金沢の銘菓「甘納豆かわむら」のギフトセットは老若男女に喜ばれる贈り物
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春はお祝いやお返しなど、贈り物を贈ることが多い季節ですよね。金沢情報に詳しい吉田さんが、かれこれ10年以上前からお気に入りだというのは、金沢の銘菓「甘納豆かわむら」。しつこくない甘さで、原材料にもこだわったかわむらの甘納豆は、老若男女に喜ばれるプレゼントとしてもイチオシです。
イチオシスト:吉田 薫
祖母の時代から生粋の金沢人。大学卒業後に上京し、様々な業種・職種を経験。2度のイギリス留学を経て故郷に舞い戻り、フリーランスのライターとして活動開始。自身のブログでは金沢やヨーロッパ情報を発信中。“旅”と“食”に目がない超甘党の酒豪。金沢で美味しいものを食べて育っているので、味覚には自信あり。
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金沢のにし茶屋町の最奥にある「甘納豆かわむら」。私が初めてかわむらの甘納豆を食べたのはかれこれもう10年以上前ですが、当時から金沢では、おいしい甘納豆の店として評判でした。
しかし当時は購入手段も、にし茶屋街にある本店のみ、という厳しい条件だったため、なかなか味わうことができず、年末帰省したときにようやく買いに行くことができたという思い出があります。
従来の甘納豆のイメージを覆す究極の甘納豆
私が最初に購入したのは、「栗」と「しぶ皮栗」の甘納豆、加賀野菜で有名な「五郎島金時芋」の甘納豆、そして柚子羊羹の4種類。それまで甘納豆というと甘ったるいイメージがあったのですが、その考えは一口食べて一変しました。
まるで砂糖そのものを食べているかのようなしつこい甘さは一切なく、それでいてしっかり甘い。
個人的には、スイーツ=甘い、という認識なので、甘さ控えめのお菓子はあまり好きではないのですが、かわむらの甘納豆は、糖分は控えめなのにちゃんと甘くて、それだけでも私のなかで高評価です。
「おいしい甘納豆」を生みだすこだわりがすごい!
こちらの甘納豆は、何よりとてもおいしい! これは原材料の豆選びから製法に至るまで、徹底的にこだわり抜いているからこそ。甘納豆かわむらでは、今も機械化はせず、羽釜で職人が丁寧に手炊きしています。
昔ながらの「おくどさん=竈」を使い、職人が6時間かけて豆の動きを見ながら火加減を調整。見栄えをよくするための漂白剤や着色料は使用せず、保存料も無添加。誰もが安心して食べられる最高の甘納豆です。
保存料無添加なので賞味期限が気になりますが、羽釜と直火で炊いて不純物と灰汁を取り除くことで、保存料を使わなくても未開封で約1カ月は日持ちします(15℃~25℃の常温)。
オンラインショップでより手軽に買えるように
以前はお取り寄せするとなると、本店へ電話で注文するしかありませんでした。しかし、2020年5月にオンラインショップがオープンし、商品の一部をネット注文できるようになりました!
ちょうど昨年11月に、念願のわんこをブリーダーさんから譲り受けたのですが、その際はブリーダーさんに大変お世話になりました。御歳暮の時期でもあったので、さっそくオンラインショップで人気の甘納豆8種類を詰め合わせた「栗甘納豆八種」を注文。
和菓子処である金沢には銘菓がたくさんありますが、好みがわからない相手や、老若男女に喜ばれるお菓子となると、かわむらの甘納豆に勝るものはありません。
実際すごく喜ばれて、全部自分で召し上がられたとか(笑)。万が一相手の口に合わなかったとしても、この甘納豆は種類ごとに小分けされているので、おすそわけしやすいのもイチオシポイントの1つです。
ギフトセットは他にも2種類、3種類、4種類、6種類の詰め合わせがあり、予算や好みに応じて選べます。私のおすすめは大粒の栗の甘納豆2種類が入っているタイプ。ブリーダーさんも「こんな大きな栗の甘納豆は食べたことがない!」と驚いていました。
節目のご挨拶や大切な人へのギフトにいかがでしょうか。
DATA
甘納豆かわむら┃栗甘納豆八種
内容量:豆6種類(各80g)と栗2種類
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