外したマスクの置き所にもう困らない!京都発あだちのつづれ織り「マスクケース」
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マスク着用での外出が当たり前になった現在、飲食店などで困るのが外したマスクの置き場です。和装に詳しい黒柳さんは、京都・西陣のつづれ織りのメーカー・あだちの「マスクケース」をイチオシ。軽くてコンパクトという実用性に加え、京都らしい品のあるデザインのおかげで持っているだけで気分が上がるんだとか。
イチオシスト:黒柳 聡子
幼い頃より着付けを教える母の影響で、着物に慣れ親しんで育つ。証券会社勤務を経て、その後本格的に着物の専門知識を学び、教室運営、和装関連の販売にも携わりながら着物の普及に努める。現在は、きものディレクターとしてプライベートスタイリングの指導、ビジネスコンサルティング、執筆、イベントの企画などを行う。
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さりげないうさぎの刺繍がなんとも可愛い、あだちのマスクケース
このご時世、悲しいかな、マスクをしている方が自然に感じてしまいます。それでもオシャレ心は失いたくないですよね。こうなったら何でも楽しんでしまおうという気持ちも大切。ということで、今回はそんな方のために、ちょっとオシャレな「あだち」の「マスクケース」をご紹介します。あだちは、伝統工芸士の足立敏氏が発信する京都・西陣織・つづれ織りのお店です。
外したマスクの置きどころに迷う日々
絶妙な色合いとキュートな刺繍が素敵
コロナ禍とはいえ、1人だったりちょっとした少人数でならば、外で食事を楽しむことも。そんな時ふと思ったのが外したマスクの置きどころ。
ちょっと気の利いたお店ではマスク用のナプキンやトレイを用意してくださることもありますが、大半のところでは折りたたんだりしてバッグの中へ入れてしまいます。その際、中でクチャクチャになるのは、衛生的にはどうなのかと思ってみたり……。
そのままテーブルの上に置くのもなんだし、そもそも面、裏どちらを上にしておくのが良いのかという問題も。かといって、ネットでチラホラ見かけるケースは、あまりオシャレではないし……。このところ、外したマスクの置きどころというに悩みに苛まれる毎日です。
なんとかここから脱出できるアイテムを! と探した結果、灯台下暗し、自分の一番得意とする「和小物」の分野でとうとう発見。「やった! こういうものが欲しかった!」とさっそく飛びつくに至りました。
軽くてコンパクトという実用性
フックを使えばテーブルにぶら下げることもできる
繊細で美しく、実用的な「マスクケース」は京都・西陣のつづれ織りのメーカー「あだち」が手がけたもの。今回のコロナで何かできることはないかと考えて作られたそうです。
つづれ織りは、主に帯に使われる軽くて丈夫な織物。そして何といっても、その色合いが美しく、繊細です。写真ではわかりにくいですが、生地を金糸、銀糸が織り込まれているため、全体的に細かいラメが散りばめられているような風合いがなんともオシャレです。
コンパクトで丈夫、さらに軽く、カバンの中で邪魔になりません。しかも、使用時には、フックでテーブルの横にさりげなくぶら下げておけます。これがなんとも可愛いのです。
そして、何といっても、京都らしい品のあるポイント刺繍。食事に行って、このマスクケースが傍にあると、なぜだかとても品良く見えるのが不思議です。
マスクを半分にたたんで中へ収納できるので衛生面もバッチリ
松屋銀座などデパートの催事でしか手には入らなかったのですが、人気のためオンラインショップでも販売が開始されました。ひとつひとつ手作りで大量生産ができないそうなので、気になる人は早めに手に入れてみてください。
DATA
あだち┃マスクケース
サイズ:約160mm×約138mm
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