HUAWEIのスマホおすすめ4選【世界初三つ折りの新機種情報も】やめた方がいい?日本から撤退する?などの疑問も調査
HUAWEI(ファーウェイ)は通称・中華スマホのひとつで、優れた性能を持ちながら手に取りやすいリーズナブルな価格帯が魅力です。しかし、Googleのサポートが受けられないことで、アンドロイドで使えなくなるなどいくつかの問題点があり、「日本から撤退する」や「やめた方がいい」という声もあるようです。今回は、HUAWEIスマホの特徴や「やめた方がいい」と言われる理由について解説するとともに、おすすめの機種、世界初の三つ折りスマホ情報についてまとめました。
■HUAWEI(ファーウェイ)のスマホは優れた性能&リーズナブル価格が魅力! おすすめ厳選

画像引用元:HUAWEI JAPAN(https://consumer.huawei.com/jp/phones/p40-lite-5g/)
HUAWEI(ファーウェイ/中国語表記:華為技術)とは、中華人民共和国に本社を置く、通信機器メーカー。
1987年に設立し、2020年には出荷台数・シェアともに世界第3位を記録するなど、多くのユーザーに支持されています。今回は、HUAWEIの新機種や各シリーズの特徴、おすすめの機種をご紹介します。あわせて、「やめた方がいい?」や「日本から撤退する?」などの気になる疑問についてもまとめました。
■【新作】HUAWEI(ファーウェイ)新機種発表! 世界初の三つ折りスマホ
HUAWEI(ファーウェイ)は、2025年2月18日(マレーシア時間)にマレーシア・クアラルンプールで開催された新製品発表イベント「Innovative Product Launch」で、世界初の三つ折りスマートフォン(スマホ)「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を発表しました。同モデル最大の特徴は、やはり世界初の三つ折り仕様。
独自のヒンジシステムを採用することで、内側と外側に曲げることができる=三つ折りを実現しました。
ディスプレイは、1画面=6.4インチ、2画面=7.9インチで、完全に開いた3画面になると10.2インチと、現存する折りたたみスマホでも最大級の大きさ。また、厚さにもこだわっており、3画面時の最薄部が3.6mmと、大画面ながら持ちやすさも兼ね備えています。
背面カメラは、5000万画素のメインカメラ、1,200万画素の超広角カメラ、5.5倍の光学ズームを備える1,200万画素のペリスコープ望遠カメラの3眼構成。
さらに、800万画素の前面カメラも完備しています。バッテリーも5,600mAhと大容量で、急速充電にも対応しているのが便利なポイントです。
カラーは、Red・Blackの2色展開。メモリ=16GB、ストレージ=1TBと大きく、重いアプリなども問題なくサクサク使えるスペックです。
販売価格は3,499ユーロで、日本円に換算すると約55万円(2025年2月時点)!販売国は、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、カンボジア、香港と残念ながら日本では予定されていませんが、もしかしたら今後、日本でも販売されるかもしれません。
世界初の三つ折りスマホ、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!
ファーウェイの三つ折りスマホ、
HUAWEI Mate XT ULTIMATE DESIGN
いよいよグローバル発売。
価格は3499ユーロ(約56万円)。
ですが、日本での発売予定はないようです。(Xより引用)
DATA
HUAWEI|HUAWEI Mate XT Ultimate Design(HUAWEI Mate XT)
■HUAWEI(ファーウェイ)のスマホとは? 各シリーズの特徴を比較
2025年3月時点、ファーウェイ・ジャパンの公式サイトに掲載されているHUAWEIスマホは、「Pシリーズ」と「novaシリーズ」、「P liteシリーズ」の3種類。それぞれどんな特徴があるのでしょうか?早速見ていきましょう。
Pシリーズ|カメラ性能に優れた定番モデル
HUAWEIの定番モデルとして人気の高い「Pシリーズ」。
ミドルレンジからハイエンドまでさまざまなモデルを展開しているシリーズで、ミドルレンジでもCPUなどの性能に優れており、値段と性能のバランスが取れたコスパの良いモデルも多く販売しています。「Pシリーズ」の大きな特徴は、高性能なカメラを搭載していること。
一部のモデルには、現代のカメラの基礎を作ったとも言われる最高級カメラブランド「Leica(ライカ)」のレンズを搭載しており、コンデジ並みの写真を撮影できます。novaシリーズ|低価格でも妥協なし! スタイリッシュなデザインも魅力
「novaシリーズ」は、手に取りやすい価格帯ながら、性能やデザインへのこだわりが光るシリーズ。
特にスタイリッシュでおしゃれなデザインは、持っているだけできっとテンションが上がるはず!また、スマホに負荷がかかりやすい、容量の大きなゲームもサクサク快適にプレイできるスペックを備えたモデルもあるなど、若年層の「こんなスマホがあるといいな」という思いを叶えてくれるシリーズです。
P liteシリーズ|コスパの良さはピカイチ
「P liteシリーズ」は、コストパフォーマンスに優れたモデルが多いシリーズ。
トリプルカメラや4眼カメラなど高いカメラ性能を持つモデルや、撮影をサポートするAI機能に長けたモデル、ブルーライトカットモードを備えるモデルなど、便利な機能を備えたモデルが揃っています。機能面が充実していながらも、価格帯はミドルレンジからと抑えられているのがうれしいポイント。
さまざまな機能を使ってみたい人におすすめです。
■HUAWEI(ファーウェイ)スマホはやめた方がいい? 気になる3つの疑問
便利な機能とスタイリッシュなデザイン、手に取りやすい価格帯が人気のHUAWEIスマホですが、「やめた方がいい」という否定的な意見もあるようです。なぜ、HUAWEIスマホは「やめた方がいい」と言われるのでしょうか?特に気になる3つの疑問についてまとめました。
疑問1:HUAWEIスマホは日本で使えなくなる?
