「2025年の節分は2月2日」!年によって日付が変わるって本当?豆まきの由来や「地方あるある」も
2月のイベントといえばバレンタインの他に節分、豆まきがあります。古来から伝わる日本ならではの風習ということは知っていますが、何のためにあるのか、いつやるのかについて詳しく知らないという方も多いはず。今回は、出会い・恋愛マッチングアプリ・サービス「ハッピーメール」が成人男女200人を対象にした節分に関するアンケート結果についてご紹介。意外と知らなかった節分に関する豆知識も解説していきます。
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節分とはどんな行事?成人男女200人を対象としたアンケート調査を発表
画像引用:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000042380.html)
累計会員数3500万(※1)を誇る出会い・恋愛マッチングアプリ・サービス「ハッピーメール(https://happymail.co.jp/)では、成人男女200人を対象に、「節分」に関するアンケート調査を実施。今回はその調査結果をご紹介していきます。
引用元:https://happymail.co.jp/happylife/trend/setsubun/
※1:2024年6月時点
1.節分とはどんな行事?いつからどんな由来で始まったの?
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「節分とはどんな行事か知っていますか?」の調査に対して「知っている」と回答した人は200人中193人、 「知らない」と回答した人は7人で、ほとんどの人が節分について知っているようです。
節分は、「健康で平和な一年を過ごせますように」「幸運が舞い込んできますように」という願いを込めて、悪いものを追い払う行事。 豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりするなどの風習を経験している人は多く、節分が近づくとスーパーやコンビニなどで鬼の面がついた豆や恵方巻きなどが販売されます。
節分は2月を代表する大イベントのため、認知度が高いといえるでしょう。
1-1.【節分の歴史】実は平安時代〜室町時代から始まっていた!
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「歴史のある行事だと知っていましたか?」という調査に対して「知っている」と回答した人は184人、「知らない」と回答した人は16人で、節分が歴史ある行事であることを知っている人が多数を占めているとういう結果になったようです。
節分が始まったのは、なんと平安時代〜室町時代頃といわれています。 節分は平安時代に宮中で行われていた「追儺(ついな)」という儀式が由来とされています。 追儺は旧年の厄や災難を祓う儀式で、室町時代になると豆を巻いて鬼を追い出す行事として庶民に広まったそうです。
2.節分は年によって変わる!?今年(2025年)の節分は「2月2日」
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「節分の日付は、年によって変わることを知っていますか?」という調査に対して「知っている」と回答した人は51人、 「知らない」と回答した人は149人で、日付が変わることを知らない人の方が多いという結果になったようです。
節分は2月3日というイメージがありますが、実は「立春の前日」と決められています。 立春の日付は年によって変わるため、節分も一緒に日付が変わるのです。
今年の立春の日は2月3日(月曜)なので、今年の節分は「2月2日(日曜)」となります。 もともと節分には「季節を分ける」という意味があり、節分は立春、立夏、立秋、立冬の前日に行われていた節日でした。 特に立春は新しい年の始まりとして大切にされていたため、次第に春の節分だけを「節分」と指すようになったといわれています。
3.なぜ節分では豆まきをするの?
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「節分では、なぜ豆まきをするのか知っていますか?」という調査では「知っている」と回答した人は149人、 「知らない」と回答した人は51人で、豆まきをする意味について知っている人は多いという結果になったようです。
3-1.豆まきをする意味
節分の豆まきは邪気を払い、家の中に福を呼び込む目的で行います。 「鬼は外、福は内」と唱えながら、豆を投げつけて鬼を追い払い、無病息災と新年の幸運を願います。 豆を使う理由は諸説ありますが、「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じることから、鬼祓いに使われるようになったといわれています。
3-2.豆まきの正式なやり方
豆まきのやり方は家庭や地域によって異なります。今回は基本的な豆まきの方法をご紹介します。
◆①福豆を用意する
鬼は丑寅(うしとら)の刻(午前1時〜午前5時頃)にやってくるといわれているため、豆まきは節分の夜に行います。 節分用の炒った大豆(福豆)を用意し、枡や三方(神様にお供えする器)に入れて神棚に供えておきます。
◆②豆をまく人を決める
豆まきをするのは、一家の主人や年男(その年の干支生まれの人)が行うのが基本ですが、年女、厄年の人が豆まきをする場合もあります。 現代では家族全員で楽しむイベントとなっているため、みんなで豆まきをするのも良いでしょう。
◆③奥の部屋から玄関に向かって豆まきをする
夜になったら豆まきを始めます。 家の玄関のドアや窓を開け、「鬼は外!」と唱えて豆をまきます。 すぐにドアや窓を閉めて「福は内!」と唱えて家の中に豆を撒きます。 奥の部屋から順番に豆まきをしていき、最後に玄関で鬼を追い出しましょう。
◆④豆を食べる
豆まきが終わったら、無病息災を願って数え年の数(実際の年齢+1)だけ豆を食べます。 豆を食べきれない場合は福茶を飲む方法があります。 福茶は湯のみに昆布の佃煮または塩昆布、梅干し1個、豆まきに使った福豆3粒を入れて、熱湯を注いだものです。
5歳以下の子供は窒息や誤嚥の恐れがあるため、福豆をそのまま食べさせないようにしましょう。
4.節分の楽しみ方は他にもたくさん!
