寝室カーテンの色は「ベージュ・グリーン・アイボリー」遮光2級のストライプ柄に注目
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1日のうち6~8時間を過ごす寝室は、住まいの中でも重要な開運スポットのひとつ。カーテンを閉めた状態で過ごすので、カーテン選びが開運の鍵を握ります。カラーコーディネートガイドの松本さんが、寝室に取り入れたいカーテンの色柄を紹介してくれました。
イチオシスト:松本 英恵
パーソナルカラー、色彩心理、カラートレンド(流行色)などをふまえたカラーコーディネートの提案、カラーマーケティングやカラー監修などを行っています。似合う色、売れる色をテーマにしたコラムや講演もご好評いただいています。著書に『人を動かす「色」の科学』(サイエンス・アイ新書)などがあります。
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寝室のカーテンにイチオシな色柄や機能を、占いや風水、色の効果で選択
寝室は1日の疲れを癒し、エネルギーをたくわえるとても大切な場所です。「寝るだけの場所だから」と思ってしまいがちですが、眠っているときは無意識な状態なので、周囲の環境からダイレクトに影響を受けます。
いつも整理整頓をしてすてきなインテリアに囲まれると、ポジティブなエネルギーが満ちてきますよ。また、夜はカーテンを閉めた状態になることから、寝室を開運スポットにするにはカーテンがとても重要です。
寝室のカーテンは、ベージュやグリーンなどのナチュラルでリラックス感のあるカラーがおすすめ。2021年の九星は「六白金星」なので、上質さやグレードアップもテーマとなります。また、風水では「陽」の気を持つ柄のあるカーテンを選ぶのが良いとされていて、柄ものなら「ストライプ柄」のような縦方向に伸びる柄がよいでしょう。
リラックス効果に優れた「ベージュ・アイボリー」のカーテン
穏やかなアイボリーやベージュの色は、リラックス効果に優れています。落ち着いた雰囲気があり、シンプル、クラシック、モダンなどさまざまなスタイルにマッチする、インテリアの定番色です。こちらのカーテンは、ストライプ柄にイエローが入っています。イエローは目覚めのよさをサポートする色。ほんの少しイエローが目に入るだけで、目覚まし効果を得られます。太陽の光を浴びると、健やかな目覚めを味わうことができるでしょう。
DATA
HAVARGO┃遮光カーテン
カラー:ベージュストライプ
サイズ:100×135cm、100×178cm、100×200cm
素材:ポリエステル
疲労回復を助ける「グリーン」のカーテン
グリーンは健康運をサポートする色で、疲労回復効果に優れています。寝室に取り入れるのなら、ややくすみのある落ち着いたトーンを選ぶとよいでしょう。フラワー柄も2021年のラッキーモチーフですが、ポップなものよりもややクラシックなものがおすすめ。このカーテンはフラワー柄を縦につないでいるので、ストライプのように見えます。自分を高めたいと考えている人に特におすすめしたい柄です。
また、カーテンと同じ生地で作ったタッセルが付いているのも高ポイント。朝、カーテンを開けたら、ドレープを整えてタッセルでまとめましょう。カーテンを新調するだけではなく、お部屋をきちんと整えることが運気を高める秘訣です。
DATA
Baibu Home┃ドレープ遮光カーテン 花柄
カラー:グリーン、ベージュ
サイズ:100×135cm、100×178cm、100×200cm
素材:ポリエステル
ポイントで「ラベンダー」の入ったカーテンで深い眠りへ
寝つきがよくない人は、「ベージュ・グリーン・アイボリー」にラベンダーなどの淡いパープルが入ったカーテンを試してみるのも良いでしょう。
パープル系は深い眠りへと誘う効果がある反面、濃すぎると目覚めが悪くなります。目覚めのよさを求めるのなら、1級遮光よりも2級遮光、濃いトーンよりも淡いトーンを選ぶとよいでしょう。
このカーテンは、「ZARA」や「H&M」のデザインを手がけるドイツの老舗デザイン会社「トランスファー社」のオリジナルデザインカーテン。大きな花柄がぱっと目を引きますが、水彩画のようなやわらかいタッチなのでとても上品です。パープル系は気品のある色。縦方向に伸びる柄も、2021年の六白金星のムードにマッチしています。
また、ミラーレースのカーテンがセットになっており、カーテンとレースカーテンの組み合わせも上質感を醸し出すポイントになります。仕上がりのイメージがわかりやすいので、コーディネートを考えるのが苦手な人はこのようなセットを利用するのもおすすめです。
DATA
満天カーテン┃デザイナーズカーテン レース付き
カラー:パープル
サイズ:100×60~255cm、125×60~255cm、150×60~255cm、200×60~255cm
素材:ポリエステル100%
枚数:4枚入(カーテン2枚+レース2枚)
遮光2級は寝室に最適
寝室のカーテンに求められる機能は、遮光、遮熱、遮音などが挙げられます。昼間にも熟睡したい場合は完全遮光の1級遮光ですが、朝の目覚めをよくしたいのであれば、光が少し透過する2級遮光がよいかもしれません。natural系ならフラットカーテン、豪華さなら2倍ヒダカーテンで統一
2021年は「六白金星」の年なので、上質さやグレードアップに加え、お部屋にもきちんとした印象や統一感を作り出すことで運気がアップします。カーテンは色柄の選び方だけでなく、ヒダも重要です。既製カーテンの多くは、仕上がり幅サイズの約1.5倍の生地を使用する1.5倍ヒダ(2つ山)ですが、仕上り幅サイズの約2倍の生地を使用2倍ヒダ(3つ山)にすると豪華な印象になり、2021年らしい上品さやグレードアップを目指したした寝室づくりに効果的。
逆に、1.5倍未満の長さの生地をヒダ山なしで仕上げるフラットカーテンは、天然素材や、ナチュラルライクな雰囲気にマッチするので、2021年にイチオシの「ベージュ・グリーン・アイボリー」のカーテンにも相性が良いでしょう。
形状記憶加工されたカーテンを選ぶと、美しいドレープを長く楽しむことができます。また、ひとつの部屋で複数の窓に同じカーテンを吊る場合は、ヒダ倍率を揃えると見栄えがよくなるので参考にしてみてくださいね。
カーテンを閉めると寝室の気が安定します。そして、朝、カーテンと一緒に窓を開けると換気にもなりますよ。眠りと目覚めの質を高めて、健やかに過ごしたいものですね。
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