ひろゆき、日本縦断「賠償金支払い旅」の開始が決定 判決持つ人には全員支払う予定
「2ちゃんねる」開設者の「ひろゆき」(登録者数158万人)が「賠償金支払い旅」をスタートすることを発表しました。
「ひろゆきの賠償金支払い旅」を実施
ひろゆきは巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」(現・5ちゃんねる)で、誹謗中傷の書き込みを放置した管理者責任を問う裁判を多数抱え、総額で30億円以上の損害賠償金の支払いを裁判所から命じられたと言われています。しかし、ひろゆき本人は2ちゃんねる発の小説『電車男』の印税60万円ほどを差し押さえられた以外は「一切支払っていない」と説明。30億円という数字は累積金額であり、裁判所から数十億円の支払いを命じられたことはないと語っています。そして、「10年経つと時効だからゼロになる。払うより10年逃げ切った方が得」などと公言していました。
10月7日に「ReHacQ」(同101万人)がチャンネル登録者100万人突破を記念しておこなったYouTube生配信で、「今後やっていくこと」と題して「ひろゆき!賠償金返却の旅」を実施予定だと発表。ReHacQを運営する株式会社tonariの代表取締役を務める高橋弘樹は、かつて自身が制作統括を務めていた「日経テレ東大学」時代からずっとやりたかった企画だと語ります。
時効になった賠償金も支払う
当時からひろゆきに支払う意志があったため、高橋は「だったら返しちゃえば?」と思っていたのだとか。10月末から11月にかけて、できるだけ日本を縦断しつつ賠償金の支払いを求める人達を集めて支払うと説明します。ひろゆきも「『ここに来てください』っていうの発表するんで、判決持ってる人集まってください」と呼びかけます。そして、本物の判決をもっている人には全員に賠償金を支払うことを約束します。高橋も、なるべく高等裁判所の所在都市を回っていく予定だとしたうえでtonariのウェブサイトにある問い合わせフォームからその旨を送ってほしいとしています。その後ひろゆきから「厳密には『返す』じゃないんですけどね」と指摘され、「ひろゆき!賠償金支払いの旅」と企画名が訂正されました。
ひろゆきはこの企画を行う理由として、「(賠償金支払いを求めて)来るのかなっていうのを知りたい」と語ります。これまでXで呼びかけても誰も連絡を送ってこなかったそうですが、「3人くらいは来るかな?」と予想しています。また、時効が過ぎた賠償金についても支払う意向を示しています。
その後高橋は自身のXでも「ReHacQ特番『ひろゆきの賠償金支払い旅』を10月下旬〜11月上旬にかけて行いたいと思います」と告知。「日本全国を旅しながら、ご連絡があり把握できた賠償金を支払う予定です」「また、その旅の過程で日本全国で様々な場所をおとずれたいと思います」としています。
というわけでReHacQ特番「ひろゆきの賠償金支払い旅」を10月下旬〜11月上旬にかけて行いたいと思います。
ひろゆきさん、時効も含めてお支払いするとの事でした。… pic.twitter.com/dcXKR8k8BT
— 高橋弘樹 (@takahashi_ntu) October 8, 2024
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。