節分は豆まき以外にも楽しみ方がたくさんあります。 ここからは、節分の楽しみ方に関する「ハッピーメール」によるアンケート調査結果を紹介します。
4-1.恵方巻きを食べる
画像引用:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000042380.html)
「節分でなぜ恵方巻きを食べるのか知っていますか?」という調査に対して「知っている」と回答した人は93人、「知らない」と回答した人は107人という結果になったようです。
節分に恵方巻きを食べるのは関西を中心とした風習ですが、近年では節分の楽しみ方のひとつとして一般的になっています。 恵方巻きは七福神にあやかって七種類の具材を包んだ太巻きで、「福を巻き込む」という意味があります。 その年の恵方(もっとも縁起が良いとされる方角)に向かって、一言も話さずに恵方巻きを1本丸かじりで食べきると願いが叶うといわれています。
2025年の恵方は「西南西」です。 好きな恵方巻きを買ってきたり自分たちで作ったりして、節分を楽しんでみましょう。
4-2.けんちん汁
画像引用:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000042380.html)
「節分でなぜけんちん汁を食べるのか知っていますか?」という調査に対して「知っている」と回答した人は7人、 「知らない」と回答した人は193人で、ほとんどの人がけんちん汁を食べる理由を知らないことがわかったようです。
節分にけんちん汁を食べる風習があるのは関東地方の一部地域のため、馴染みがない人が多いのでしょう。 けんちん汁は大根やにんじん、こんにゃく、豆腐などが入った醤油味の汁物で、鎌倉時代に建長寺(けんちょうじ)の精進料理として作られたのが始まりといわれています。
その後、一般家庭に広まり、寒い時期の祭りごとで振る舞われていたことから、節分にも食べられるようになったと考えられています。
4-3.イワシを飾る
画像引用:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000042380.html)
「節分でなぜイワシを飾るのか知っていますか?」という調査に対して「知っている」と回答した人は64人、「知らない」と回答した人は136人という結果になったようです。
節分にイワシを飾る意味を知っている人は全体の3割程度で、大半の人が馴染みのない風習のようです。 節分にイワシを飾るのは「柊鰯(ひいらぎいわし)」といい、主に西日本で行われている風習です。 鬼は焼いたイワシの匂いを嫌うといわれることから、柊鰯には邪気を払う意味があります。 節分には焼いたイワシの頭を柊の枝に刺し、玄関に飾って邪気を払いましょう。
4-4.鬼のお面を作る
画像引用:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000042380.html)
「節分に鬼が登場する理由を知っていますか?」という調査に対して「知っている」と回答した人は90人、「知らない」と回答した人は110人という結果になったようです。
節分に登場する鬼は、病気や災害などの災いをもたらす邪気の象徴です。 季節の変わり目になると鬼がやってきて悪いことを引き起こすと考えられているため、追い払う為に豆をまき、無病息災や幸運を願います。
節分用の豆には鬼のお面が付いているものもありますが、自分で作ってみると節分の楽しみを増やせるでしょう。
節分で福のある一年にしよう!
今回は、出会い・恋愛マッチングアプリ・サービス「ハッピーメール(https://happymail.co.jp/)が調査した節分に関するアンケートをご紹介しました。2025年の節分は2月2日! 地域によって習慣は異なりますが新しい年の無病息災と幸運を願い、福のある一年にしていきたいですね。
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