Adoの「歌ってみた」著作権問題、乃木坂46のContent ID誤登録など、クリエイターを襲う法的トラブル3選
ユーチュラ(https://yutura.net/)で配信された記事の中から、クリエイターと著作権や配信ルールに関するニュースをお届け。AdoのMV非公開や乃木坂46のContent ID誤登録、ジュキヤのRIZINパロディ炎上など、コンテンツ制作に潜む法的リスクに注目した記事を集めました。各項目の詳細はぜひ、ユーチュラでチェックしてみてくださいね。
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ユーチュラ(https://yutura.net/)で配信された記事の中から、有名クリエイターが直面したルール違反や法的トラブルに関するニュースをお届け。
Adoの歌ってみた動画の非公開など、配信コンテンツをめぐる騒動に注目した記事を集めました。各項目の詳細はユーチュラでぜひ、ご確認ください。
1:格闘技団体RIZINが激怒!ジュキヤの性的パロディー動画「RITIN」投稿で法的措置の可能性
「ジュキヤ」が格闘技大会「RIZIN」をパロディーにした「RITIN」と題するアダルトコンテンツを、自身が運営する有料サービス上に公開しました。
ジュキヤはXで「18禁版のRIZINがマジで楽しみすぎるw」と宣伝し、本編はリングの上で男女が性行為をする企画のようでした。これを受け、RIZINは同日中に公式Xを更新し、運営会社の株式会社ドリームファクトリーワールドワイド名義で、商標権侵害の可能性と不正競争防止法違反の可能性を指摘しました。
特に性的な内容を付加した改変は、ブランドの信用を毀損するとしています。RIZINは「速やかに当該投稿及び動画を削除いただければと思います。応じていただけない場合は法的措置を検討することになります」と削除を求めました。
この件に対し、総合格闘家の「鈴木千裕」(登録者数5万人)は「格闘技を汚すバカが1番ムカつくわ」と非難し、「平本蓮」(同13万人)も「あーあ、ジュキヤもう長生きしないかもね」とコメントしました。
ジュキヤは引用元の投稿を削除したものの、本編の公開を継続し、ロゴマークを削除する編集を行ったようです。RIZINの広報担当である笹原圭一氏はXで「関連投稿も動画そのものもアップされたままなので、徹底的にやります」と宣言しています。
<出典>
RIZINの性的パロディーで炎上のジュキヤ、ロゴ削除も本編は公開継続 格闘家の怒りの声は拡大
(ユーチュラ)
2:Adoの「愛して愛して愛して」MVが著作権問題で非公開に、ユニバーサルミュージックが謝罪

画像引用:ユーチュラ(https://yutura.net/news/archives/143200)
今年4月に公開された「Ado」(登録者数853万人)の“歌ってみた”動画のミュージックビデオ(MV)が非公開となりました。
Adoが所属するユニバーサルミュージックグループ(UMG)は、ボカロP「kikuo」の楽曲の音源制作については承諾を受けていましたが、MV映像を作る際に、PV制作ユニット「さしたま」が制作したオリジナルMVのクリエイティブの一部を無断で使用してしまったことを明らかにしました。
UMGは、著作権に関する認識不足や法務確認のプロセスを怠ったためだと説明し、さしたまに直接謝罪するとともに、Ado本人やMV制作チームは無断使用に一切関与していないことを強調しました。
UMGは再発防止策として社内教育の徹底や法務確認プロセスの強化などを挙げ、重ねて謝罪しています。
<出典>
Adoの“歌ってみた”動画、著作権問題で非公開に ユニバーサルミュージックが謝罪
(ユーチュラ)
3:乃木坂46のゲーム配信設定ミスでContent IDが誤作動、同一ゲームの配信者に著作権侵害申し立て

画像引用:YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=C4TZKHVNKvo)
アイドルグループ「乃木坂46」(登録者数172万人)の公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で、動画公開時のスタッフの操作ミスにより、Content IDが有効になってしまうトラブルが発生し、謝罪しました。
Content IDは、著作権保有者が自身の作品と一致する動画を識別し、収益化や動画のブロックを可能にするシステムです。
この設定ミスにより、同じゲーム(「マリオパーティ」)を配信していた実況者グループ「ニート部」(登録者数67万人)など、一部の配信者に対して誤って著作権侵害の申し立てが送られ、一時的に動画の収益化が停止される事態となりました。
この問題を受け、人気楽曲を手掛けるボカロPも、ContentIDにまつわる同様の被害(収益の吸い上げ)を訴える事態に発展しています。
<出典>
乃木坂46、YouTubeのゲーム配信の設定ミスを謝罪 同一ゲームの配信者に誤って著作権侵害申し立て
(ユーチュラ)
コンテンツ制作や配信において、著作権や倫理規定など、プラットフォームや法律のルールを遵守することの重要性が改めて示されました。
※記事内における情報は動画投稿時点のものです。あらかじめご了承ください。
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