フレンチプレスとドリップのいいとこ取り!「クレバー」でコーヒーライフが楽しく
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コーヒーライフコーディネーターのCOFFEE SAMURAIさんがおすすめしてくれたのは、フレンチプレスのように分解掃除が面倒ではなく、ハンドドリップのようにお湯を注ぐ技術がいらない「クレバー」。誰でも手軽に美味しいコーヒーが淹れられる便利アイテムなんだとか!
イチオシスト:COFFEE SAMURAI
コーヒーライフコーディネーター/コーヒー系YouTuber
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フレンチプレスとハンドドリップのいいとこ取りができる「クレバー」。使い方も簡単なのでコーヒーライフがもっと楽しくなる
ペーパーフィルターとコーヒー粉をセットし、お湯を注いで撹拌。約4分間待ってカップまたはサーバーの上にクレバーを置くと、「弁」が開いて抽出されたコーヒーが注がれます。
コーヒーをお湯に浸して、茶葉のように時間をかけて抽出
お湯を入れたあと少し混ぜるのがポイント。ハンドドリップのようにスキルがなくても合格点のコーヒーが淹れられる
はじめにペーパーフィルターをセットして、コーヒー粉を入れ、お湯を注ぎます。ところが一般のドリッパーと違って、そのままお湯が落ちずにコーヒー粉がお湯に溜まっている状態がキープされます。スプーンで撹拌しつつ4分間ほど漬けておき、その後、コーヒーカップまたはサーバーの上にクレバーを乗せると弁が開いてコーヒーが落ちる仕掛けです。
ドリッパーと同じような見た目ですが、弁のある/なしが異なっているんですね。一般的なドリッパーは穴が空いているので、濾過したコーヒーはすぐにカップに落ちます。一方で「クレバー」は弁で栓をしてしまうので、コーヒー粉がお湯に浸かり、お茶と同じで、お湯のなかでコーヒーがゆっくりと抽出されていきます。
フィルターの底部にあるシリコンボール。カップの上にフィルターを乗せることでシリコンボールが持ち上がり、カップにコーヒーが注がれる
抽出もお手入れも手間要らずの優等生ギア
一度に数杯分を入れたいときもOK。最大4杯分程度の抽出が可能
私の場合は、仕事中はいつもこれです。ハンドドリップみたいに気を使ってお湯を落とす必要がなく、抽出中は放置してかまわないので、手間が要らないんです。コーヒーとお湯をセットして、あとは4分間待っていればよくて、時間がきたらカップのうえに「クレバー」を乗せて完了。ある程度のクオリティのコーヒーを、誰でも簡単に淹れられるのが「クレバー」のいいところですね。
お湯の温度も「クレバー」だとこだわらなくて大丈夫。一度、沸騰したら少し間を置きつつ、すぐに「クレバー」に注いでOKです。4分間お湯を溜めておくので、温度は徐々に下がってきます。お湯の温度を気にしなければいけないのは、あくまで透過式の場合ですね。濾過される瞬間の温度が透過式の場合は大切になってきますから。
お手入れも、通常の洗浄方法で問題ありません。もしもお湯が弁から漏れる場合は、シリコンボールを交換すればOKです。
DATA
クレバー┃コーヒードリッパー
品番:DRS888PC
サイズ:Large(173×135×145mm)
本体重量:314g
素材:PCTG樹脂(ドリッパー)、AS樹脂(リリースリング、コースター・フタ兼用)、シリコンラバー(リング及びボール)
付属品:コースター(フタとして使用可能)
耐熱温度:102度
最大抽出量:約400cc(豆40g、お湯500cc)
対応フィルター:カリタ103シリーズ
文:土田貴史
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