牛丼チェーン3社の「豚汁」を比較!1位の吉野家は具だくさんで食べ応えも抜群
吉野家の「とん汁」は217円(税込/イートイン)、213円(税込/テイクアウト)。吉野家の美味しいメニューに詳しい川崎さんは具材のボリュームと根菜の旨味が染み込んだ味噌汁を高評価! 牛丼チェーン・すき家、松屋の豚汁とも食べ比べて、3社それぞれの美味しさをランキングしました。値段、具材の量、コスパの観点から比較します。
■経歴:2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションに目をつける。しかし、取引の仕方がわからずに、まずは落札者として参加。その後、出品者側にまわり、家の中の物を出品しまくる。出品する物がほぼなくなってからは、仕入れを経験。ネットオークションを生活の一部に取り入れるべく、「ネットオークションやフリマアプリは生活のインフラになる」という考えを持つ。また消費税増税の社会においては、ネットオークションやフリマアプリが家計の救世主になりえると考え、業者とは違う視点でユーザーとして参加中。
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■牛丼チェーン店の「豚汁」が美味しい! 3社を食べ比べてランキング
牛丼チェーン店といえば、吉野家、すき家、松屋が有名ですよね。店舗数も多く価格も安いので、お気に入りの店舗を利用している人も多いことでしょう。実は牛丼だけではなく他のメニューも充実しています。なかでも、牛丼と一緒に注文したい「豚汁」は会社によって色々な違いがあり、個性が出ていますよ。
筆者は牛丼を買った時には、必ずと言って良いほど豚汁を買います。
実は娘が大の豚汁好きなのです。吉野家、すき家、松屋の豚汁を飲んできた中で、どれがいちばん美味しいのかなという話で盛り上がることもありました。
今回は豚汁をランキング形式で紹介していきます。
あくまで筆者の家族によるランキングになりますが、今後牛丼チェーン店で豚汁を買う際の参考にしていただければと思います。
■吉野家の豚汁がおすすめ第1位! 野菜の旨味もしっかり味わえる
牛丼チェーン店の“豚汁”で、もっともおすすめなのが吉野家の「とん汁」です。吉野家は全国各地にあるので、身近な牛丼屋として挙げる人も多いと思います。地方に住む筆者の家の近くにもあるので、重宝しているお店です。
吉野家の豚汁の味は具だくさんで食べ応えあり!
吉野家の「とん汁」の特徴は、具材がたくさん入っているところです。写真では、自宅のお椀に移し替えました。
肉や大根、にんじんなどの定番具材はもちろんですが、こんにゃくや里芋、れんこんも入っています。
「豚汁」の味は濃く、しっかり味噌がきいています。
豚肉も入っていますが、それほど肉の風味は出ていません。汁には野菜の旨味がよく出ているので、どちらかというと野菜の美味しさが感じられるサイドメニューだと筆者は思っています。
吉野家の豚汁の値段・価格・コスパ
吉野家の「とん汁」の価格は217円(イートイン/税込)、213円(テイクアウト/税込)。具材もたくさん入っていて満足感の高い豚汁です。自分で作る手間がかからないので、コスパもかなり良いですね。
吉野家の豚汁の原材料・原産国
原材料は非公表ですが、吉野家公式サイトから原材料の産地はわかりました。以下の通りになります。
- 牛肉:米国、カナダ、その他
- 豚肉:スペイン、メキシコ
- 鶏肉:タイ、中国
- 玉ねぎ:中国
- 白菜:日本
- 長ネギ:中国、日本
豚汁にはにんじんや里芋など上記以外の具材もいくつか使用されています。
吉野家の豚汁のカロリー・栄養成分表示・アレルギー表示
吉野家の「とん汁」のカロリー・栄養成分表示は以下の通りです。
- 熱量:160kcal
- たんぱく質:5.7g
- 脂質:9.1g
- 炭水化物:14.0g
- 食塩相当量:1.5g
また、アレルギー情報は以下の通りです。
- アレルギー成分:乳成分、大豆、豚肉
吉野家の豚汁の賞味期限・保存方法
テイクアウトをした吉野家の「とん汁」の賞味期限は、特に記載されていませんでしたがその日のうちに食べ切るほうが安心です。もし冷めてしまったら、お椀に移し替えて電子レンジで加熱をしたり、鍋で温めると良いでしょう。
■吉野家の「フリーズドライとん汁」もおすすめ!
