伝統と歴史が積み重ねた老舗の味!やっぱりマカロンはラデュレが一番!
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フランスを代表するお菓子の一つ、マカロン。フランス在住の野口さんがやっぱり一番と太鼓判を押すのは老舗「ラデュレ」のマカロンでした。プチトリビアと合わせて、その魅力を教えてもらいました。
イチオシスト:野口 裕子
フランス・パリに恋して、現地に14年在住したフリーランスライター。パリのトレンドや旅行記のライターとして、Webメディアから書籍、雑誌などで活動し、女性ファン多数。All About フランス ガイド
を務める。
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「ラデュレ」のマカロンはフランス菓子の女王的存在
アーモンド、卵、砂糖で作られた、カラフルな色と愛らしい形が特徴のフランスのお菓子の代表マカロン。現在の形であるマカロン・パリジャン(パリ風マカロン)を20世紀半ばに考案したのが「ラデュレ」です。
外はさくっとし、中はしっとりとした食感の生地と、それに挟まれた濃厚なフレーバーのクリームは、一度食べたら虜になってしまう味です。フランスのお土産の定番として誰にでも喜ばれていましたが、今ではラッキーなことに日本でも購入可能になっています。今回は老舗の味、ラデュレのマカロンをイチオシします。
現在の形「マカロン・パリジャン」を作ったのはラデュレ
「マカロン」と聞くと、まさに手のひらサイズの丸いカラフルなマカロンを思い出しますよね。しかし、もともとのマカロンはフランスの各地方にそれぞれの形で存在していました。なかでももっとも有名なナンシーのマカロンは一見クッキーのような素朴な見た目で、私たちが思うマカロンとは大分印象が違います。小さくてカラフルで、中にクリームをサンドした現在のマカロンの形は正式には「マカロン・パリジャン(パリ風マカロン)」と呼ばれ、20世紀半ばにラデュレが考案したものなのです。
フランスではマカロンを売っているパティスリーが数多く存在していますが、そのなかでも多くの人に愛されているのが「ラデュレ」のマカロンです。シャンゼリゼやサンジェルマンのほか、パリの空港にもブティックが複数あり、フランス土産の定番として定着しています。
バラエティ豊かなフレーバー
日本では日本ならではのフレーバーもそろう
アーモンド、卵、砂糖で作られる繊細なお菓子であるマカロン。外はさくっと、中はしっとりとした食感――。そしてアーモンドの香ばしさが口いっぱいに広がり、食べた瞬間とても幸せな気持ちになります。
いろいろなお店のマカロンを試しましたが、やはり「ラデュレ」のマカロンが一番美味しい。個人的にイチオシのフレーバーは、「バニラ」と「塩キャラメル」、そして「ピスタチオ」です。「ラズベリー」や「グリオット」といったフランスらしいフルーツのフレーバーも大好きですが、好みが分かれるようです。「ショコラ」もファンが多いですね。日本ならば、日本ならではの味、「マッチャ」があるのが嬉しいですね。
「ラデュレ」のマカロン・トリビア
マカロンは非常に繊細なお菓子なので、買ってその日のうち、もしくは翌日までには食べないと、どんどん劣化してしまい美味しさが損なわれてしまいます。プレゼントする場合も、いつ渡せるかを考慮したうえで買うことをおすすめします。また、これはちょっとした裏技ですが、箱に入れてもらう場合、ショーウインドウに並んでいる箱ではなく「普通の(グリーンの)箱で」とお願いするとお得です。自宅用ならこの簡易箱で十分ですよ。
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DATA
ラデュレ┃マカロン
国:フランス
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