【キャンドゥ】100均ヘアアイロンを本音でレビュー!カールはできるか、髪は傷まないかどこよりも詳しく徹底調査
ヘアアレンジに欠かせないヘアアイロン。コンパクトなタイプやカールとストレートで2WAYで使えるものなど様々なタイプが販売されています。100均ショップのキャンドゥでもヘアアイロンが販売され人気なんだとか。でも、安価な製品はきちんと使えるか心配ですよね? 今回は店頭で購入した「PORTABLE MINI HAIR IRON(ポータブルミニへアイロン)」と「Compact Hair Iron(コンパクトヘアアイロン)」の2種を徹底レビューします! 安全性や使用感などが気になる方はぜひ参考にしてみてください。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
キャンドゥの500円ヘアアイロンが話題! 2種類を本音でレビュー
キャンドゥの500円(税込550円)のヘアアイロン2種類を本音でレビュー!
スタイリングに欠かせないヘアアイロン。私も外出する際はほぼ毎回使用していて、2種類のヘアアイロンを使い分けています。最近キャンドゥのヘアアイロンが話題だと聞いて、とても驚きました。大変人気で品薄状態だそうですが、運良く店頭で2商品購入することができたので、普段使用しているヘアアイロンと比較しながら本音で徹底レビューをしたいと思います! 使い心地やメリット・デメリットを詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。まずは、基本となるヘアアイロンについておさらいから見ていきましょう。
ヘアアイロンの基本:選び方のおさらい
ヘアアイロンはストレートアイロンとカールアイロンの2種類
こちらは私が普段使用している2種類のヘアアイロンです。左がストレートアイロン、右がカールアイロンで、それぞれ名称が示す通り、ストレートアイロンは髪のクセやうねりなどを取りまっすぐにするタイプ。カールアイロンは別名コテと呼ばれるもので、髪の毛をきれいにカールさせる時に使います。
キャンドゥのヘアアイロンはストレートタイプ
今回キャンドゥで購入したヘアアイロン2種はストレートアイロンのタイプになります。最近ではこの両方の役割を兼ねる2WAYタイプも人気です。
キャンドゥのヘアアイロン「PORTABLE MINI HAIR IRON(ポータブルミニへアイロン)」を紹介
キャンドゥのヘアアイロン「PORTABLE MINI HAIR IRON(ポータブルミニへアイロン)」
では、購入した2商品を詳しく見ていきましょう。まずはピンク色がかわいい「PORTABLE MINI HAIR IRON(ポータブルミニへアイロン)」からご紹介します。
キャンドゥ「ポータブルミニへアイロン」の値段は税込み550円でコスパ良し!
キャンドゥ「ポータブルミニへアイロン」値段は税込550円です。衝撃的な安さですが、外箱もかなりしっかりしています。詳しい説明書が付属しています。
キャンドゥ「ポータブルミニへアイロン」のサイズ(寸法詳細)・素材・製造元
商品サイズは約W30×D22×H170mmと記載されています。主な材質はナイロンとセラミックで原産国は中国です。
キャンドゥ「ポータブルミニへアイロン」のカラー展開
キャンドゥ「ポータブルミニへアイロン」のカラー展開はピンクとブラックの2色です。店員さんに伺ったところ、カラーはブラックのほうが人気だそうです。
キャンドゥ「ポータブルミニへアイロン」の消費電力・重量・最高温度など
キャンドゥ「ポータブルミニへアイロン」の消費電力は23W、重量は130g、アイロン部分の最高温度は約200℃です。また、コードの長さは約1.2mです。
キャンドゥの「Compact Hair Iron(コンパクトヘアアイロン)」を紹介
キャンドゥの「Compact Hair Iron(コンパクトヘアアイロン)」
続いて「Compact Hair Iron(コンパクトヘアアイロン)」をご紹介します。この商品は外箱にPSE認証マークが記載されています。カラーはかわいらしく清潔感もあるホワイトを購入しました!
