【PR】光の色で大きく変わる?「LED電球プレミアX」のシーン別おすすめの使い方
照明は部屋の明るさだけでなく、雰囲気や快適性を左右するアイテムの一つですが、みなさんはどのように選んでいますか? カラーコンサルタントの松本さんがイチオシするパナソニックのLED電球「プレミアX」は、快適な空間を演出するための技術が詰め込まれた逸品なのだそう。その魅力を詳しく解説してもらいました!(提供:パナソニック株式会社)
色は照明の光によって違って見える
白色光(上)と電球色(下)で色鉛筆を見比べると見え方が大きく異なる
みなさんは、「あかりによって色の見え方が変わる」ということを意識されたことがあるでしょうか。上の写真は、白色光(上)と電球色(下)で色鉛筆を撮影したものです。電球色のもとではまるでフィルターを通したように、全体がオレンジみを帯びていて、特に淡い色や暗い色の違いを見分けるのは困難です。
たとえば、購入したコスメや服を自宅で開封したら、店舗やオンラインショップで見たときと、色が違って見えた……というような場合、あかりの色が原因になっていることがあります。
私はカラーコンサルタントとして活動していますが、色を見るときは、どのようなあかりで照らされているのかを確認するようにしています。1996年、白色LEDが開発され、白熱電球や蛍光灯にかわる新しいあかりとして、LED照明が普及するようになりました。生活シーンや気分に合わせて、明るさや光の色を操作できる調光調色機能を備えた照明器具が登場するなど、LEDは技術革新が目覚ましい領域です。そのため私も、照明コンサルタントの資格を取得し、新しい知見を得られるように努めています。
今回ご紹介するパナソニックの「LED電球プレミアX」は、次の3つの点が画期的です。
1.「260°の配広角」なので、明るいのにまぶしくない
2.使い勝手のよい光色「温白色(3500K)」
3.「平均演色評価数Ra90」なので、自然光のように色鮮やか
この3点を順番に見ながら、
◆服選びやメイクに適した光色は?
◆プレミアXで料理を撮影すると……
◆オンライン会議に最適な光色は?
といった使用シーンのポイントについて解説していきます。
まぶしくないLED電球「プレミアX」
従来の「プレミア」と比べ「プレミアX」は、自然光のような色鮮やかさを実現
白熱電球は全方向に光が広がるので、空間全体を明るく照らします。一方でLEDの光は、一方向に進む性質があります。LEDを空間の照明に用いるためには、光を拡散させることが技術的な課題のひとつでした。
従来のLED電球は、光が拡散する配光角が狭く、廊下やトイレ、洗面所など手元、足元にあかりが必要な場所には下方向タイプ(約140°)を、ダイニングや玄関など四隅まで明るく照らしたい場所には広配光タイプ(約180°)を設置するのが一般的でした。パナソニックのプレミアXは、配光角が260°と広い全方向タイプなので、白熱電球に近い光の広がりをもっています。
暗すぎず、眩しすぎず、空間全体を照らしてくれる
我が家の折り返し階段に設置している3灯型のペンダントライトに取り付けたところ、天井や壁に当たった光が反射して明るさ感が増し、空間全体が柔らかい光で包まれるように感じました。
シャンデリアなど、電球を上向きに取り付けるタイプもあります。プレミアXなら配光角が広いので、白熱電球に近い光の広がりと明るさを感じられるでしょう。
プレミアXにはあかりの色が4種類
左から電球色、温白色、昼白色、昼光色
ちなみに()内の数字は、「色温度」といって、光源が放つ光の色を数値で表したもので、ケルビン(K)という単位が用いられます。
太陽の光は、日の出や日の入りは2500K程度で、正午は5300K程度というように、時間のうつろいとともに光色が変化します。色温度が低いほど、あたたかみのある光色となり、色温度が高くなるにつれて、青白い光色となります。
室内のあかりも、太陽の光のように明るさや光色を変化させると、快適さが増します。そのため、リビング、ダイニング、寝室などには、調光調色機能を備えた照明器具を設置するご家庭も増えてきました。
プレミアXは、照明器具をまるごと交換することなく、今お持ちの器具の電球を取り替えるだけで、気軽に雰囲気を変えることができます。
4灯ソケットに設置した様子。右上から時計回りに、昼白色、昼光色、電球色、温白色
プレミアXの4つの光色の違いを見ていきましょう。
左下の電球色(2700K)は、オレンジみを帯びていて、左上の温白色(3500K)は、黄みを帯びています。
右上の昼白色(5000K)と右下の昼光色(6500K)は、どちらも白色ですが、昼光色は青白く見えます。
左側は暖色、右側は白色というように、2つのグループに分類することができます。
次に、プレミアXをペンダントライトに取り付けた空間の様子を比較してみましょう。
