【カルディ】生麺なのに常温で3ヶ月保存できる 「きねうちなつかしうどん」
ランチやお鍋の〆にあるとうれしいうどん。カルディ大好きなライターの宗像さんは、サンサスの「きねうちなつかしうどん」に出会い、生麺なのに常温で3ヶ月保存できる点に驚いたんだとか! 「その上おいしい」と今では常備しているそうです。
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生麺なのに常温で3ヶ月保存!? カルディの「きねうちなつかしうどん」
きねうち(R)なつかしうどん
グローバルな色々な食品があり、お店に行くだけでワクワクしちゃうカルディ。今回は、ひょんなことで知ったうどんをご紹介します。「なんだ。グローバルじゃないんかい!」とお怒りになるな。
グローバルでもなんでもなくて、わが日本のうどんなのですが、3拍子揃ったおすすめのものでした。それが「きねうちなつかしうどん」です!
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高級な乾麺? さぬきうどん? かと思った最初の出会い
この麺との最初の出会いは、料理教室でした。その日は手作り味噌づくり。味噌を仕込んだ後、あらかじめ作ってあった味噌で鍋パーティー。〆はうどんでした!
ざるにあがっていた下準備の整ったうどんは、真っ白ではなく、かすかに半透明がかっており、只者ではない風合い。一見して「むむ!これは上等なうどんだな!讃岐か!」と感じる存在感。
いざ鍋に入れると、鍋の旨味を含んでしっかりと己が存在を主張しつつ、グタグタにとろけることなく、口に入れればつるん、もっちりとした歯ごたえがなかなかの味わい。料理教室でこんな上等なうどんを出してくれるなんてと感心して聞いてみたところ、「これは乾麺じゃないんですよ。しかも常温保存ができるの」という先生のお答え。
乾麺ではない。なのに、常温保存ができて3ヵ月ほど持つという。そのうえ美味。「どういうこと!?」と頭の中は混乱の極み。
やわらかい麺のまま常温保存で3ヵ月も持つということが、頭の中で一致しないのです。しかもうまい。何か、いかがわしい薬でも入っているのではあるまいか……。
「きねうちなつかしうどん」には余計な添加物は入っていない
しかし、袋の裏面を見てみれば、余計なものは一切入っていないのです。
原材料は、小麦粉(北海道産)、ライ麦粉/クチナシ色素、酒精のみ。酒精というのは、アルコールで味噌などにも含まれているもの。沸騰すればほとんど蒸発してしまいます。
業務用で、主に法人相手に売っている商品のようですが「これ、カルディでばら売りで買えますよ」と先生は教えてくれたのでした。
うれしい。
「きねうちなつかしうどん」の美味しい食べ方
その後、このうどんを常備している我が家。「きねうちなつかしうどん」の美味しい食べ方を詳しくレポートいたします。今回は、昨日の鍋の残りにうどんを入れて食べたいと思います。
さっと湯がいて、ツヤツヤもっちり。味もおちず、伸びることもない
「きねうちなつかしうどん」は、さっと湯がいておきましょう。
作り方には「4分ゆでて湯切りをし、熱湯でゆすぐ」とありますが、そこまできちんとやらなくても大丈夫です。ゆでる前の麺。ゴワっとした感じです
ゆでる前の「きねうちなつかしうどん」は、こんな感じ。普通の安いうどんより硬くて、なんだかビニールでできたおもちゃのようです。
沸騰した湯の中に投入。4分ゆでる
鍋に投入します。
ぐつぐつゆでます
ゆでたらお湯でさっと湯切り
どうです。ツヤッツヤ!
この状態でしばらく置いておいてももっちり感を損ないません。汁を吸っても煮崩れない
鍋に麵も入れて少々煮込みます。
いただきます
さあ、おいしくできました。つるつるもっちり!いただきまーす!今回は、温かい麺でしたが、夏場にいただくつるつるっとしたざるうどんもとてもイケますよ。
「きねうちなつかしうどん」は賞味期限3ヵ月。防災備蓄品としても優等生!
みなさんは、うどんってどういうときに買いますか?「よし、今日は鍋だ!〆はうどんだ!」と明確に分かっているときは買いますよね。「家族が風邪を引いたのでうどんを食べさせたい」というときも買いに走るかもしれません。
でも、ふいにちょっとうどんでも食べたいと思ったとき。
そういう突発的なときには、たいてい冷蔵庫にうどんは、ない。それならばと、なんとなく安売りのときなどに目が留まり買っておくと、賞味期限が1週間程度で割と短い。そしてあっさりと期限切れになってしまう。
かといって、賞味期限が1年近くある乾麺だと油断しすぎて「ちょっとこれ、去年でもう賞味期限きれているよ!(呆)」となったり、開封したままにしておくと残りの麺にカビが生えてしまったり。なかなかうまく食べきれないものではないでしょうか。
ところが、この「きねうちなつかしうどん」は、賞味期限が3ヵ月近くあるのです。
だから、常備しておいて食べたいときに食べられ、3ヵ月近くたっても残っていれば「久しぶりだ。うどんを食べよう」となり、また次を買っておく。それがとてもいいサイクルなんです。意外と家庭の主婦にとっては、こんなことがとってもありがたいのですよね。
さらに、常備することで防災備蓄品にもなってくれます。
ゆでるだけで食べられますから、備蓄食品としても心強い。
やはり何よりおいしいのがうれしい
そして、何よりこのうまさです。つるりとしたのど越し。もっちりとした歯ごたえ。これは、販売するサンサスが発明した製麺法に、その秘密があるのだとか。
サイトによれば、うどんはゆでることででんぷんが糊化(=α化)し、おいしく消化しやすい状態になります。しかし、ゆでてから時間が経つと、αでんぷんが劣化してβでんぷんにもどるためにおいしさが消えてしまうそうです。
一方きねうち麺は、原料そのものをα化することでβでんぷんに戻らない麺となり、伸びにくく、おいしさを保つことに成功したんだとか。αとかβとか、むずかしいことはわかりませんが、しばらく置いておいてもおいしいのはたしかです。
ご飯を作る者としては、遊び食べをする子どもや、帰ると言って帰ってこない夫に「早く食べて。のびちゃうのびちゃう」とハラハラせずにすむのは間違いなし。さらに、この記事を書くためにサイトをみていたら、サンサスではほかにも「そば」「冷麺」「ラーメン」とさまざまな麺を売り出していることがわかりました。次は冷麺にトライしたいと思います!ぜひ、みなさんも一度試してみてくださいね。
DATA
サンサス┃きねうち麺 きねうちなつかしうどん
内容量:200g
原材料:麦粉(北海道産)、ライ麦粉/クチナシ色素、酒精
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