キャンドゥ「コンパクトヘアアイロン」の値段・コスパは?
キャンドゥ「コンパクトヘアアイロン」の値段は「ポータブルミニへアイロン」と同じ税込550円です。外箱は少し小さいですが、説明などの記載内容はこちらのほうが細かく書かれています。こちらも詳しい説明書が付属しています。
キャンドゥ「コンパクトヘアアイロン」のサイズ(寸法詳細)・素材・製造元
商品サイズは約17×2.8×1.9×cmと記載されています。素材はPBT(ポリブチレンテレフタレート)とセラミックと記載されています。原産国はこちらも中国です。
キャンドゥ「コンパクトヘアアイロン」のカラー展開
キャンドゥ「コンパクトヘアアイロン」のカラー展開はホワイトとブラックが確認できました。
キャンドゥ「コンパクトヘアアイロン」の消費電力・重量・最高温度など
キャンドゥ「コンパクトヘアアイロン」の消費電力は23W、重量は105g、アイロン部分の最高温度は約160℃です。コードの長さは約1.1mです。
使ってみた! 細かな仕様やストレート・カールの仕上がりをレビュー
ここからは実際に使用してみた使用感をレポートしていきます!
まずは見た目の違いを詳しくチェック!
「ポータブルミニへアイロン」と「コンパクトヘアアイロン」はそっくりだけど微妙に違う
並べてみたところ「ポータブルミニへアイロン」と「コンパクトヘアアイロン」は本体部分の構造は全く同じに見えます。 また外箱には記載がありませんでしたが、「ポータブルミニへアイロン」の本体にはPSE認証マークがありました。ただ、アイロン部分の遊びは「ポータブルミニへアイロン」が約4.3cm、「コンパクトヘアアイロン」が約5.2cmと約1㎝差があります。またコード部分のデザインや重量も異なります。
プレートの構造もわずかに異なる
それぞれ本体を握ってみたところ、使用感に影響が出そうな違いが2つありました。「ポータブルミニへアイロン」の方はプレート部分が少し出っ張ったようになっていて、プレートを合わせると間に隙間が生じません。一方で、「コンパクトヘアアイロン」はプレート部分が「ポータブルミニへアイロン」ほど出っ張っておらず、合わせた際にスイッチに近い下部に若干隙間が生じます。
「コンパクトヘアアイロン」は左右ズレが結構大きめ
また、プレートを合わせた際に生じる左右のズレを確認したところ、「ポータブルミニへアイロン」はわずかにズレるほどでしたが、「コンパクトヘアアイロン」は結構大きめにズレが生じました。これは「コンパクトヘアアイロン」の方が遊び部分が広かったことも影響していそうです。では、これらの違いがどのように影響するか見てみましょう!
ストレート・カールの仕上がりを比較
ストレート・カールの仕上がりを比較
今回は、ヘアアイロンの性能を地毛とエクステ(耐熱性)の2種類で検証しました。取扱説明書にはプレートが温まる秒数等が記載されていなかったため「コンパクトヘアアイロン」の箱の記載(約60秒~120秒)を参考に、両方ともスイッチを入れて120秒放置し、しっかり温度が上がってから使用しました。ストレートとカール、2パターンの使用感をチェックしましたので、写真付きでご紹介します。
※写真はエクステの仕上がりです ※カール→ストレートの順で検証しました
キャンドゥ「ポータブルミニへアイロン」の使用感
キャンドゥ「ポータブルミニへアイロン」は高温で一気にスタイリングできる
最大温度が約200℃と高く温度調整もできないため、何度も当てるのにやや抵抗がありましたが、ストレートもカールもほぼ数回でクセ付けができました。カールした後、クセを固定するために手で押さえる際に髪がかなり熱くなっているように感じてやや不安になりましたが、クセ付け自体には全く問題が無かったです。
キャンドゥ「コンパクトヘアアイロン」の使用感
キャンドゥ「コンパクトヘアアイロン」は軽さが魅力
「ポータブルミニへアイロン」よりもアイロン部分の遊びが大きいため、カールの作業は少しやりづらく感じました。クセが付くまでのスピードも「ポータブルミニへアイロン」には劣る印象です。こちらは最大温度が約160℃で、回数はかかりましたが好みのスタイリングに仕上げることができました。ただ、温度が低いためかヘアアイロンを当てた部分のパサつきは弱く、まとまり感は前者よりもあるように感じました。
Amazonで人気の「SALONMOON ヘアアイロン」と3種で比較。メリット・デメリットは?
