「熟成阿波尾鶏」は栄養価が高くやわらかくてジューシー!管理栄養士が、たんぱく質は「毎日毎食」「鶏肉から」と薦めるワケ
管理栄養士・本多京子先生によれば、たんぱく質は毎日・毎食摂ることが大切で、肉は牛・豚よりも「鶏肉」から、疲れたときは鶏むね肉、筋肉増加は鶏ささみ肉がおすすめなのだとか。でも一般的な鶏肉は「お肉がパサパサしがちで、食べにくい」とお悩みの方にイチオシなのが、徳島県発の地鶏「熟成阿波尾鶏」です。栄養価が高くやわらかくてジューシー。その魅力やおいしさの理由を、生産・加工を行っている貞光食糧工業の情報からお伝えします。
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【管理栄養士に聞いた】たんぱく質は毎日・毎食摂ることが大切! 鶏肉の食習慣でおいしく健康に
画像出典:貞光食糧工業オンラインショップ
暑い季節に疲れが出やすい、夏バテを予防したいという人に、イミダゾールペプチドが豊富な「熟成阿波尾鶏」がイチオシです。
鶏肉といえば、たんぱく質。筋トレやダイエット中にうれしい食材として知られていますが、たんぱく質はどんな栄養素で、どのくらい食べることが望ましいのでしょうか?
まずは、たんぱく質に関する気になる情報を、医学博士で管理栄養士の本多京子先生に伺いました。
医学博士・管理栄養士 本多京子先生
ヒトのカラダは、水分と脂質を除くとほとんどがたんぱく質でできており、筋肉、骨、血液、臓器、免疫物質、髪、爪、皮膚などの主要成分として存在し、欠かせない栄養素の一つです。
(管理栄養士・本多先生)
10代でも70代でもたんぱく質の必要量は変わらない(提供:貞光食糧工業)
1日に必要なたんぱく質量は、年齢、性別、妊娠中や授乳中で異なり、男性15~64歳の推奨量は65g/日、65歳以上は60g/日、女性15~17歳の推奨量は55g/日、18才以上は50g/日と、年を重ねてもたんぱく質推奨量はあまり変わりません。また、熱源になる栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)は、摂り過ぎれば脂質に変わって蓄えられるため、3食で均等にとることが大切です。(管理栄養士・本多先生)
加齢でたんぱく質合成反応が低下する一方、年をとってもたんぱく質推奨量は変わらないということは、効率よい食事が求められます。
そして、たんぱく質は3食均等に摂ることが大切とのこと。
年齢を重ねて食が細くなってからも、毎日・毎食おいしく食べ続けられる工夫が必要ですね。
今、たんぱく質は牛や豚よりも「鶏肉」から摂るのが潮流!
たんぱく質は様々な食材に含まれますが、なぜ鶏肉を食べることが良いとされているのでしょうか? それには「腸」が関係しているのだそう。
近年、牛・豚・羊などのレッドミート(赤肉)は、腸の老化を促進させることが分かっており、たんぱく質は大豆を中心に魚・卵・鶏肉を食べることが良いという潮流になりつつあります。(管理栄養士・本多先生)
鶏肉は部位によって栄養素が変わる (※100g あたりの成分 ※八訂食品成分表より)(提供:貞光食糧工業)
また、鶏肉は低カロリーで栄養豊富なので、たんぱく質を摂るのにおすすめの食材です。
鶏ささみ肉や、皮なしの鶏むね肉は、特に高たんぱく・低脂肪・低カロリーで、体の代謝を助けるビタミンB6などの含有量が他の部位よりも豊富です。
また、疲労回復に効果的と言われるイミダゾールペプチドも、鶏むね肉に多く含まれています。
毎日飽きなく食べるには、色々な部位を工夫して食べましょう。
(管理栄養士・本多先生)
鶏肉は、レッドミート(赤肉)よりも腸にやさしく低カロリー。
疲れたときは鶏むね肉、筋肉増加は鶏ささみ肉など、部位を食べ分けることで、毎日おいしく食べ続けることにもつながるのですね。
鶏ささみ肉や鶏むね肉は、高たんぱく・低脂肪・低カロリーで体の代謝を助け、鶏むね肉については疲労回復にも効果的と、万能食材であることも分かりました!