「HUAWEIスマホが日本で使えなくなる?」と言われている大きな理由のひとつが、ファーウェイがアメリカ政府の経済制裁に影響を受けていること。
2019年5月、アメリカ政府はファーウェイを「エンティティリスト(禁輸リスト)」に指定。電子部品やソフトウェアの供給を禁止しました。
この影響により、ファーウェイは高速通信規格「5G」用の半導体を調達しづらくなったほか、GoogleからのAndroid(アンドロイド)OSに関する技術サポートを受けられなくなったため、「使えなくなる」と言われているのです。
しかし、日本でHUAWEIスマホの使用を禁止されているわけではありません。
GooglePlayストアがないなどの制限はありますが、HUAWEI独自の公式アプリ「APP Gallery」を使うことでアプリをダウンロードすることもできます。疑問2:HUAWEIスマホはアンドロイドで使えなくなる?
先に説明した通り、HUAWEIスマホはAndroid OSの技術サポートを受けられない状況にあります。
この問題を解決するため、HUAWEIは2024年10月に「HarmonyOS NEXT」を発表。今後はAndroidから脱却し、独自OSを搭載するモデルとして展開するようです。「HarmonyOS NEXT」の対応言語は、現時点では中国語や英語など数か国語のみ。
日本語は音声入力のみで、キーボード入力には対応していません。ただし、今後のアップデートで日本語にも対応することが予想されています。
疑問3:HUAWEIスマホは日本から撤退する?
HUAWEIスマホは2025年3月時点、日本国内のHUAWEI公式ストアでも販売しておらず、Amazonや楽天市場などの大手ECサイトや、中古スマホを取り扱う専門店でしか購入することができません。ただし、ファーウェイ・ジャパンとしてスマートウォッチやタブレットなどの展開は継続しており、今後、また新機種やスマホの販売が再開されることも考えられます。
特に、世界初の三つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」が登場したことで、世界的にHUAWEIスマホの動向が注目されており、再度シェアを広げていくかもしれません。HUAWEIスマホが気になる人は、引き続き動向をチェックしてくださいね!
■HUAWEI(ファーウェイ)のスマホおすすめ4選
ここからは、HUAWEI(ファーウェイ)スマホのおすすめ機種を4つご紹介します。絶妙な色合いがおしゃれな「HUAWEI P40 lite 5G」

画像引用元:HUAWEI JAPAN(https://consumer.huawei.com/jp/phones/p40-lite-5g/)
テクスチャ加工を施した3Dガラスの背面デザインが印象的な「HUAWEI P40 lite 5G」。
カラーは、スペースシルバー、クラッシュグリーン、ミッドナイトブラックの3色展開で、特にスペースシルバーとクラッシュグリーンは、他にないような絶妙な色合いがおしゃれです。ディスプレイは約6.5インチと大きめサイズで、視認性の高いTFT液晶を採用。
写真や動画が見やすいのはもちろん、画面の縁の幅が狭く、インカメラも画面の下に収納されていることで大迫力の映像を楽しめるので、映画を観るのにもぴったりです。また、ビデオ会議などで画面共有された資料も確認しやすく、ビジネスシーンでも活用できます。
カメラは、約6400万画素のメインカメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラ・被写界深度カメラの4眼レンズ構成。
レンズを使い分けることで超広角からマクロまでさまざまな撮影ができ、コンデジ代わりにも使えます。
DATA
HUAWEI|HUAWEI P40 lite 5G
高性能カメラが魅力の「HUAWEI P30」

画像出典:Amazon
Leicaブランドのカメラレンズを備える、高性能カメラが魅力の「HUAWEI P30」です。
背面カメラは、約4000万画素の広角カメラ、約1600万画素の超広角カメラ、約800万画素の光学3枚ズームに対応した望遠カメラで構成されるLeicaトリプルカメラ。30倍のデジタルズーム機能を備えているだけでなく、画質の劣化を最小限に抑えたまま撮影できることで、遠くの被写体や景色を鮮明に写真に残せます。
AIが撮影シーンを自動で選別してくれるシーン認識技術により、最適な設定で撮影できるのも魅力のひとつ。
さらに、暗い場所でも鮮明に写せる夜景モードや、背景をぼかし、被写体を際立たせられるポートレートモードなど、さまざまなモードを駆使することにより、初心者でもプロのような仕上がりの写真を撮影できるのがうれしいポイントです。ディスプレイは6.1インチで、女性でも片手で持ちやすく使いやすいサイズ感。
