【100均】ダイソーのスキレットを徹底解説! シーズニング方法やレシピを紹介
ダイソーの鋳鉄製のフライパン「スキレット」はSサイズ、Mサイズともに220円(税込)で、安くて便利! お得なキッチン雑貨に詳しい川崎さんは、コスパ・サイズ感・広がる料理の幅を好評価。使うためのシーズニングのやり方やユーザーになってみてわかった使用感、魅力を紹介。薄型・四角・IH対応などの種類にも言及。スキレットを使ってしてみた料理まで画像付きでお伝えします。
■経歴:2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションに目をつける。しかし、取引の仕方がわからずに、まずは落札者として参加。その後、出品者側にまわり、家の中の物を出品しまくる。出品する物がほぼなくなってからは、仕入れを経験。ネットオークションを生活の一部に取り入れるべく、「ネットオークションやフリマアプリは生活のインフラになる」という考えを持つ。また消費税増税の社会においては、ネットオークションやフリマアプリが家計の救世主になりえると考え、業者とは違う視点でユーザーとして参加中。
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■ダイソーのスキレットが破格でおすすめ
料理をするときに、フライパンやお鍋を使うことがありますが、最近ではスキレットを使う人が増えてきています。
スキレットとは、原語では「小さいフライパン」のことで、日本では「鋳鉄製のフライパン」のことです。
調理をした後そのまま食卓に出せるようなかっこ良さや、鋳鉄でできていて保温性が高いなどメリットが多いようです。スキレットを買うとなると一般的にそれなりの値段がするのですが、実はダイソーでは破格の値段でスキレットが販売されています。
ダイソーのスキレットはサイズが2種類
ダイソーで販売されているスキレットには、サイズ違いで2つの種類があります。詳しく見ていきましょう。
ダイソーの「スキレット S」は1人分の料理が作りやすい
筆者が使っているのは、ダイソーの「スキレット S」です。
サイズは内径13cm、深さが2.2cmあります。とてもコンパクトなサイズで、1人分の料理におすすめです。
ダイソー┃スキレット S
ダイソーの「スキレット M」はアヒージョにも最適
ダイソーの「スキレット M」も販売されていますが、筆者が利用するダイソーではずっと品切れが続いています。サイズは内径15.1cm、深さ3cmです。「スキレットS」よりは深さがあるので、アヒージョを作るには「スキレットM」の方が向いているかもしれません。
DATA
ダイソー┃スキレット M
■ダイソーのスキレットにはシーズニングが必要! 使い方を解説
ダイソーのスキレットを買った後では、すぐに使うことができません。一般的なスキレットと同じように「シーズニング」という作業が必要になります。
スキレットは鋳鉄製なので、空気に触れると錆び付いてしまうこともあります。そのサビを防ぐために、まずは表面に油膜を作る「シーズニング」をします。
【シーズニングのやり方】
- 中性洗剤を使ってすべてに付いている錆止めを落とします。
- 洗剤を十分に流して水気をよく拭き取ります。スキレットを火にかけて水が蒸発したら一旦火を止めます。
- 食用油をひいて火にかけます。
- くず野菜を強火で炒めます。
- 全体的に油が馴染んできたら炒めたくず野菜を捨てて、キッチンペーパーなどでふきます。
画像はダイソーのスキレットに油をしいている3の過程です。
4の過程で使うくず野菜は、にんじんや玉ねぎの皮、ネギ、生姜など香りが強いものが良いでしょう。それらには鉄の臭さを取る効果があります。
最後にダイソーのスキレットをキッチンペーパーで拭いたら、工程終了です。
使用後のメンテナンスも忘れずに
一般的にスキレットを使った後でまた洗剤で洗ってしまうと、せっかくシーズニングで作った油膜が取れてしまいます。そうすると食材が焦げてしまう原因になるので、できるだけ洗剤を使わないようにしましょう。
もし洗剤を使った場合には、再度シーズニングをしていきます。また、濡れたまま放置すると錆びてしまうので、必ず水分を飛ばすようにします。
もししばらく使わないようならば、湿気がつかないところに新聞紙に包んで保管しておくのがおすすめです。■ダイソーのスキレットとあわせて購入したいのは「スキレット レザーハンドルカバー」と蓋
ダイソーのスキレットと一緒に使いたいものとしては、同じくダイソーの「スキレット レザーハンドルカバー」があります。
本革を使用しており、価格は110円(税込)です。
スキレットは熱を加えると取手まで熱くなり、素手で触ることができません。そこでハンドルカバーを使います。
ただし、直火の火力が強いとスキレットから炎が出てしまうことがあるので、火加減には注意しましょう。
もう1つ、蓋があると便利ですよね。
筆者は、利用しているダイソーでは販売されていなかったので使っていません。もし販売されていない場合には、他のメーカーのものでも代用できます。
DATA
ダイソー┃スキレット レザーハンドルカバー
スキレットとレザーハンドルカバーで目玉焼きを作ってみた
早速ダイソーのスキレットと「スキレット レザーハンドルカバー」を使って、目玉焼きを作ってみました。
油をしいて、卵を落とします。今回はチーズも乗せてみました。焦げ付くことなく、焼き上がっています。
「スキレット S」は小さい丸型なので、卵1個分でちょうどいいサイズです。
■ダイソーのスキレットに関するQ&A
ダイソーのスキレットを買おうと思った時に、ふと疑問に思うことがあるかもしれません。
ここからは、よくある疑問をピックアップしていきます。ダイソーのスキレットが売ってない? 売り場のどこにある?