Amazonの人気商品「SALONMOON」と3種で比較
せっかくなので、冒頭で紹介した私が普段使っているヘアアイロンも併せて3種で比較しそれぞれのデメリットとメリットを表にまとめました。
キャンドゥ 「ポータブルミニへアイロン」 |
キャンドゥ 「コンパクトヘアアイロン」 |
SALONMOON 「ヘアアイロン ストレート 15mm」 |
|
メリット | ・小型ながら高温 ・コンパクトで軽い |
・高温よりも髪が痛みにくい ・コンパクトで軽い |
・温度調整可能 ・海外対応 ・約30秒で高温に |
デメリット | ・温度調整不可(最大200℃) ・海外使用不可 |
・温度調整不可(最大160℃) ・プレートの左右ズレが大きい ・海外使用不可 |
・サイズが大きく重い ・消費電力が大きい ・使用する度に温度設定が必要 |
キャンドゥのヘアアイロン2種とSALONMOONのヘアアイロンの決定的な違いは温度調整機能の有無です。SALONMOONのほうは設定温度幅が80℃〜230℃と幅広く、毎回設定しないといけない手間はありますが細かく調整ができ、確認も簡単です。ただし、キャンドゥのヘアアイロン2種に比べるとサイズも大きく持ち歩き用には適していません。普段持ち歩く用や国内旅行であれば、キャンドゥのヘアアイロンの方が適しているかもしれません。普段使っているヘアアイロンの機能や欲しいと思っている機能と比較して、参考になれば幸いです!
DATA
SALONMOON ┃ヘアアイロン ストレート コテ 15mm
キャンドゥの「ポータブルミニへアイロン」「コンパクトヘアアイロン」がおすすめな人は?
キャンドゥヘアアイロンはそれぞれおすすめな人が違う!
今回の検証で私が感じたことをもとに、キャンドゥの「ポータブルミニへアイロン」「コンパクトヘアアイロン」それぞれがおすすめな人と、おすすめできない人をまとめました。
キャンドゥの「ポータブルミニへアイロン」がおすすめな人
キャンドゥの「ポータブルミニへアイロン」がおすすめな人は以下のような方です。
・黒髪でブリーチカラーやパーマをしていない人
・仕上がりにスピードを求める人
今回の検証では「ポータブルミニへアイロン」のほうが使いやすく感じました。ポイントはプレートの安定感です。ただし、ブリーチカラーやパーマをしている方は髪が傷む可能性が高いためおすすめしません。私もブリーチをしていますが、スタイリストさんからのアドバイスで、普段ヘアアイロンの設定温度は130℃ぐらいにしています。髪へのダメージはカラーも持ち具合にそのまま影響するので、高温で何度も当てるのはNGです。また髪が細い方も注意が必要かなと思いました。反対に、黒髪の方や髪が太い方にはおすすめできる商品かなと思いました。その場合もダメージ防止のヘアケアをしながらの使用がおすすめです。
キャンドゥの「コンパクトヘアアイロン」がおすすめな人
キャンドゥの「コンパクトヘアアイロン」がおすすめな人は以下のような方です。
・なるべく髪に負担をかけたくない人
・ヘアアイロンに軽さを求める人
「コンパクトヘアアイロン」は「ポータブルミニへアイロン」よりも若干扱いにくさがありますが、最大温度が160℃と40度近く低いため1回当たりの髪への負担は必然的に低くなります。なるべく負担をかけたくない方にはこちらの方がおすすめです。また、「ポータブルミニへアイロン」よりも若干軽いので、なるべく軽いものを持ちたいという方にもおすすめです。
キャンドゥのヘアアイロンに関するQ&A
キャンドゥのヘアアイロンについての疑問について調べてみました!
