【掃除】オキシクリーンの「オキシ漬け」でお風呂もキッチンもピカピカに!
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家事のなかでも掃除や洗い物が苦手、という人は少なくないでしょう。そんな人におすすめなのが、「オキシクリーン」。こびりつき汚れや浴槽が一気にキレイになるという「オキシ漬け」を、片付けの専門家である香村さんに教えてもらいました。「一度使い始めるとヤミツキになる」という、その効果とは?
イチオシスト:香村 薫
片づけの専門家、ライフオーガナイザー。トヨタグループの会社で学んだトヨタメソッドを家事に応用した「トヨタ式おうち片づけ」を発案。「ミニマライフ.com」を起業し、株式会社ミニマライフ代表取締役を勤める。全国での講演活動や書籍執筆、個人宅でのお片付けサポート業務を実施中。防災士の資格取得。
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コストコのオキシクリーンはアメリカ製。モコモコ泡が特徴です。
掃除や洗いものが苦手な方にこそ使ってほしい粉末タイプの酸素系漂白剤「オキシクリーン」は、漬けてけておくだけで「油汚れ」「茶渋」「こげつき」などのキッチン汚れから「排水溝汚れ」までキレイに取れます。
除菌・防臭効果もあるのでタオルなどの衣類にも大活躍。これで家中を掃除したくなること間違いナシです。
漬けて放置の「オキシ漬け」でゴシゴシいらず
キッチンシンクでオキシ漬け
「オキシクリーン」はとにかく使い方がシンプル。今回は、通称「オキシ漬け」と言われるオキシクリーンを使った掃除方法をご紹介します。
まず「オキシクリーン」を60℃のお湯で溶かし、泡立て器でグルグルと泡立てます。シャワーを勢いよく噴射してもいいですね。
あとはシンクなどに60℃のお湯を張り、泡立てた液と洗いたいモノを入れるだけ。家の中の掃除はどうしてもお母さんに負担がいきがちですが、これであれば誰でもできます。
オキシクリーンの粉をしっかり溶かしておくのがポイント
私のオススメはお風呂上りにバスタブで行うこと。すでに温かいお風呂の残り湯を再加熱することで電気代や水道代も節約できますね。
バスタブ自体もお風呂の排水管もキレイになるので、もう一石二鳥どころではありません。「最後にお風呂から出る人がオキシ漬けを行う」とルール決めすると自然と家事シェアができます。
なお、オキシ漬けの漬け置き時間は最低20分(6時間以上は効果が変わりません)です。
ここでの最大のポイントは漬け終わった汚れものをゴシゴシする必要がないこと! すでに汚れが浮き上がっているので、指で軽くなでると汚れがスルスルと落ちて気持ちがいいですよ。
これが快感で、他に家の中に漬けられるモノはないかな? と探してしまうほどです。10年以上一度も掃除していなかった換気扇の部品もこのとおり!
真っ黒でギトギトだった換気扇部品もスッキリ!
自然と掃除の意欲が湧く
キッチンシンクやお風呂場でオキシ漬けを行ってみてください。不思議と「どうせやるならアレも漬けちゃおうかな」という気になるんです。そこで、大掃除にしか掃除しないような排水溝のフタや収納グッズのプラスチック容器も一緒にポイポイ。最後はホースやバケツ、ブラシなどの掃除グッズも入れてしまいます。
オキシ漬けのおかげで大掃除をしなくなりました
実は、私は「オキシクリーン」を毎週金曜日に使うとルール決めしてから、キッチンの換気扇・洗濯機・エアコンなどの使い捨てフィルターを全て処分しました。カバーを普通に洗った方が見た目もスッキリし、節約になるからです。
「オキシクリーン」には除菌作用もあるので、グラスやまな板をまとめて漬けています。防臭と漂白のために、タオル類も定期的にまとめて漬けます。
一度使い始めると、もうこれ以上の洗剤はないんじゃないか? というくらいあらゆるところの掃除に使えます。
なお、「金属」「印字」など変色や剥がれなどの恐れがある素材もあるので、使用される際はご注意くださいね。
DATA
米国・チャーチ&ドワイト社|オキシクリーン
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)、炭酸ナトリウム
液性:弱アルカリ性
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