フィッシュ&チップス以外にも!不思議とハマるハインツ「モルトビネガー」
自宅でもフィッシュ&チップスをよく作るというアサヒさんがこだわる調味料が「モルトビネガー」。まろやかで熟成された酸味とコクを感じさせる風味は、中華の黒酢にも似ているとか。タップリかけるのが本場イギリスのスタイルだそう。
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イギリスのお酢「モルトビネガー」の特徴と魅力
大麦麦芽とトウモロコシの抽出液を発酵させたビネガー。「フィッシュ&チップス」のほか、サラダや肉料理にもよく合う
まずはモルトビネガーとはなにか、特徴や使い道を紹介します。
モルトビネガーとは
モルトビネガーは大麦麦芽(ビールの原料となるモルト)とトウモロコシの抽出液を発酵させたお酢。
サラダや肉料理によく合います。
そしてイギリス料理といえば「フィッシュ&チップス」。
本場では「フィッシュ&チップス」に、塩とモルトビネガーをかけて食べるのが一般的です。
そのため、モルトビネガーはイギリス家庭には欠かせないアイテムなんです。
モルトビネガーの使い道
イギリス料理といえば「フィッシュ&チップス」が頭に浮かびますよね。
そしてポテトにはケチャップ、フィッシュフライにはタルタルソースというイメージがあるかもしれませんが、実はイギリス人はそのような食べ方をしません。
イギリスでも30代くらいまでの若い人たちは、日本と同様にアメリカの影響を受けているのでケチャップ好きの人もたくさんいます。
しかし、本来イギリス料理ではケチャップはあまり使いません。
では、どのように食べるのかというと、雪が降ったみたいに真っ白になるほど塩を振り、そのうえからモルトビネガーをタップリとかけて食べます。
もうポテトがぐちゃぐちゃにふやけるほどモルトビネガーをかけます。
イギリスの味付けは“酢”と“塩”なので、すっぱくて、しょっぱいんです。
初めはまずい?じわじわハマる味
イギリスでは、このモルトビネガー風味のポテトチップスが販売されています。
日本人にとっては、変わった味なのではじめは拒否反応があるかもしれません。
しかし、2~3ヵ月イギリスにいると、いつの間にかこのモルトビネガー味が一番好きなフレーバーになっていました。
それくらいイギリスではお酢をたくさん使います。
日本の米酢よりも酸味があるんですが、まろやかで熟成された酸味です。
コクがあるという意味では、中華料理に使われる黒酢やバルサミコ酢に似ているかもしれません。
成城石井やカルディで買える!イチオシモルトビネガーはコレ
どこで売ってるか気になるモルトビネガーですが、日本でも手に入ります。詳しく紹介します。
サーソンズよりも手に入りやすい、ハインツ「モルトビネガー」
モルトビネガーを買うなら、ハインツが私のイチオシです。
アメリカンブランドのハインツよりも、英国ブランドのサーソンズがイギリスではメジャー。
ですがハインツなら成城石井アマゾンやカルディなどの輸入食料品店で取り扱っているので、日本でも簡単に手に入るのでおすすめです。
ハインツ「モルトビネガー」をつかったソースのレシピ
モルトビネガーを使ったミントソースのアサヒさんの手料理
モルトビネガーをつかってラム肉のソースがつくれます。
レシピは、モルトビネガーに砂糖とミントを加え、グリルしたラム肉にかけるだけ。
簡単にミントソースの出来上がりです。
モルトビネガーをソースにするときは、この酸味を軸にして、シンプルな味付けにするのがおすすめ。
モルトビネガーがなくても代用できる
まずはどんな味か試したい方は、モルトビネガーの代用レシピで手作りしてみてはいかがでしょうか。
お酢25ccに、黒酢小さじ3/1、ウスターソース小さじ4/1を混ぜて代用ができます。
まとめ:モルトビネガーをつかって本格イギリス料理を堪能しよう
モルトビネガーは、家庭料理でよく使います。
自宅で「フィッシュ&チップス」を作るときに、だくだくとこのお酢をかけています(笑)。
まろやかな味わいなのでビネガー初心者でも挑戦しやすいです。
モルトビネガーをつかった本場のイギリス料理をぜひ堪能してくださいね。
DATA
ハインツ┃モルトビネガー
原材料:大麦、とうもろこし、水
内容量:355ml
文:土田貴史
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