ほかとは違う!種入りマスタードは「マイユ」を選ぶ理由
更新日:
種入りマスタードと言われて、「マイユ」のパッケージを連想する人が多いと思います。定番には定番になる理由があります――フランスの老舗メーカー「マイユ」が選び続けられる理由を、フランスガイドの野口さんが教えてくれました。
イチオシスト:野口 裕子
フランス・パリに恋して、現地に14年在住したフリーランスライター。パリのトレンドや旅行記のライターとして、Webメディアから書籍、雑誌などで活動し、女性ファン多数。All About フランス ガイド
を務める。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
フランスの種入りマスタードといえば「マイユ」
ソーセージのお伴として定番のマスタードは、プチプチとした食感のある種入りがおすすめ。フランスの老舗メーカー「マイユ」の種入りマスタードは白ワインで漬けた種を使用し、風味豊かな味と存在感のある食感が特徴。
また、ドレッシングやソースなど料理の幅も広げてくれる頼もしい相棒でもあります。
プチプチの食感がやみつきになる種入りマスタード
マスタードは、主にソーセージなどの肉料理に合わせるのが定番です。なかでも、ワインの名産地ブルゴーニュの老舗メーカー「マイユ」は270年の歴史を持ち、マスタードといえば「マイユ」と言われるほどフランス人の台所に欠かせない調味料ブランドとなっています。粒の食感が残る種入りマスタードは、フランス語で「昔ながらの」という意味の「ア・ランシャン」という呼び名がついており、伝統的なマスタードとなっています。
他社でもいくつか種入りマスタードが発売されていますが、「マイユ」のマスタードは酸味、塩気、そして種の皮の弾力もすべてが強めで、存在感のある味や食感が特徴です。それでいて、辛子やワサビ特有のツンとした辛味のないマイルドさ。肉や魚の匂いを和らげる効果があり、料理のアクセントとして重宝されています。
フランス生まれだから白ワイン漬け
ソーセージにはやっぱり種入りマスタード
「マイユ」のマスタードがほかと違う最大の特徴は、種を酢ではなく白ワインで漬けているので、風味がより豊かになっているということです。さすがはワインで有名なディジョンのメーカーです。
まずは、なんといってもソーセージに合わせるのが定番。皮のパリッとしたソーセージと、プチプチした食感のマスタードは、肉の匂いや脂っこさを抑えてくれる効果もあり、相性抜群です。一度味わってしまうと、このマスタードなしではソーセージを食べるのが物足りなくなってしまいます。
ドレッシングの材料としても大活躍
オリーブオイルと酢でドレッシングにもアクセントに「マイユ」
おもてなしで好評なのが、この種入りマスタードを使ったドレッシングです。オリーブオイルと酢、そしてこのマスタードを混ぜるだけの簡単なもので、塩味もついているので基本塩は必要ありません。
さっぱりとした味に仕上げたかったら、マスタードと酢だけでも十分です。サラダにさっと絡めたり、茹でたブロッコリーやアスパラガスにトッピングしても美味しいですよ。
ほかには、マヨネーズ代わりにサンドイッチのパンに塗ったり、ゆで卵にトッピングしたりといった使い方もできます。肉や魚はもちろん、野菜にも合うので、万能調味料と言えますね。オリジナルレシピの発見といった楽しみもあります。
料理が得意でもそうでなくても、美味しいものが好きな人ならひとつ持っていると料理の幅が広がりますよ。
DATA
マイユ┃種入りマスタード
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。