折り返し階段に4種類の電球を設置
左下の電球色(2700K)は、まるでフィルターをかけたように、壁や天井もオレンジみを帯びています。左上の温白色(3500K)と右上の昼白色(5000K)と右下の昼光色(6500K)は、やや色みが異なるものの、壁や天井は白いままです。
温白色が放つ光は暖色系ですが、空間を照らしてみると白色系になる、ちょっと不思議な光色なんです。
日本の住宅では、玄関、廊下、階段、洗面所、浴室、トイレなどは、北側に配置されることが多いため、あたたかみのある電球色を設置するご家庭が多いようです。温白色、昼白色、昼光色の違いは写真ではそれほど大差ないように感じられるかもしれませんが、それぞれ異なる特徴を備えています。
温白色は夕食後のだんらんのひとときを過ごすリビングなどに適しています。昼白色は爽やかで活気のある空間を演出する反面、日没後のくつろぎの時間にはやや不向きです。青白い昼光色は、文字が読みやすく、集中して取り組みたい勉強時間や読書する場所に適しています。受験生の勉強部屋やワークスペースのあかりには適していますが、集中モードが抜けきれず、くつろぎにくいといった難点があります。
四季の変化のある日本では、真夏は電球色のオレンジ色が暑苦しく感じられることもあります。昼白色は明るさ感が増しますが、真冬は冷え冷えと感じられることもあります。光色と体感温度については個人差もありますが、私は四季を通じて快適な空間に演出したいと考え、階段のペンダントランプは、プレミアXの温白色に取り替えました。
服選びやメイクに適した光色は?
電球色は日没後のくつろぎの時間に適しているため、ダイニングや寝室のあかりとしても親しまれています。電球色のもとでは、フィルターをかけたようにオレンジみを帯びて見えるので、料理はおいしそうに見えますが、服を選んだり、メイクをするのには不向きです。
温白色は電球色と違って、室内が色みを帯びないので、クローゼットの中やドレッサーを設置しているお部屋にも適してします。電球色を自然な光色の温白色に付け替えるだけで、メイクをしたり、服を選んだりするのが快適になります。
右上から時計回りに、昼白色、昼光色、電球色、温白色
コスメの色の見え方の違いを見ていきましょう。
色の見え方が最も自然なのは、昼の太陽の光に近い昼白色(右上)です。昼光色(右下)も自然な見え方ですが、やや青みを帯びています。温白色(左上)はやや黄みを帯びていますが、電球色(左下)よりも自然な見え方となっています。
ここでは、光色の影響が強く出るように、プレミアXを1メートルくらいの高さに設定して撮影しました。実際のお部屋では、シーリングライトなどに取り付けるので、ここまで顕著な違いは感じられないと思います。
ただ、寝室にクローゼットがあったり、ドレッサーを置いているご家庭は、電球色を温白色に変えると、色の見え方が自然で、服選びやメイクの時間が快適になります。
写真や動画を美しく撮影する高い「演色性」
衣食住のカラーコーディネートを解説するために、自分で写真を撮影することがありますが、そこでもプレミアXが役立ちます。自然光の方がきれいな写真を撮れるので、なるべく屋外で撮影するようにしていますが、室内で撮影するときは、プレミアXを撮影用ライトスタンド(4灯ソケット)に取り付けて活用しています。
屋外で撮影した写真が美しいのは、明るさと演色性が要因です。演色性とは、照明に照らされた物の色の見え方のことで、平均演色評価数(Ra)という指標を用います。100に近いほど、本来の自然の色を出せる性質が高くなるため、美術館や手術室などでは、Ra90以上が推奨されています。従来品のプレミアはRa84でしたが、プレミアXはRa90。美術館や手術室などで使われる照明と同程度の、高い水準となったわけです。
Ra84とRa90の違いは、赤の発色と再現性です。赤みが濃く鮮やかになり、自然光に近い色鮮やかな見え方を忠実に再現します。プレミアXに変えることで、従来は黄みを帯びて見えた肌色の本来の血色感が再現されるのです。
Ra90のプレミアX(左)とRa70の蛍光ランプ(右)を比較(どちらも昼白色)
Ra90のプレミアX(左)で撮影した写真とRa70の蛍光ランプ(右)で撮影した写真を比較してみましょう。Ra70の蛍光ランプの方は肌が黄色くくすんでいますが、Ra90のプレミアXの方はネイルの赤が濃く鮮やかに、肌の血色もよく、全体的に色鮮やかに見えますよね。これは、実際よりも美しく見えるように加工しているのではなく、自然光と同じような見え方になっているため。実は、Ra70で見える色は自然な色ではなかったのです。
このように、Raの数値の高いプレミアXを使えば、本来の自然な色あいが再現されます。今回はネイルをした手の写真で比較しましたが、顔色やメイクの色も同じように、自然な見え方となります。服の色も屋外で撮影したときと同じようにきれいに再現されるので、ファッションのコーディネート写真の撮影も、室内で行うことが増えました。