ダイソーのスキレットは、キッチン用品のコーナーに置かれています。評判のアイテムなので品切れになっているかもしれません。またスキレットはキャンプでも使えるので、キャンプコーナーにも置かれているかもしれませんね。
ダイソーのスキレットでシーズニング不要のものってある?
「シーズニングはちょっと面倒」と感じたら、シーズニング不要なスキレットを使うのも手です。ダイソーには今のところ売っていないようですが、他のメーカーでは販売しています。
ダイソーのスキレットに四角型や薄型の商品はあるの?
ダイソーでは、四角形や薄型のスキレットが販売されていたのですが、今は売っていません。
お店によっては在庫があるかもしれないので、探してみてもいいかもしれませんね。
ダイソーのスキレットにIH対応のものはある?
ダイソーのスキレットにはIH対応のものもあります。
ただ一部非対応のものもあるので、購入前に確認が必要です。■ダイソーのスキレットを使いこなして料理を楽しもう
ダイソーのスキレットはコンパクトサイズで、ちょとした料理に大活躍です。シーズニングには面倒さを感じるかもしれませんが、一度してしまえばOK。長く使えて値段も220円(税込)という安さなので、コスパを考えるととてもいい買い物になりますね。
■ダイソーのスキレットのよくある質問
ダイソーのスキレットについて、よく検索されている事柄を編集部で調べて、Q&A形式でまとめました。
Q:ダイソーのスキレットに合う蓋やカバーはある?
A:ダイソーではスキレット専用の蓋が販売されていないので、探している人も多いようです。
話題なのは『菊谷』というメーカーの16cm蓋。ダイソーの「スキレットM」にぴったりで、鋳鉄素材なので見た目も問題ないと人気になっています。ほかにはダイソーで同じサイズのスキレットを2個買って、片方を蓋の代用品とする裏技を実践する人もいるんだとか。コメリの蓋もサイズが合うという意見もありました。
ダイソーのスキレットのカバーについては、紹介したとおりです。
またTwitterでダイソーのスキレットの蓋やカバーについての声を拾ってみました。
いろいろな蓋をみなさん使っているのがわかりますね。
またダイソーの「スキレット レザーハンドルカバー」も評判のようです。Q:ダイソーのスキレットに悪い口コミや評価はある?
A:Twitterで調べてみるとダイソーのスキレットはお手軽で使いやすく、性能も良いという声がほとんどでした。その中から悪い口コミや評価を探してみました。
ダイソーのスキレットには種類があるので、もっとぴったりのサイズのものがあったかもしれませんね。
オンラインストアでの購入時には気をつけたいところです。
評判が評判を呼んで入手がしづらいこともあるようですね。
Q:ダイソーのスキレットのサビ対策は?
A:ダイソーのスキレットを使う前にはサビ対策としてシーズニングをおこなう必要があります。やり方は紹介したとおりです。
シーズニングをおこなう理由は新品のスキレットにはサビ防止のワックスやオイルが塗ってあるのですが、ワックスやオイルは食べることができないので落とさなければいけないこと、落とすとサビの発生を防ぐことができないためです。
サビないようにスキレットの鉄の表面に油膜を作るのがシーズニングなのです。※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。