鎌倉の銘菓がリニューアル!「かまくらカスター」がパワーアップしてさらに美味しく◎
鎌倉で昔から人気のスイーツ「かまくらカスター」。製造・販売する鎌倉ニュージャーマンは、2020年にモロゾフの子会社となってリブランディングされたそう。横浜ウォッチャーの田辺さんも以前からファンだったそうで、リブランディングされた後の「かまくらカスター」を購入してみたそうですよ。その味わいや魅力について教えてくれました!
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鎌倉土産を代表するスイーツとして人気の、鎌倉ニュージャーマン「かまくらカスター」。2020年11月にリブランド・リニューアルしたのをご存知でしょうか。「かまくらカスター」をこよなく愛する筆者が、どこが変わったのかを紹介します。
ふんわり・とろとろ・やさしい味わいが魅力の「かまくらカスター」
「かまくらカスター」は、1968(昭和43)年創業の鎌倉ニュージャーマンが、創業15周年を機に発売した商品です。当時人気のあったシュークリームと、ニュージャーマンの人気商品であるショートケーキ、ふたつのおいしさを組み合わせて誕生したスイーツ。約40年経った現在も、鎌倉を代表するお土産のひとつです。
ふんわりしたスポンジの中には、とろとろのカスタードクリームがたっぷりと詰まっています。20年以上前に、広島県から神奈川県に引っ越してきて、はじめて食べた時のやさしい味わいは今でもよく覚えています。
税込141円というお手ごろ価格なのに、北海道産生クリームと卵を使ったカスタードクリームが詰まっているところが魅力! 他にも似たような商品がいろいろありますが、やっぱりこれが美味しくてイチオシです。
2020年にリニューアル! 味は変わった?
約40年も愛されている「かまくらカスター」。2020年に、大手洋菓子メーカー「モロゾフ」の子会社となったことを機にリブランドしました。「かまくらカスターの味が変わってしまったのでは……」と思いつつ食べてみたところ、美味しさはまったく変わっていませんでした!
一部商品は見直されましたが、ファンの多い「かまくらカスター」と「かまくらロール」については、味や食感はほとんど変えなかったとのことです。
むしろ、スポンジのふんわり感や外側の香ばしさがアップして、以前と比較して豊かな風味になったようにも感じます。工場の老朽化により設備を刷新したとのことなので、生地の焼き加減によい効果をもたらしているのかもしれません。
ではどこが大きく変わったのでしょうか? それは、賞味期限が1日延びたという点です。
最新の包装技術で賞味期限が4日から5日に延びた!
かまくらカスターは要冷蔵で、以前の賞味期限は製造日から4日とやや短めでした。遠方へ配送すると、到着した日が賞味期限というケースもあるので、贈りづらいとの声があがっていたそう。
その要望に応えるため、添加物などを加えることなく、最新の包装設備を導入することで賞味期限を1日延ばすことに成功! 1日延びたことで、オンラインショップから遠方への配送も増えたそうです。筆者は久しく帰省できていないので、広島の実家に送ってみたいと思います。
常温で日持ちする「かまくらミニ」も登場
リブランディングを機に、かまくらカスターのイメージはそのままに、常温で日持ちのする新たな焼菓子「かまくらミニ」を開発したそう。「かまくらカスター」そのままの味というものではありませんが、彷彿とさせる味わいのお菓子です。
かまくらカスターよりも小さめのサイズで、カスタード風味のクリームが入っているマドレーヌというイメージです。やさしい味わいは、かまくらカスターの雰囲気を醸し出しています。
2021年7月現在、神奈川県を中心に12店舗を展開。このほか、催事などで関東圏に出店しています。オンラインショップでは配送も行っていますので、リブランディング後の味を確かめてみてはいかがでしょうか。
DATA
鎌倉ニュージャーマン┃かまくらカスター
保存方法:要冷蔵
賞味期限:製造日より5日間
アレルギー表記:卵、乳成分、小麦、大豆
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