ずれない&よれない!無印良品の究極の靴下「足なり 直角靴下」
「今までの靴下の概念が変わった」と、土井さんがイチオシしてくれたのが、無印良品の「足なり 直角靴下」。靴下のかかとが直角であることで、なぜそんなに履き心地が良くなるのか。土井さんに熱弁していただきました。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
一度履いたらやめられない履き心地。「くらしの良品研究所」が研究を重ねた逸品
足のサイズや形は千差万別。足口ゴムが食い込んだり、しわが寄ったり、靴下なんてこんなものとあきらめていました。
これらの問題を一気に解決してくれたのが無印良品の「足なり 直角靴下」でした。以前から知っていたのですが、見た目がちょっと美しくないので手に取ることはありませんでした。ところが、履いてびっくり!その履き心地とフィット感に、何事も見た目で判断してはいけないと、改めて考えさせられました。
それもそのはず、無印良品が研究に研究を重ねた靴下で、今までの靴下の履き心地の概念を変えた究極の靴下だったのです。
なぜ120度でなく、90度なのか?
人体構造理論にあっている直角の靴下
一般的な靴下は、「く」の字型で120度に作られています。なぜ120度の靴下なのかと言うと、生産効率が高いからなんです。そして、売り場に置いたときにシワがなく、きれいに見える形になっています。
実は、履き心地よりも見栄えを重視して作られてきたのです。しかし、実際の足はと言うと、立っても座っても歩いてもほとんど直角90度。よくよく考えると、一般的な120度の靴下よりも、直角に作られた靴下のほうが、しっかりとかかとにフィットして履き心地が良いのは当然なのです。
直角だからずれない、よれない
かかとにフィットしているので、スッキリ負荷のない履き心地
無印良品の「足なり 直角靴下」は、かかとがしっかりフィットするとともに、シワができる足首部分もきれいにフィットします。
足の甲の部分もずれないで、気持ちが良いくらいすっきりフィットしてくれるのです。
つまり、かかとがピッタリ合っているということは、
常に靴下がしっかりとかかとを支え、足の甲の部分も動かないので、必要以上に締め付けずに済むのです。結果的に足首のずり落ちも起きません。
足口もやわらかフィット、ずり落ちないで快適な履き心地
これまでは、ずり落ちることを想定して強めのゴムがセットしてありましたが、ずれない、ずり落ちない
「足なり 直角靴下」は、足を包むような安定感と履き心地の良さを実現したのです。試行錯誤から生まれた「直角靴下」
見た目は悪いですが、履き心地はとても良い
2006年、無印良品の開発チームはより履き心地の良い靴下作りに取りかかりました。
そこで出会ったのが、チェコのあるおばあちゃんが作る手編みの靴下。その履き心地が良さを目指して研究を重ねます。すると、かかとが直角であることが、靴下の履き心地に大きく影響することが分かり、“チェコのおばあちゃんの靴下”として無印ファンの間で話題となり、無印良品「足なり直角靴下」が誕生したのです。
しかし、従来の120度の靴下の編み機で直角靴下を生産するのは、非常に難しいことでした。
編み機の改造など試行錯誤を繰り返し、ようやく履き心地の良い直角靴下を生産することができたのです。
無印良品の靴下は、レディース、メンズ、キッズなどさまざまな種類があります。自分にあった素材・デザインからお気に入りの靴下を選ぶことができます。
DATA
無印良品┃足なり 直角靴下
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。