災害の備えに安全作業靴!スニーカー感覚の本格派、コーコス信岡「プロスニーカー」
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東日本大震災の復興支援活動に参加した経験をもつ観光学講師の中原健一郎さんは、現場で大活躍した安全靴(プロテクティブスニーカー)をイチオシ。普通のスニーカーのようなデザインなので、日常にも行楽にも使えて、災害への備えにもなる靴なのだそう。
イチオシスト:中原 健一郎
観光学講師、全国通訳案内士。来たる東京五輪に向け、教育機関における次世代の国際派観光サービス人材の育成に取組んでいる。また約120ヶ国の渡航経験を元に、独自の経験則に基づく海外旅行の危機管理やお得情報を発信。観光庁観光産業高度化支援事業「若旅授業」講師。外国人視点でのインバウンド改善もテーマ領域。
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スニーカー感覚で履けるコーコス信岡の「ZIPLOA プロスニーカー HZ-308」。つま先に鋼鉄が入っており、さまざまなシーンで大事な足を保護してくれる
近年、毎年のように発生する悲惨な自然災害のニュースに心を痛めてらっしゃる方も多いかと思います。しかし、大地震に豪雨、もし万一、自分の身に起きたときの備えは十分ですか?
災害が発生したとき、現場で足元の安全を確保するのに必要なのが、いわゆる安全靴です。
安全靴と言うとなんとなくゴツゴツして履きづらいイメージがありますが、コーコス信岡の「ZIPLOA プロスニーカー HZ-308」は普通のスニーカーとして遜色ない上に、よほど走り回るのでなければ、日常生活やちょっとした行楽用のスニーカーとしても使えるくらいの軽さと柔らかな履き心地なんです。
日常履きに使いながら、いざというときへの備えも!
コーコス信岡の「ZIPLOA プロスニーカー HZ-308」は、手頃な価格の安全作業靴ですが、つま先に固い鋼鉄が入っており、危険な災害現場で落下物等の衝撃からつま先を保護してくれます。JSAA日本保安用品協会によるA種認定(JISの普通作業用S種安全靴に相当)の強度を備えており、一般的には安全靴と呼ばれていますが、「安全靴」の呼称は狭義にはJISの規格のため、厳密には「プロテクティブスニーカー(プロスニーカー)」と呼ばれます。
普段の軽作業やお出かけ等にも使いながら、万一の災害にも備えることができて一石二鳥のイチオシ商品です。
「幅広」で幅広いサイズ展開
このコーコス信岡の「ZIPLOA プロスニーカー HZ-308」は、足幅4Eサイズと幅広仕様でゆったりしている上、サイズ展開は22.5~31cmまであり、女性から男性の大きな足までカバーできる幅広いサイズの取り揃えも特徴です。この商品は10年以上前から販売されていますが、新商品が出ては消えていく世の中で、長年多くの人に支持されているのも優れた性能の証左ではないでしょうか。実は私も、2011年の東日本大震災の折に購入しました。
東日本大震災の復興支援活動で大活躍!
東北沿岸を津波が襲い、未曽有の大災害となった東日本大震災からまもなく10年。当時ボランティアとして参加した復興支援活動でこの靴は大活躍してくれました。東日本大震災復興支援の現場。荷物の上げ下げは、特に落としたり挟んだりによる足のケガが多い
年単位で続く長い長い復旧活動ですが、現場が落ち着いてきても、普通のスニーカーではさすがに心もとないので、そんなときに重宝したのが、安全性と快適性を兼ね備えたこの靴でした。
災害支援というと、瓦礫の海とでも呼ぶべき苛酷な現場を想像する方も少なくないと思いますが(そのような現場に出るときは、長靴タイプの安全靴を使用してください)、そういう初期段階よりも、その後の片付けなどの軽作業や、住居での生活支援等、地元の被災者にとっても支援者にとっても、むしろこちらの時間の方がずっと長いのです。
この長い時間を共に過ごし、泥まみれになっても私の足を守り続けてくれたこの靴には本当に感謝しています。こうやって皆さんに紹介できたことで、やっとこの愛靴に恩返しができたような気がします。
お見苦しいですが、幾多の現場で苦楽を共にした愛靴。その度に真っ黒になりながら、最後はきれいに洗って、色あせたまま下駄箱で静かに時を過ごしている
老婆心ながら、ひとたび大きな災害が起きてからホームセンターに駆け込んでも、おそらくこの手の商品(まして自分に合うサイズ)はすでに品薄になっているでしょう。備えあれば患いなしです。今のうちに!
DATA
コーコス信岡|ZIPLOA プロスニーカー HZ-308
素材:アッパー/合成皮革+メッシュ
ソール/EVAラバー
サイズ:22.5~27.0、28.0、29.0、30.0、31.0cm
重量:約410g(26.0、片足)
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