ユニクロ「エアリズムマスク」が快適な理由を下着のプロが徹底解説
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ユニクロの人気商品「エアリズムマスク」は、ボディファッションコンサルタントの土井さんも発売後すぐに購入。インナー目線で見た「エアリズムマスク」の特徴や、「実は洗濯機で洗える」など使って分かった快適な理由を教えてもらいました。
イチオシスト:土井 千鶴
ボディファッションコンサルタント。大手アパレルでパタンナー・デザイナー・MDを経験後、下着の商品企画に参加。ファッションとランジェリー双方に精通した下着情報を発信。セレクトショップCDSELECTを運営。All About ランジェリー ガイド。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
すぐに購入! 1袋に3枚マスクが入っています
夏の蒸し暑い季節でも、今年はマスクなしでは外出できません。新型コロナウイルス感染症の影響で一時期はマスク不足になり、多くの人がマスクを手作りしていましたね。
これまでは使い捨ての不織布マスクが主流でしたが、現在は何度も洗って使える布製マスクが注目を浴びています。
そんな6月19日、ユニクロから待望の「エアリズムマスク」が発売開始! 店頭では多くの人々が行列を作り、話題となりました。インナーから始まり、ユニクロの代名詞となったエアリズムのマスクということで、下着やランジェリーのMDや商品開発に携わってきた私も、期待を込めて店頭へ。はじめは売り切れで、発売から1週間後にやっと入手できました。
実際に使ってみたのですがその快適さにびっくり! 「エアリズムマスク」の特徴や快適な理由を解説します。
さすがのエアリズム! イチオシポイントはなんといっても快適さ
「エアリズムマスク」といっても、すべてがエアリズムでできているのではなく、肌に触れる内側にのみエアリズムが使用されています。対して、外側はメッシュ素材でできており、デザインの仕上がりはスポーティーな印象。さまざまな既製布マスクと比較して感じたことは、「軽さ」と「快適さ」です。
高性能フィルターが入っていても適度な通気性があるので、夏の暑い日でも息苦しくならず、快適に使えました。エアリズムマスクが快適な理由を6つ紹介します。
■快適ポイント1:顔を締め付けない立体構造
マスクの形は立体構造で、顔を締め付けることはありません。また、口元に空間があるため、呼吸をするのも話をするのも楽です。耳のそばまで顔を覆えるので、日焼け対策にもおすすめ。快適ポイント2:3層構造で飛沫をブロック
「エアリズムマスク」は3素材の3層構造で、中に高性能のフィルターが入っています。着けていても軽く、マスクのストレスは感じません。快適ポイント3:外側は通気性のいいメッシュ素材
通気性の良いメッシュ素材
快適ポイント4:細菌をブロックする高性能フィルター
高性能フィルターで飛沫をブロック(画像出典:ユニクロ公式オンラインストア)
快適ポイント5:内側は肌にやさしいエアリズム
肌側には、肌に優しいエアリズム
快適ポイント6:ネットに入れて洗濯機で洗える
「エアリズムマスク」は縫製がしっかりしているので、ネットに入れて洗濯機で洗濯できるところも注目です。多くの布マスクは、手洗いが推奨されていますが、こちらは大丈夫。小さめのネットに入れて洗濯機で洗濯・脱水した後、形を整えてハンガーにかけて日陰に干してください。手洗いの手間がないのはうれしいポイントです。
世界に羽ばたく「エアリズムマスク」、今後のアップデートも楽しみ!
その人気から一時期は入手困難となったユニクロ「エアリズムマスク」ですが、最近は店頭では1人1枚程度購入できるようになってきたようです(2020年7月12日現在の状況)。今後、日本だけでなく世界のユニクロのショップで販売されるそう。ユニクロのエアリズムが毎年進化するように、「エアリズムマスク」もこれからどのように進化していくのか楽しみです!
DATA
UNIQLO┃エアリズムマスク
サイズ:S、M、L
素材(リニューアル後):
本体部分……ナイロン 90%,ポリウレタン 10%
ひも部分……ポリエステル 75%,ポリウレタン 13%,キュプラ 12%
フィルター……ポリプロピレン
※リニューアル前の素材は下記となります。
表側素材:ポリエステル75%、ポリウレタン13%、キュプラ12%
裏側素材:ナイロン59%、キュプラ31%
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