ワコールの洗えるシルクインナー「スゴ衣」は夏と季節の変わり目に◎ 保温冷感の肌着
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ランジェリーコンサルタントの土井千鶴さんがイチオシするのは、ワコールの「スゴ衣 天然素材プラス+ 洗えるシルク」シリーズ。吸湿速乾性や冷感性に優れたシルクのインナーかつ自宅で洗濯でき、日常使いしやすいんだとか。蒸し暑い時期、下着のムレが気になる方におすすめです。詳しく紹介します。
イチオシスト:土井 千鶴
ボディファッションコンサルタント。大手アパレルでパタンナー・デザイナー・MDを経験後、下着の商品企画に参加。ファッションとランジェリー双方に精通した下着情報を発信。セレクトショップCDSELECTを運営。All About ランジェリー ガイド。
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着心地の良い「ワコール」の「スゴ衣 天然素材プラス+ 洗えるシルク」シリーズ(画像出典:ワコール)
寒い冬には保温インナー、暑い夏には涼感インナーがあるのに、春から夏や秋から冬にかけてのインナーはあまりないですよね。なのに、梅雨の季節は1年で最も温度差があり、暑かったり冷えたりして体調を崩しがち。
そんな気温差から女性の体を守ってくれるのが、「ワコール」の「スゴ衣 天然素材プラス+ 洗えるシルク」シリーズのインナーです。
シルクといえば、繊細で発色性が良くさまざまな表情が出せる特徴を生かし、着物やパーティードレスによく使われています。特別なおしゃれ着のイメージですが、実は高機能で肌に優しく快適な着心地で、インナーにはぴったりの繊維なんです。
ワコールの「スゴ衣 天然素材プラス+ 洗えるシルク」シリーズは、シルクに近い再生繊維のレーヨンを合わせることで、肌に優しく快適なシルクの機能性はそのままに、簡単に洗濯できるというイチオシのインナーです。
シルクは皮膚と同じたんぱく質でできている
シルクは皮膚と同じたんぱく質でできている快適繊維
以前務めていた下着会社にはシルクの研究所があり、シルクに関する資料をたくさん見ることができました。そのとき、シルクは綿や化学繊維よりも高機能で快適、シルクこそ体を守ってくれる繊維なのだと知りました。
シルクは、蚕を守る繭からできた動物繊維で、人間の肌と同じたんぱく質からできています。そのため肌との相性が良く、シルクのインナーを着けることで肌を快適に保ってくれるのです。
シルクはどの繊維よりも高機能
「スゴ衣 天然素材プラス+ 洗えるシルク 2分袖・スタンダードUネック」(画像出典:ワコール)
シルクは、汗を素早く吸い取って、素早く乾かしてくれます。保湿性と抗菌性、さらに保温性とともに冷感性もあって、皮膚を常に爽やかに保ってくれるという特徴があるのです。
これは、他の繊維にはない機能性で、夏にシルクのパジャマを着ると涼しく眠ることができますし、寒い季節も、シルクの毛布やパジャマを着ると、暖かく保温し快適に眠ることができます。
一般的には綿のインナーが快適といわれますが、綿は植物性繊維なので汗を吸い取っても放湿性は低く、汗を長く閉じ込め蒸れた感じになってしまいます。
石油からできた化学繊維や、植物繊維の綿に比べると、シルクは皮膚と同じたんぱく質の繊維なので、皮膚との相性が良く肌なじみが良いのです。
洗濯が簡単なワコールの「洗えるシルク」インナー
夏におすすめのインナー「スゴ衣 天然素材プラス+ 洗えるシルク キャミソール・スタンダードVネック」(画像出典:ワコール)
そんなにも高機能であれば、もっとたくさんのシルクインナーがあっても良いものですが、シルクのインナーは少ないのが実情。
理由は国産の生糸価格が高く、ほとんどが中国産だから。化学繊維と違って、安定した生産管理が難しく、品質管理も難しいのです。また、シルクはデリケートな繊維なので、家庭で洗濯することが難しいのも理由のひとつ。
その点、ワコールの「洗えるシルク」は、シルクとシルクに近い繊維・レーヨンでできたニットなので、家庭でも簡単に洗濯できるのが画期的!
高機能で体を快適に守ってくれて、なおかつ家庭で簡単に洗濯できる「スゴ衣 天然素材プラス+ 洗えるシルク」シリーズは、イチオシのインナーです。
DATA
ワコール┃スゴ衣 天然素材プラス+ 洗えるシルク
アイテム:キャミソール、タンクトップ、2分袖インナー、8分袖インナー、ボトム
カラー:GB、OC、IV(タンクトップ・2分袖インナー)
サイズ:M、L、LL
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