナル脚本で、これまで、障がいやヤングケアラー、学校内のジェンダー問題など、「子どもと社会問題」を題材に、数々の短編映画を制作してきた相馬雄太監督がメガホンをとる。和樹役を、「仮面ライダーガヴ」などに出演する平野絢規が務める。シングルファーザー・葉介役をアキラ100%、和樹の同級生の少女・東子の親族で翻訳家の和泉大輔役を田口淳之介が演じる。和樹を気にかけ、ブラウニー探しの手伝いをする田口が演じる役柄は、本作のキーパーソンとなっている。

【作品情報】
僕のなかのブラウニー
2025年1月3日(金) より、池袋シネマ・ロサにてロードショー
配給:夢何生
©僕のなかのブラウニー
記事提供元:映画スクエア
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。