プレミアXで料理を撮影すると……
Ra90のプレミアXを使って、さまざまなシチュエーションで撮影をしてみて、あかりの色の常識がかわってくるのではないかと感じています。
演色性が高いため彩りのある料理も鮮やかに撮影できる
料理を撮影した写真を比較してみましょう。
白いプレートに、レタス(緑)、トレビス(紫)、トマト(赤)、モッツァレラチーズ(白)、鴨肉のロースト(ピンク)などを盛り付けました。プレートの下には、イエローのクロスを敷いています。光色の影響が強く出るように、プレミアXを1.5mくらいの高さに設定して撮影しました。
光色の違いが最も大きい、さわやかな昼光色(6500K)と暖かみのある電球色(2700K)で撮影した写真を上下に並べてみました。
まず、クロスの色を比較しましょう。昼光色(上)はすっきりとしたイエロー、電球色(下)はわずかにオレンジみを帯びたイエローに見えます。
次に、プレートやモッツァレラチーズの白い部分を比較しましょう。昼光色(上)はわずかに青みを帯びていて、電球色(下)はわずかにオレンジみを帯びています。
レタス(緑)やトレビス(紫)はどうでしょうか?電球色(下)はフィルターを通したように、わずかにオレンジみを帯びています。昼光色(上)の方がフレッシュな印象を受けるのではないでしょうか?
トマトを比較してみましょう。電球色(下)の方が赤みが強いですが、昼光色(上)もしっかりと赤みが出ていて、美味しそうです。
鴨肉を比較してみましょう。鴨肉のローストはジューシーな赤身(ピンク)と口溶けの良い脂身(白)のコントラストが、視覚的な美味しさを演出します。昼光色(上)はコントラストが鮮明で、さっぱりとした口当たりを連想します。電球色(下)の方は鴨肉の断面がオレンジみを帯びています。赤身と脂身のコントラストが曖昧になり、こってりとコクのある旨みが感じられるのではないでしょうか。
一般的に、お料理をおいしそうに見せるのは電球色といわれますが、プレミアXは青白い昼光色で撮影しても赤みがきれいに再現されます。実際に撮影を繰り返してみて、Ra90が映し出す色の鮮やかさに感動しました。
最後に写真全体を比較してみましょう。昼光色(上)はランチタイムのテラス席のような爽やかな雰囲気に、電球色(下)はディナーのような落ち着いたムードが感じられるのではないでしょうか?このように、演色性の高さを生かしながら、光色を使い分けると、撮影もより楽しくなります。演色性の高いあかりが普及すると、ダイニングのあかりの色も変わっていくのかもしれません。
オンライン会議に最適な光色は?
オンライン会議ではリングライトの代わりに撮影用のライトスタンドを使用している。左が電球色で右が昼光色
オンライン会議などで、映像を通してコミュニケーションをとる機会が増え、調光調色機能を備えたLEDリングライトが急速に普及しています。演色性についてもRa90以上を掲げる製品も増えていますが、実際に平均演色評価数を測定してみると、Ra90未満という製品もあるそうです。外国のメーカーだからといって、品質に問題があるという時代ではなくなってきていますが、信頼がおけるかどうかという点では、プレミアXに軍配が上がります。そのため、今のところリングライトは導入せずに、オンライン会議でもプレミアXを活用しています。
カラーコンサルタントとして、講演などにおいては自身の顔色やコーディネートがきれいに見えるように心がけています。演色性に優れたプレミアXを使うことで、自信を持ってオンライン会議にのぞむことができます。
会議や講演では、主に昼白色や昼光色のすっきりとした光色を使います。在宅ワークでの会議などが多い方は、よりあかるい印象を与える昼光色がおすすめです。オンライン飲み会はアフター5に開催されるので、温白色や電球色に付け替えて、雰囲気の違いを楽しんでいます。
画面に映し出される映像は小さいですが、光色の異なるライトに付け替えると、空間の色や雰囲気はがらりとかわります。昼白色や昼光色は集中して仕事を進めたいとき、温白色や電球色はリラックスしたいときにおすすめです。私自身も光を浴びるので、心身のオンとオフの切り替えにも役立っています。
みなさんも、あかりを上手に変化させて、快適な空間づくりを楽しんでみてください。
DATA
パナソニック|LED電球 プレミアX(60形)
口金:E26
外形:55mm
長さ:98mm
質量:77g
明るさ:810ルーメン
演色性:Ra90
光色:電球色、温白色、昼白色、昼光色
消費電力:7.4W(電球色、温白色)、7.3W(昼白色、昼光色)
※40形もございます
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。