ビタントニオの「コードレスコーヒーグラインダー」が最高のコーヒーミルと話題

充電式かつコードレスで、どこでもストレスなく、挽き立ての香りを楽しめるビタントニオ「コードレスコーヒーグラインダー」

高性能なステンレス臼で、粒度（メッシュ）を揃えてくれて、しかも衝撃的なほどのコンパクト設計。USBで充電可能という“今どき”な仕様も見逃せません。机に置いてPCから給電するのも、キャンプなどの屋外で使用するにも便利です。

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コーヒー体験をランクアップさせる第1歩はミル選びから

電源は充電式。最新モデルとあってコードレスで充電式というのはありがたい

コーヒーは私たちの身近にあるものですが、なかなか“おいしいコーヒー”を飲むことってありません。焙煎店で購入するときに、8割の人は「粉に挽いてください」と挽いたものを頼んでしまうそうですが、コーヒーの一番の敵は酸化です。ですから挽いたそばから、どんどん品質が悪くなっていきます。粉にすると表面積が増えるので、酸化が早まってしまうんです。

ゆえに豆のままで保管すると寿命が伸びます。飲む直前に手挽きで豆を挽いてもらうと、香りがフワっと広がりますし、鮮度がまったく違います。

つまり、おいしいコーヒーを楽しむには、しっかりとした知識を持つロースター（焙煎士）が焙煎した豆が買えるお店（焙煎店など）で豆を買うこととと、安くてもいいからコーヒーミルをひとつ持つこと。

これだけで、それまでのコーヒー体験とはひと味もふた味も違ってくるはずです。

ですからコーヒーに興味を持ち始めた人には、「安くてもいいのでミルを購入して、まず試してみてください」と伝えています。そして次のステップとして「手挽きでもっと高級なミルに興味を持つ」か、あるいは「手で挽くのは面倒に感じて電動ミルを購入する」ことになると思うんです。

コーヒー粉の粒度がより均一になるステンレスコーン式を使用

グラインダーの臼刃はステンレス製。粒度の調整もネジ式ではなくクリック式なので毎回均一に挽くことができる。挽き具合は25段階で調節

ステンレス製の臼刃はもともと高価なものですが、コーヒーの粒度が均一になるメリットがあります。均一になると、コーヒーの味がよりクリアになるんです。

有名なドリップ選手権では、多くの選手がパウダーコントロールをするようになりました。コーヒーを挽いた後に茶漉しフィルターのようなもので粉を振るって、上に残った粉だけでコーヒーを淹れるんですね。このひと手間で、味のブレが少なくなると言われています。

パウダーコントロールで下に落ちたものは微粉です。つまり、コーヒー粉の細かい粒。体積が小さい微粉は、狙った粒のコーヒー粉よりも早く旨味が出切ってしまい、その後は雑味だけが抽出されるため、味がブレるんです。

高速回転で豆を「砕く」プロペラ式に比べ、比較的低速で「切る」ので摩擦熱を軽減

同程度のミルと比べて挽き時間は早い方だと思います。「素早く切る」ことで、コーヒー豆にできる限りストレスを与えません。

そしてコーヒー豆が挽き終わったら、自動OFF機能が付いています。これも、なかなか便利。

ちなみに、ビタントニオの「コードレスコーヒーグラインダー」の18,000円（税抜）という値付けは、電動ミルのなかではお求めやすい価格だと思います。これまで有名メーカーのものだと、特に業務で使われるようなものは3万円以上していました。それに比べて、ビタントニオほどの性能であれば、高すぎないんじゃないかなと思っています。僕も発売当初から、ほぼ毎日使っています。

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電源：AC100V〜240V50/60Hz

電源プラグ仕様：プラグ入力／100V〜240V50/60Hz0.5Amax、プラグ出力DC5A2.0A

外形寸法：約W63×D63×H197mm

最大容量：25g

質量：760g

USBコード長：約1.0m

主材料：本体／アルミニウム、トライタングラインダー刃／ステンレス容器／ガラス

付属品：電源プラグ×1個、USBケーブル×1個

原産国：中国

文：土田貴史