吉野家の豚汁は「フリーズドライとん汁」も販売されています。お店では売っていないので、ネットショップを利用することになりそうです。
吉野家の公式通販ショップでは、20袋セットで3780円(税込)です。「フリーズドライとん汁」の原材料は以下の通りです。
- 原材料:みそ、醤油、野菜エキス、でん粉、昆布エキス、ポークエキス、清酒、酵母エキスパウダー、かつお節エキス、砂糖、食塩、椎茸エキスパウダー、ゼラチン、具(豚肉、大根、人参、ごぼう)/酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦、大豆、鶏肉、豚肉、ゼラチンを含む)
- カロリー:48kcal
- たんぱく質:2.4g
- 脂質:1.0
- 炭水化物:4.8g
- 食塩相当量:2.0 g
お湯を注げば簡単に吉野家の「とん汁」が出来上がりますから、いつでも食べられるように常備しておくのもおすすめです。
DATA
吉野家┃フリーズドライ豚汁
価格:3,780円(税込)
内容量:10.5g×20袋入り
■吉野家の豚汁に関するQ&A
吉野家の「とん汁」について、疑問を解消していきます。
吉野家の豚汁の再現レシピが話題?
吉野家の「とん汁」は美味しいので、自宅でも作りたいという声もたくさんあり、再現レシピが話題になっています。具材は大根、にんじん、れんこん、ごぼう、里芋、こんにゃく、青ネギなどの野菜、そして豚肉を入れると良いでしょう。最初に根菜を油で炒めて、その後で豚肉を入れます。水を入れて煮るとアクが出てくるので取り出すことも忘れずに。出汁や味噌で味を調えれば完成です。
吉野家ではセットの味噌汁を「豚汁」に変更することもできる?
吉野家では味噌汁やサラダ、お新香などのサイドメニューをセットにすることができます。その味噌汁を143円(税込)で豚汁に変更することも可能です。ちなみに、しじみ汁、あさり汁であれば121円(税込)で変更ができます。
吉野家は豚汁だけ単品でテイクアウトできる?
吉野家の「とん汁」だけテイクアウトをしたいならば、単品での注文もできます。例えば夕ご飯のおかずは用意してあるけれど、豚汁を飲みたい!という時に活用できますね。お店で注文をすればすぐに用意してもらえますが、時間がわかれば予約注文をしておくとスムーズです。
■すき家の豚汁がおすすめ第2位! 味噌の風味が濃く体も温まる
筆者のおすすめの豚汁、第2位はすき家の「とん汁」です。今回は、店内で食べてみました。お椀にたっぷりの汁が入っています。筆者が訪れた期間はお肉の増量キャンペーンが行われていたこともあり、豚肉の味もしっかり出ていました。
豚肉の主張が強すぎるわけではなく、出汁が効いていて美味しいです。価格は190円(税込)です。
原材料は非公表ですが、カロリー・栄養成分表示はわかりました。以下の通りです。
- カロリー:181kcal
- たんぱく質:5.2g
- 脂質:14.1g
- 炭水化物:8.3g
- 食塩相当量:2.8g
また、アレルギー情報は以下の通りです。
- アレルギー成分:乳成分、ごま、大豆、豚肉
DATA
すき家┃とん汁
価格:190円(税込)
■松屋の「豚汁」がおすすめ第3位! 肉の味わいが濃厚でこってり感もある
筆者のおすすめ第3位は松屋の「豚汁」です。今回はテイクアウトしたものを実食します。価格は240円(税込)でした。
購入してから食べるまでに少し時間が経ってしまったこともあり、表面には油が浮いていました。
この油がコッテリした味わいにつながってきます。実際にひと口飲んでみると、豚肉の味が強めでした。豚汁の肉が好きな人にとっては、最高の豚汁になるかもしれません。
松屋の「豚汁」のカロリー・栄養成分表示は以下の通りです。
- カロリー:243kcal
- たんぱく質:9.2g
- 脂質:14.9g
- 炭水化物:17.6g
- 食塩相当量:3.2g
また、アレルギー情報は以下の通りです。
- アレルギー成分:大豆、豚肉
松屋の「豚汁」はカップのまま電子レンジで加熱できるのがポイントです。
テイクアウトをした際は、フタをとってから電子レンジで加熱すると熱々の状態で食べることができますよ。加熱時間の目安は600Wで約1分です。
DATA
松屋┃豚汁
価格:240円(税込)
■なか卯では「豚汁」が販売されていない?
牛丼のチェーン店としてなか卯もありますが、2022年10月15日の時点では豚汁は売っていませんでした。今回はランキングの対象外になりました。
■【まとめ】吉野家の豚汁は具だくさんで野菜の味も楽しめる
吉野家の「とん汁」には大根やにんじん、れんこん、ごぼう、こんにゃく、里芋など具材がたっぷり入っています。またしっかり煮込まれているため野菜の旨味が汁に出ていて、根菜に甘みがあって美味しく食べられます。サイドメニューですが、季節を問わずに飲みたくなる名品です。「豚汁」を自分で作ると手間や材料費がかかるので、気軽なテイクアウトを活用するのもおすすめですよ。
DATA
吉野家┃とん汁
価格:217円(イートイン/税込)、213円(テイクアウト/税込)
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