脱・定番色!【ユニクロ】のブラトップ、実は「赤」が使いやすい?
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ユニクロのブラトップは、定番色の黒とベージュが人気。ですが、カラーコンサルタントの松本英恵さんによると、意外と使い勝手がよいのは「赤」なんだそう。特に、ブラウン系やピンク系のトップスに合わせると、インナーの色が主張しすぎず、着映えするのだとか。
イチオシスト:松本 英恵
パーソナルカラー、色彩心理、カラートレンド(流行色)などをふまえたカラーコーディネートの提案、カラーマーケティングやカラー監修などを行っています。似合う色、売れる色をテーマにしたコラムや講演もご好評いただいています。著書に『人を動かす「色」の科学』(サイエンス・アイ新書)などがあります。
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ユニクロのエアリズムシームレスVネックブラキャミソール(13 RED)
ユニクロを代表するハイテク素材「エアリズム」を使ったブラトップは、夏ファッションのマストアイテムのひとつ。無難なのは、定番色の黒やベージュですが、カラーバリエーションが豊富なので、色モノにもチャレンジしたいですよね。
カラーコンサルタントとして、黒やベージュの次におすすめしたいのは「赤」です。意外と透けにくいので、一枚持っていると何かと重宝します。
ユニクロのブラトップは、定番色が人気
ユニクロのブラトップは、立体的なモールドカップでバストを整えるシンプルな構造で、カラーだけでなく素材のバリエーションも豊富。キャッチコピーには、「一枚でもインナーでも着られる」とありますが、オールアバウトが実施したアンケート『ユニクロのブラトップ「好きな色」は黒、「使い勝手のよい色」はベージュ?肌着に関する調査結果』によると、人気が高いのは黒(09 BLACK)とベージュ(31 BEIGE)で、インナーとして着用する人が多いようです。私自身も黒とベージュは定番色として愛用していますが、黒が強すぎると感じるときは、グレー(07 GRAY)をチョイスすることもあります。また、ユニクロのベージュは、一般的なランジェリーのベージュよりも明るく、化粧品のハイライトくらいの明るさなので、肌と適度なコントラストが生まれます。透けにくさという点では、肌の明るさに近いグレー(03 GRAY)、肌よりもやや暗めのカーキ(33 KHAKI)が、意外と使い勝手がよいと感じています。
トップスによっては赤系インナーが使える!
淡い色のトップスには、ベージュ系のインナーが合わせやすいのですが、人間の肌には自然な赤みがあるので、赤系のインナーは意外と肌に馴染みます。そのため、ブラウン系やピンク系など、暖色系のトップスを着るときは、赤系のインナーを合わせることもあります。ユニクロのブラトップの赤(13 RED)は、紅葉のような落ち着いた深みのある赤です。ここでは、2種類のトップスとのコーディネートをご紹介します。
■ブラウン系プリント柄シフォンブラウス
ブラウン系プリント柄シフォンブラウスとのコーディネート
ダークブラウンの地色に赤、アイボリー、モスグリーンなどで、小花柄が描かれている
シアー素材のシフォンブラウスは、ダークブラウンの地色に赤、アイボリー、モスグリーンなどで、小花柄が描かれています。黒や明るい色のインナーを合わせると、インナーが主張しますが、赤系インナーはブラウスの赤やブラウンと馴染みます。
■赤系ボーダー柄ブラウス
落ち着いた赤系ボーダー柄ブラウスとのコーディネート
シアー素材のオーバーサイズブラウスは、ボーダー柄にインナーと同じような落ち着いた赤が使われています。ベージュ系インナーと合わせるとクリーンな印象に、赤系インナーを合わせるとボーダー柄の赤が溶け合うように馴染んで見えます。
インナーの赤とボーダー柄の赤が馴染んで、自然な印象に
このように、トップスの色柄、素材やデザインによっては、赤系のインナーを合わせるときれいに見える場合もあります。黒やベージュのインナーは持っていて、新しい色を買い足したいときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
DATA
ユニクロ┃エアリズムシームレスVネックブラキャミソール
素材:
[00 WHITE] 表地:74% ポリエステル、26% ポリウレタン/裏地:74% ポリエステル,26% ポリウレタン
[その他カラー] 表地:71% ナイロン、29% ポリウレタン/裏地:71% ナイロン、29% ポリウレタン
取り扱い:洗濯機・ネット使用
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