【ワークマン・ユニクロ・ノースフェイス】人気カーゴパンツの違いを徹底比較!10倍の価格差はどこから生まれる?
今回は、アウトドアブランドを手掛ける「生地のよろず屋 ナイロンポリエステル」さんが、ワークマンの「M65ユーティリティカーゴパンツ」、ユニクロの「ギアパンツ」、ノースフェイスの「ハイカーズカーゴパンツ」の値段やスペックの違いを解説してくれました。それぞれ違った特徴があるので、カーゴパンツ探しの参考にしてみてくださいね。
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【ワークマン・ユニクロ・ノースフェイス】のカーゴパンツを生地のプロが比較! 値段の差は何で生まれるの?
画像出典:YouTube/生地のよろず屋 ナイロンポリエステルさん(https://www.youtube.com/watch?v=XRARZG0kiag)
カジュアルウエアのド定番といえるカーゴパンツ。「貨物船」を意味する「cargo」が語源となっているだけあり、ワーク感のあるデザインがおしゃれですよね。今回は、ワークマン・ユニクロ・ノースフェイス3社から発売されているカーゴパンツを、自身でアウトドアブランドを手掛ける「生地のよろず屋 ナイロンポリエステル」さんが徹底比較! 値段の違いや生地の違いなど細部まで赤裸々に解説してくれています。カーゴパンツを探しているけれど、どのように選べばいいか分からない! という方はぜひ、お買い物の参考にしてみてくださいね。
ワークマンの「M65ユーティリティカーゴパンツ」の詳細
・価格:1900円(税込)
・サイズ:S~LL
・カラー:ブラック、ダークグリーン、スモーキーリーフ
DATA
ワークマン┃M65タイプユーティリティカーゴパンツ
ユニクロの「ギアパンツ」の詳細
・価格:3990円(税込)
・サイズ:XS~4XL
・カラー:BEIGE、BLACK、OLIVE
DATA
ユニクロ┃ギアパンツ
ノースフェイスの「ハイカーズカーゴパンツ」の詳細
・価格:19800円(税込)
・サイズ:S~XL
・カラー:クレイグレー、カーキ、アスファルトグレー
DATA
ノースフェイス┃ハイカーズカーゴパンツ
ワークマン・ユニクロ・ノースフェイス3社のカーゴパンツの値段を比較!
画像出典:YouTube/生地のよろず屋 ナイロンポリエステルさん(https://www.youtube.com/watch?v=XRARZG0kiag)
・ワークマンの「M65ユーティリティカーゴパンツ」:1900円(税込)
・ユニクロの「ギアパンツ」:3990円(税込)
・ノースフェイスの「ハイカーズカーゴパンツ」:19800円(税込)
値段を比較してみると、ノースフェイスのパンツはワークマンの約10倍ほどになります。
値段の差はどこで生まれるの?
ノースフェイスはアウトドアブランドなだけあって縫製や仕入れ先もハイグレード。なので値段は必然的に高くなります。ワークマンは薄利多売のスタイルなのでグレードは落ちますが、買い替えやすいという所もメリットです。
値段の差は縫製工場にも注目です。ノースフェイスはベトナム、ワークマンはミャンマー、ユニクロはバングラデシュとなっているのですが、アウトドアブランドの縫製工場は縫製技術の高いベトナムが多い傾向にあります。
ハイグレードなブランドを請け負うベトナムは、ミャンマーやバングラデシュと比べると賃金もお高め。そのため必然的にお値段が高くなるのも納得です。
ワークマン・ユニクロ・ノースフェイス3社の生地の重さを比較!