キャンドゥには990円(税込)のヘアアイロンも売ってる?
キャンドゥでは、ストレートとカールの2WAYタイプのヘアアイロンが税込990円で販売されています。こちらも破格のお値段です。
100円ショップ キャンドゥで¥990の2wayヘアアイロンを買いました
クレイツ(32ミリかな?)との比較も。
コテで巻く方は意外とキレイに仕上がったけど、
ストレートアイロンの方はちょっと厳しいかな…時間めっちゃかかる。前髪くらいなら大丈夫
(Xより引用)
キャンドゥにはヘアアイロンカバーやケースも売ってる?
一部の店舗では「ヘアアイロンケース」が販売されています。今回ご紹介した2種類がすっぽり入るサイズで、内側はアルミコーティングが施された仕様です。気になる方はお近くの店舗に問い合わせてみてください。
キャンドゥのヘアアイロンの取り扱い店舗が知りたい!
店員さんに伺ったところ、取り扱い情報や入荷情報は店頭で確認するしか方法が無いそうです。私が探してみた時の印象では、商業施設内の店舗は品薄で、路面店のほうが在庫が残っている印象でした。
キャンドゥのヘアアイロンの口コミをチェック
キャンドゥのヘアアイロンについての口コミを調べてみました!
良い口コミ
「旅行用に良い」「安い」「軽くて持ちやすい」「普通に使える」など、コスパ・コンパクトさ・使用感への評価は高い印象です。
すごくない!?!?
キャンドゥの商品やけど
550円で200℃のヘアアイロンが買える時代ですよ(」°ロ°)」
小さいけど前髪と触覚直すくらいなら全然使える
私が小学生の頃は安くてMax温度も低いやつでも3000円くらいして、お年玉で買ったって!!!(⑉・̆н・̆⑉
(Xより引用)
同じくキャンドゥにて、インスタで話題になってたヘアアイロンも買ってみた。軽くて小さいから持ちやすい。温度調節は出来ないけどジワジワ200°まで上がっているようだ…!普通に使える…!
(Xより引用)
旅行用の小さいヘアアイロン探してて、4000円近くするやつを買う直前でキャンドゥに売ってるという情報を手に入れて走る…!
550円って安すぎでは?たまにしか使わないし全然これでいい。
(Xより引用)
悪い口コミ
こちらは予想通り「ダメージが気になる」「温まるまで2分は遅い」という意見がありました。
キャンドゥって店でヘアアイロン買ってきた
990円のやつと550円のやつがあったけど550円の方は最高の発熱温度が200℃らしく、髪に余計なダメージを与えることになると思ったからやめた
(Xより引用)
温度が高くなるまで2分か、やや遅いなキャンドゥのヘアアイロン
(Xより引用)
まとめ:キャンドゥのヘアアイロンは思ったよりちゃんと使えた!コツは?
今回の検証では、キャンドゥのヘアアイロンは予想以上にちゃんと使えることがわかりました。小さいので前髪やサイドの後れ毛のカール、お直しにも便利に使えます。ポイントは温度が上がるまでしっかり待つことです! 温度が上がりきってからスタイリングしていくほうが結果的に時短になり仕上りのムラも防げます。ただ、どちらのヘアアイロンを使用する場合も、ダメージ防止のヘアケアは必須です。髪が痛まないようにケアしながら使ってくださいね。
DATA
キャンドゥ┃ヘアアイロン
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。