黒ずんだ木も復活!プロが教える「白木のアク抜き」方法は?専用の洗剤「ノーベル」でさっぱりきれいに◎
築年数の経った梁や窓枠などの木材は、だんだんと黒ずんだり茶色っぽく変色したりしてしまいますよね。「もう元の色には戻らないのでは…」と諦めてしまう方も多いかもしれません。ですが、ハウスクリーニングのプロ「お掃除職人きよきよ」さんのテクニックを使えば、木材をさっぱりと美しくよみがえらせることができるそうです。今回は、白木のアク抜き方法について詳しくご紹介しますので、ぜひお掃除の参考にしてみてください。
イチオシスト
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
古い木を蘇らせる!白木のアク抜きとカビ・日焼けの解消法

画像出典:YouTube/お掃除職人きよきよさん(https://www.youtube.com/watch?v=815C-JkJebM)
立派な木材でも、月日が経つといつの間にか黒ずんだり日焼けして色が変わってしまうことってありますよね。日焼けやカビによる黒ずみは、落ちるのか不安に感じる方も少なくないでしょう。しかし、専用の洗剤を使うことで、きれいな色に戻る可能性もあるようです!
そこで今回は、ハウスクリーニングのプロ「お掃除職人きよきよ」さんが、日焼けやカビで黒ずんだ古い木を蘇らせる方法を紹介してくれました。木材の汚れに悩んでいる方も、今回の方法を実践すれば美しく仕上がりますので、白木のアク抜きにお困りの方はぜひ参考にしてください。
1.まずは養生&表面の汚れを落とす

画像出典:YouTube/お掃除職人きよきよさん(https://www.youtube.com/watch?v=815C-JkJebM)
アク抜き作業を始める前に、まず養生を行います。養生がしっかりできていれば、塗装や薬剤がはみ出してしまっても安心。特に砂壁や繊維壁など、薬剤が染みやすい場所は確実に養生することをおすすめします。
中性洗剤で表面の汚れを落とそう!
次に下処理として、台所用洗剤を少量つけた雑巾で木材全体を軽く拭きます。普段掃除していない箇所の汚れも浮き上がるため、しっかりと拭き取ることができます。
2.専用アク抜き剤「ノーベル」で色を抜いていく

画像出典:YouTube/お掃除職人きよきよさん(https://www.youtube.com/watch?v=815C-JkJebM)
今回使用するのは、アク抜き専用剤「ノーベル」です。この洗剤は日焼けやカビの除去に効果があり、A剤とB剤を使用直前に混ぜて使用します。塩素系の洗剤のため、作業中は換気を十分に行い、マスクや手袋を着用しましょう!
薬液は2倍から5倍に希釈して使用することが可能です。木材の種類や好みに応じて濃度を調整すると、より仕上がりをコントロールできます。例えば赤松など赤みの強い木材では、濃度を薄めにすると赤みが残り、美しい仕上がりになります。今回は2.5倍に希釈しました。塗布後は換気を忘れず、約30分間置いてから次の工程に進みます。
3.新品同様の白さに蘇る!

画像出典:YouTube/お掃除職人きよきよさん(https://www.youtube.com/watch?v=815C-JkJebM)
30分経過しても黒ずみやカビが残る場合は、もう一度塗布してください。塗布中に液が垂れた部分は白くなってしまうので、しっかり養生しておきましょうね! 塩素系洗剤は乾くと塩分が浮き出るため、水拭きで丁寧に拭き取ります。完全に拭き取ると、木材は真っ白になり、見違えるほどきれいに仕上がります。
アルカリ性洗剤でも色は抜けるのですが、木のタンパク質を傷めてしまうので、表面がザラザラしたり毛羽立ったりすることもあります。美しい仕上がりを目指すのであれば、専用の洗剤を使うのがおすすめです。
◆YouTubeチャンネルで「お掃除職人きよきよ」さんの動画をチェック!「白木のアク抜き 古い木を蘇らせる方法
」
【まとめ】諦めていた古い白木もよみがえる!
木材が汚れても、今回紹介した方法を用いれば美しく仕上がります。作業後は期待以上に白さが戻り、自宅の古い木材も新品のような輝きを取り戻すことができます。自分で作業が難しい場合は、プロに依頼するのも良い方法です。自分でやってみたいという方は、ご紹介した方法と注意点をふまえて、ぜひチャレンジしてみてください。
DATA
ミヤキ┃ノーベルAB
※記事内における情報は原稿執筆時のものになります。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