画像出典:YouTube/生地のよろず屋 ナイロンポリエステルさん(https://www.youtube.com/watch?v=XRARZG0kiag)
・ワークマンの「M65ユーティリティカーゴパンツ」:425g
・ユニクロの「ギアパンツ」:415g
・ノースフェイスの「ハイカーズカーゴパンツ」:415g
3社のカーゴパンツの重さを比較してみると、それぞれ同じぐらいではありますがワークマンが一番重い結果になりました。 ワークマンはナイロン100%で作られており、ポケット数が多く、テフロン加工、撥水と撥油、防汚と汚れに強い素材になっています。
ユニクロ、ノースフェイスはストレッチ性能のあるポリウレタンが入っているのですが、実はポリウレタンを入れると生地は重たくなるんです。ですがワークマンよりも軽量になっている部分に注目すると、スペックの差を感じます。
ワークマン・ユニクロ・ノースフェイス3社の機能や着心地の違いは?
ワークマン・ユニクロ・ノースフェイスのカーゴパンツをそれぞれの着用感や、機能面について解説していきます。
ワークマンの「M65ユーティリティカーゴパンツ」は汚れてもいい環境でも気軽に使える!
画像出典:YouTube/生地のよろず屋 ナイロンポリエステルさん(https://www.youtube.com/watch?v=XRARZG0kiag)
光沢が強くなりやすいナイロン100%ですが、コットンライクなナイロン素材なのでウインドブレーカーなどに比べると品のある見た目になっています。テフロン加工、撥水と撥油、防汚と汚れに強いのが高ポイント。ストレッチがない分着用感はとっても軽くて軽快です。
iPadが入るぐらい大きなポケットを含め、収納が9つもあるので手ぶらで作業したい方におすすめです。仕事着などラフに使えるので、気軽に買い替えできるものをお探しの方におすすめです。
ユニクロの「ギアパンツ」はとにかくよく伸びる!タウンユースにイチオシ!
画像出典:YouTube/生地のよろず屋 ナイロンポリエステルさん(https://www.youtube.com/watch?v=XRARZG0kiag)
ポリウレタンを12%入れているおかげで、横方向だけでなく縦方向にも伸びる感動のパンツです。股下にはガゼットクロッチが採用されていることもあり、さらに足の上げ下げが楽に感じます。登山などハードな場面で使うのには向いていないですが、それ以外のアクティビティにも使える軽快さがあります。
ポケットは6つありますが主張の少ないシンプルな見た目なので、野暮ったさを出したくない人におすすめです。
ノースフェイスの「ハイカーズカーゴパンツ」はタフな環境でもオシャレに使える!
画像出典:YouTube/生地のよろず屋 ナイロンポリエステルさん(https://www.youtube.com/watch?v=XRARZG0kiag)
実際に着用してみても、かっこいいな~と感じる一着。コットンライクなナイロン糸を使うことで、光沢は少なく高耐久で肌さわりの良さを感じます。
画像出典:YouTube/生地のよろず屋 ナイロンポリエステルさん(https://www.youtube.com/watch?v=XRARZG0kiag)
こちらのパンツの生地、よ~く見てみると斜めに線が入っているのが分かります。これは、ツイル素材といわれる素材で、デニムパンツのような柔らかな高見えする効果があります。耐久性もあるので登山などハードな場面にも大活躍。それだけでなくタウンユースできるほどオシャレなデザインとなっています。
3つの中で一番高額なだけもあり、スペックはピカイチ。縦方向にストレッチがきいているので、ユニクロと同じぐらい足の上げ下げがしやすく、ワークマンのものより軽快な着心地です。
◆YouTubeチャンネルで生地のよろず屋 ナイロンポリエステルさんの動画をチェック!「【最強カーゴパンツ】ワークマン, ユニクロ,ノースフェイス大人気パンツをプロが比較!」
ワークマン・ユニクロ・ノースフェイス3社のカーゴパンツの特徴を知って自分に合ったアイテムを探そう!
今回は、ワークマンの「M65ユーティリティカーゴパンツ」、ユニクロの「ギアパンツ」、ノースフェイスの「ハイカーズカーゴパンツ」の違いについてご紹介しました。作業着寄りで安く手に入れたいならワークマン、普段着としてオシャレに使いたいならユニクロ、本格的なアウトドアカーゴをお探しならノースフェイスと、それぞれ違った目的で使えます。今回ご紹介した内容を参考に、自分が求めているドンピシャなカーゴを探してみてくださいね。
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