Tacxのローラー台「FLUX S Smart サイクルトレーナー」をレビュー
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ロードバイクに詳しいnanaさんがイチオシするのは、静音性に優れたダイレクトドライブ式、Tacxのローラー台「FLUX S Smart サイクルトレーナー」。しかも、各種アプリに対応するインテリジェントな1台なのだとか。悪天候や季節を問わず時間を有効に練習できる優れものです。
イチオシスト:nana
ロードバイク歴2年。ロードバイクを知れば知るほど、その奥深さを実感し「自分は永遠の初心者だな」と思いながらロードバイクを楽しむ日々。体力に自信がなくても、100km、200kmと長距離を走れるようになったことに自分自身が一番驚いている。現在の平均走行距離はおよそ月500km。また、YouTubeを始めたのは自分がロードバイクを好きになっていく過程を記録したかったから。
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後輪を外してローラーに取り付けることで室内でも静かにライドが可能。天気も時間も気にせずロードバイクを楽しめる
私が選んだ「Tacx FLUX S Smart T2900S」は静音性能がとても優れているものです。
静音性能で選ぶならダイレクトドライブ式の一択!
ローラーとは、ジムに置いてあるエアロバイクと異なり、自分が乗っているロードバイクを設置して、部屋の中でロードバイクに乗るものです。そして、ローラーのなかでもいくつかタイプがあるのですが、私が使用するダイレクトドライブ式は後輪を外し、後輪の軸に直接取り付けるタイプ。後輪そのものを外してしまうので、タイヤの摩擦音や回転音がなく、静音性能が最も優れているアイテムなんです。一軒家にお住まいの人は騒音をあまり気にされないと思いますが、マンション住まいだと気になりますよね。ダイレクトドライブ式なら、他のローラー台に比べとても音が静かなので使用する時間帯を選びません。もちろん外を走るほうが私は好きですが、条件的に難しいときも、いつでもロードバイクの練習ができます。
そして、スマートトレーナーとは自動負荷機能が付いているものです。乗っているうちにペダルが重くなったり、軽くなったりします。坂道を登るときにペダルが重くなるのと同じような負荷が設定できるのです。
乗りたくなったらすぐに乗れる。その手軽さもいい
スマートフォン、タブレットPC、PCと双方向通信を行い、自動的に負荷変更ができる
室内ではタブレットを置いて映画、テレビ、YouTubeの動画を観ながら乗っています。そして、負荷調整はアプリから。「ZWIFT」というアプリを使うと、いろんな国の人と一緒にバーチャルライドすることができます。
いまはコロナウイルス感染拡大の影響で、世界中で「家の中で走ろう」という気運が高まっています。以前にも増して、この「ZWIFT」が注目されています。私もまったく知らない人たちとバーチャルライドを何度も楽しみました。参加者の国旗が出るので、みんながどこから参加しているかがわかって面白いですよ。
DATA
Tacx┃FLUX S Smart サイクルトレーナー
駆動方式:ダイレクトドライブ
電源:必要
文:土田貴史
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