CPUは、AI専用プロセッサーを2つ組み込んだ「HUAWEI Kirin 980」、6GBのRAMと128GBのストレージを組み合わせることで、動画を観ながらメールを送る、グラフィックのきれいなアプリを利用するなど、負荷がかかる作業もサクサク快適に行えます。DATA
HUAWEI|HUAWEI P30
ゲームプレイも快適! 「HUAWEI nova 3」
約6.3インチのディスプレイサイズを備えながら、最厚部約7.3mmの薄さで持ちやすい「HUAWEI nova 3」。
CPUはファーウェイ社が独自に開発した「HUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU」を備え、FPSや最新の音楽ゲームなど、3Dモデルを使ったゲームもサクサク快適にプレイできます。また、ゲームを起動するとスマホの処理能力の割り当てをゲーム優先にしてくれる「Game Suite」を完備。
「ゲームプレイ中に急にスマホが落ちてしまった」などのトラブルを防げるほか、SNSなどの通知をオフする機能や、画面をノックすると画面を録画できるスクリーン録画なども備え、プレイをサポートしてくれます。カメラは、背面・前面ともにデュアルカメラ仕様。
AIが「何を撮っているのか」を認識してくれるため、被写体や風景に合った明るさ、色合いの写真を撮影できます。また、2枚のSIMカードを使える「デュアルSIM」に対応しているのも便利なポイント。1台のスマホで仕事用・プライベート用と2つの電話番号を使い分けられるなど、一人ひとりに合った自由な使い方ができます。
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HUAWEI|HUAWEI nova 3
AI機能を搭載した「HUAWEI P30 lite Premium for au」

画像引用元:HUAWEI JAPAN(https://consumer.huawei.com/jp/phones/p30-lite-premium/)
ミドルレンジクラスのモデルでありながら、トリプルカメラを搭載する「HUAWEI P30 lite Premium for au」。
メインカメラは犬や花火、ポートレート、夜景など22種類、サブカメラは青空や植物、舞台・ライブなど8種類のシーンをリアルタイムで認識し、AIが色や明るさ、コントラストなどを自動で調整してくれます。シーンに合わせた最高の一枚を収められますよ。セルフィー(自撮り)に特化しているのも「HUAWEI P30 lite Premium for au」も魅力のひとつ。
輪郭の特徴をマッピングし、カスタムアルゴリズムを作成することで、一人ひとりの表情を活かした撮影を楽しめます。ディスプレイは約6.1インチFHD+で、解像度は2312×1080ピクセルと鮮やかな色合いを実現。
さらに、しずく型ノッチデザインを採用することで、画面いっぱいに写真や動画を表示でき、映画なども迫力ある映像で堪能できます。長時間利用する人は、ブルーライトカットモードを活用するのもおすすめ。通常モードと比べてブルーライトを低減でき、眼精疲労を緩和してくれます。
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HUAWEI|HUAWEI P30 lite Premium for au
■【まとめ】HUAWEIスマホは日本でもまだ使える! アンドロイドは使えないので要注意
HUAWEIスマホは、値段と性能のバランスが良いモデルが多いのが大きな魅力。特にLeicaカメラを備えたモデルはカメラ性能が優れており、コンデジ並みの写真を手軽に撮影できますよ。
HUAWEIスマホは2025年3月時点、Googleからの技術サポートが受けられないため、Android OSはアップデートができず、Google Playストアなども使えなくなっています。
ただし、独自のOS「HarmonyOS NEXT」の導入により、Androidからの完全脱却が見込まれているほか、HUAWEI独自の公式アプリ「APP Gallery」を活用することで、日本でも問題なく使えます。
新機種の発売が数年ないこともあり、「HUAWEIは日本から撤退するのでは?」と思われていましたが、マレーシア時間2月18日に世界初の三つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」が発表されたことで、世界的にふたたびHUAWEIスマホに注目が集まっています。
今後また、日本でもHUAWEIスマホの新機種が発売されるかもしれません。
HUAWEIスマホを使ってみたい人は、ぜひ参考にしてくださいね!
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HUAWEI JAPAN
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