「天然木」と「イタリアンレザー」で作られたキャッシュレス時代の革財布
おしゃれで使いやすい小型財布は数年前からトレンドですよね。最近ではキャッシュレス化がグッと進み、「現金よりもカードを持ち歩く派」という人も。そんなキャッシュレス時代のために開発されたのが、「イクイップウォレット」なのだそう。極薄くスライスされた天然木を使用していて、デザイン性と機能性どちらにもこだわった逸品なんだとか。開発元の「VARCO REAL WOOD」の担当者に「イクイップウォレット」の魅力を詳しく教えてもらいました!
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【この記事は、イチオシスト自身が企画開発に携わる「モノ・サービス」について、開発者だからこそ知るイチオシポイントや開発への想いを教えてもらうインタビューコーナーです】
小型薄型設計の「イクイップウォレット」
キャッシュレス化が進み、財布もコンパクトなものを選ぶ人が増えているようです。そんなキャッシュレス時代にマッチした構造・デザイン・使いやすさにこだわった財布を作るため、幾度となく試作を繰り返した末に生まれたのが、「イクイップウォレット」です。 改良に改良を重ねデザインのバランスをミリ単位で整えようやく完成しました。
使用されいてる革はイタリア老舗タンナーのバダラッシカルロ社製「プエブロ」。民族的な表情と温もりを感じさせるよう手作業で銀(革表面)を優しく傷つけ文様をつけた高級レザーです。 また何といっても最大の特徴は天然木(ウォルナット)を使用している事。日本の優れた技術である突板の技術を応用し柔軟に曲がる仕様となっている事です。ディテールにこだわったデザインと高い機能性が融合した特別な財布に仕上がっています。
当工房はベルトのOEMを主軸とした会社として1998年に創業しました。アパレルやセレクトショップ業界の様々なアイテム作りを経験し、デザインと技術を磨いて参りました。自社ブランド「VARCO REAL WOOD」を立ち上げてから11年が経ち、この度その節目の集大成との想いでこの財布の企画に至りました。
コロナ禍のなか、革小物業界も大変革期を迎えています。急速に広がるキャッシュレス化の波に合わせて柔軟に変化し、使う人の生活の役に立つような、便利でデザイン性に優れた商品を作りたいと考えております。
従来品よりも薄く小さな設計
従来の二つ折り財布(左)と「イクイップウォレット」(右)
コンパクトな設計
使いやすさを考慮しながらお札・カード・小銭ポケット・鍵収納の配置バランスを考えることで、ギリギリまで小さくすることに成功しました。更にカードケースを縦に装着することにより財布使用時のカード落下を防ぎ、両手で持てるようにする事でカードを扱いやすくしています。
またカードの厚みを利用し、トータルの厚みを増やすことなくマチを設置。小型の財布では省かれがちなレシートやポイントカードなどが入る便利なポケット収納があります。
日本の高い技術が可能にした柔軟に曲がる天然木
柔軟に曲がる天然木(ウォルナット)
リアルウッドの最大の特徴はなんと言っても本物の木-天然木を使用している事。しかも不思議な事に「柔らかく曲がる」んです。
0.2mmという極薄にスライスした天然木(ウォルナット)を縫製しても割れないよう特殊な加工を施して革と貼り合わせる事により、柔軟性と耐久性のある木素材を実現しました。
素材は家具でも人気のある三大銘木の「ウォルナット」を採用。革との相性が抜群で木の表面は磨き込まれたが家具のようにツルツルとした質感(仕上がり)となっています。
真心こめて商品を
当工房の製品は素材、デザイン、商品の構造まで吟味を尽くし製品化しています。また天然木を使用しているので、一点一点木目が違い、オリジナル性が高いのも特徴です。人とはかぶりたくないというこだわりのある方に、ぜひ「イクイップウォレット」を使ってみていただきたいです。
DATA
株式会社レザーデベロップメント|イクイップウォレット
素材:牛革・天然木(ウォルナット)
札入れ:お札約10枚
コインポケット:小銭15枚(100円玉の場合)
鍵差し込みポケット:鍵約55mmまで
※落下防止のためキーリングの使用推奨
カード収納:内側約7枚+外ポケット1枚(ICカードも使用可)
フリーポケット(マチ付き):ポイントカード、レシート、その他任意のものを収納可
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