レトルトなのに本格的!横浜「ホテルニューグランド」が誇る「ナポリタンソース」
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横浜の「ホテルニューグランド」には、伝統のスパゲッティナポリタンがあります。横浜情報に詳しい田辺さんが「レストランのやさしい味を見事に再現」と絶賛するのが、同ホテルが販売するレトルトの「ナポリタンソース」です。バターで炒めたパスタにソースを合わせるのが、風味アップのポイントなんだとか。
イチオシスト:田辺 紫
All About 横浜 ガイドを務める。観光で訪れることが多い「横浜」。限られた時間の中で、横浜観光を楽しむためには、下調べが大切です。このサイトでは、私が「見て、聞いて、食べて」──実際に体験した横浜情報をお伝えします。横浜観光の参考にしてください。ブログ「横浜ウォッチャー」も執筆中。
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横浜が誇るクラシックホテル「ホテルニューグランド」発祥メニューのひとつ、スパゲッティナポリタン。ホテルのレストランで提供しているやさしい味わいのナポリタンが、手軽におうちで楽しめる「ナポリタンソース」がイチオシです。
ケチャップを使わないトマトソースがやさしい味わい
ホテルニューグランドでナポリタンを初めて食べた時、上品な美味しさに感動しました。ホテルニューグランドの2代目総料理長である入江茂忠シェフが戦後に考案したメニューで、本館1階「ザ・カフェ」で提供されています。
洋食屋のナポリタンといえば、ケチャップを使っているものがほとんどですが、ホテルニューグランドのナポリタンはケチャップを使っていないのが特徴。生のトマト、水煮のトマト、トマトペーストを使用しており、やさしい味わいがたまりません。
その味わいがレトルトでも見事に再現されています。また、ホテルのレストランで食べると少々お値段が張りますが(税込1980円、サ料別)、レトルトならお手軽(税込648円)に楽しめるのが嬉しいです。
具材はハムとマッシュルームのみ
具材はシンプルに、ハムとマッシュルーム。そしてよく炒めたタマネギとニンニクが甘みのベースとなっています。レトルトということで、ハムはホテルで提供しているものとは食感が異なりますが、たっぷり入っています。
パスタは柔らかめにゆでるのがコツ
ナポリタンに使うパスタは、標準ゆで時間よりも1分ほど長めにゆで、柔らかめにするのがコツ。ニューグランドで提供するパスタは、前日にゆでて一晩寝かせたものが使われています。アルデンテにゆでたパスタを冷水でしめ、オイルをまぶしてバットに広げ冷蔵庫で一晩寝かせることで、もちもちとした食感が出るのだそう。時間に余裕があれば、一晩寝かせたパスタで試してみてください。より一層、ニューグランドの味に近づきます。
バターで炒めたパスタにソースを合わせると風味がアップ
ゆでたパスタをそのままナポリタンソースと合わせても美味しいですが、フライパンにバターを溶かしてパスタを軽く炒めてからソースと合わせると、風味良く仕上がります。
ホテルニューグランド風に高く盛り付けて、粉チーズをたっぷりとかけてどうぞ。高く盛り付けるのは、熱々をキープするためとのことです。これ、結構難しいです……!
岩井の胡麻油「横濱胡麻辣油」で味変を
わが家のナポリタンの味変アイテムは「横濱胡麻辣油」。創業160余年の横浜の老舗・岩井の胡麻油が製造している辣油です。
やさしい味わいのニューグランドのナポリタンに、マイルドな辛さの胡麻辣油がよく合うのです。横浜の歴史ある者同士のコラボもお試しあれ。
DATA
ホテルニューグランド┃ナポリタンソース
内容量:1人前140g
販売場所:本館1階 コーヒーハウス「ザ・カフェ」またはオンラインショップ
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