おうち時間のデザートを格上げ!フランス流マロンクリームの使い方
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ギンガムチェックの蓋がかわいい、日本でもおなじみの「ボンヌ・ママン」のマロンクリーム。パリ在住の立神さんが、フランス家庭の定番デザートにもなっているマロンクリームの美味しい食べ方を教えてくれました。
イチオシスト:立神 詩帆
フランスのエステティック・コスメティック国家資格をもつエステティシャン。パリ7区でサロンCHICHI(シシィ)を運営。フランスの美容事情に精通し、パリジェンヌから学ぶ、最新の美容情報をパリから発信中。パリとブリュッセルに在住し、ヨーロッパのライフスタイルにも詳しい。
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パンに塗って朝食として食べたりと、フランス家庭では馴染みの深いマロンクリーム
フランス語で「おばあちゃん」という意味の「Bonne Maman(ボンヌ・ママン)」のマロンクリームは、昔ながらのやさしい家庭の味。柔らかく火を通して栗をペースト状にした糖を加え、バニラで香りづけした濃厚で甘いマロンクリームはフランス人の大好物です。
栗、砂糖、バニラ香料のみで作られているので、栗の風味をしっかり味わうことができます。スーパーでも売られているので、ギンガムチェックの瓶を見たことがある人も多いのではないでしょうか? パンに塗って朝食として食べるのもよし、ヨーグルトと合わせて簡単デザートにするのもよし。フランス家庭で馴染みの深い、「ボンヌ・ママン」のマロンクリームをご紹介します。
朝食だけじゃない!おうちデザートにもマロンクリーム
ヨーグルトにマロンクリームを入れたフランスの家庭的デザート
もっともシンプルなマロンクリームの食べ方はフランス風タルティーヌ。タルティーヌとはジャムやバターを塗ったパンのことで、マロンクリームを塗ったバゲットやクロワッサンをカフェオレに浸して食べるのがフランスの朝食です。
タルティーヌと同じくらいフランス人がよくするのが、マロンクリームをヨーグルトに入 れる食べ方です。ヨーグルトというと朝食のイメージですが、実はフランスではヨーグル トはデザートとして食べることが多く、現地のスーパーの棚にはさまざまな種類のジャムが入ったヨーグルトが並んでいます。
好みの量を加え混ぜるだけなのでとっても簡単。マロンクリームの甘味とヨーグルトの酸味がよく合う、美味しくてヘルシーなデザートです。
マロンクリームに少しラム酒を加え混ぜると、風味が増して上品な味に。ヨーグルトをフロマージュ・ブランに代えて、ラム酒入りのマロンクリームを添えれば、オシャレなおもてなしデザートにぴったりです。
ビストロの定番デザートを簡単に再現
マロンクリームの上にホイップクリームを重ねたフランスのデザート「クープ・モンブラン」
昔ながらの家庭料理を提供するビストロのデザートメニューに必ず載っているのが、Coupe Mont Blanc(クープ・モンブラン)とCrème de marron vanillée(クレーム・ド・マロ ン・ヴァニーユ)です。クープ・モンブランは焼きメレンゲ、マロンクリーム、ホイップ クリームを順に重ねたデザートで、クレーム・ド・マロン・ヴァニーユはバニラで 香りづけしたマロンクリームの上にホイップクリームをのせたデザート。
どちらもマロンクリームがあればあっという間に作れるので、家庭でもよく作ります。フランス料理のデザートというと手間のかかるイメージがありますが、フランス人が普段食べているデザートはこんな風にごくシンプルなものばかりです。
「ボンヌ・ママン」のマロンクリームはシンプルなので、モンブランのクリームやマロン風味の キャラメルプリンなど、お菓子作りにも活用できます。いろいろ試して、ぜひ美味しい食べ方を見つけてください。 DATA
ボンヌ・ママン|マロンクリーム
内容量:225g
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