夏バテ予防にも! イミダゾールペプチドが豊富な「熟成阿波尾鶏」3つのイチオシポイント
地鶏「熟成阿波尾鶏」がおすすめの理由とは?(提供:貞光食糧工業)
以上から、「たんぱく質は鶏肉から! 疲れたときは鶏むね肉、筋肉増加は鶏ささみ肉がいい」とわかりましたが、一般的な鶏肉の場合、「お肉がパサパサしがちで、食べにくい」……という印象をお持ちの方も多いのでは? そこでイチオシなのが、徳島県の地鶏「熟成阿波尾鶏」です。
「熟成阿波尾鶏」の生産・加工を行っていて、徳島県美馬郡に本社を置く貞光食糧工業に、その理由をお聞きしました。
「阿波尾鶏」とは? 生産量全国1位のトップ地鶏
「阿波尾鶏」は、徳島県で古くから飼育していた赤笹系軍鶏から作られた地鶏です。 名前は、徳島県の夏の大イベントである「阿波おどり」に由来して命名されたのだそう。
肉質は、高タンパク・低脂肪でコク・うま味が多く、やや赤みを帯びた肉色と適度な歯ごたえが特徴です。
広々とした鶏舎でゆっくりと時間をかけて育てられているため、うま味成分であるイノシン酸を多く含有。身が締まっていて適度な歯ごたえがあり、鮮度が長持ち。また、肉の熟成度が高いため、冷凍・解凍してもドリップが少なく、品質が劣化しにくいという特徴もあります。
そのおいしさと品質の良さから、平成元年の販売開始以来、需要・生産を伸ばし、平成10年度には”地鶏肉の日本農林規格(JAS)”の基準を満たす地鶏の中で生産量が全国1位に。現在も、品質・生産量とも全国有数の地鶏として高い評価を得ているのだとか。
なかでも「熟成阿波尾鶏」は飼育方法や、生産・加工にこだわり、丁寧に育てられた、美味しい鶏肉の一種です。
「熟成阿波尾鶏」はイミダゾールペプチドがブロイラーの鶏肉よりも1.51倍!
疲労回復に良い「イミダゾールペプチド」は鶏むね肉に多く含まれている(提供:貞光食糧工業)
渡り鳥の羽の付け根や、マグロやカツオなどの回遊魚の尾びれの部分には、持久力にかかわる成分「イミダゾール ペプチド」が含まれています。脳と筋肉両方の疲労回復力を高める効果があり、鶏むね肉に豊富に含まれています。
なかでも「熟成阿波尾鶏」はブロイラーの鶏肉よりも1.51倍も多い!(提供:貞光食糧工業)
徳島県が開発した地鶏「熟成阿波尾鶏」 は、イミダゾール ペプチドがブロイラーに比べて1.51倍多く含まれていることがわかっています。
(※貞光食糧工業調べ)
「熟成阿波尾鶏」の鶏むね肉は保水性が高く、やわらかくてジューシー
「熟成阿波尾鶏」の鶏むね肉は保水性が高く、やわらかくてジューシー(提供:貞光食糧工業)
一般的な鶏むね肉がパサパサした食感になりやすいのは、鶏肉を製品化するまでに、筋肉繊維から水分が抜けてしまうから。
その点、特別な熟成処理(特許第3742023号取得)を行っている「熟成阿波尾鶏」は、筋肉繊維の間にしっかりと水分が保持されるため、調理をしてもみずみずしく弾力があります。
「熟成阿波尾鶏」と他ブランドの地鶏の保水性を評価した試験(提供:貞光食糧工業)
「熟成阿波尾鶏」と他ブランドの地鶏の保水性を評価した試験では、冷蔵庫から出して50分後のドリップの量を調査。
その結果、他のブランドは黄色やピンクのドリップが出ましたが、「熟成阿波尾鶏」はまったく出ていませんでした。
だからこそ、「熟成阿波尾鶏」の鶏むね肉は調理してもやわらかくてジューシーに仕上がるのですね!
夏バテなどで食欲が落ち気味のときは、「体力をつけるために、たくさん食べなきゃ」と無理することなく、おいしく楽しく食べることも重要です。
「熟成阿波尾鶏」はオンラインショップで全国から注文できる!
みずみずしい「熟成阿波尾鶏」(提供:貞光食糧工業)
フジテレビ系列『めざましどようび』や、朝日放送テレビ『速水もこみちの「頂!キッチン」』で紹介されたこともあるのだとか。
ぜひ食べてみたいと思ったら、ご自宅から注文できるのはうれしいですね。
「熟成阿波尾鶏」で、おいしく夏バテ予防!
「熟成阿波尾鶏」(提供:貞光食糧工業)
徳島県の地鶏「熟成阿波尾鶏」はパサつきが少なくおいしくいただけるだけでなく、体にうれしい栄養も豊富です。
公式サイトでは、テレビでおなじみの「賛否両論」の笠原将弘シェフや「赤坂璃宮」の譚彦彬シェフなどが「熟成阿波尾鶏」を使ったレシピを紹介しています。
おいしい鶏肉料理を健康習慣のひとつとして実践してみてはいかがでしょうか?
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