見惚れるような美しさ!江戸時代から続く職人の箒「白木屋傳兵衛」
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職人たちの手仕事で作られた暮らしの道具には、なんとも言えない気持ちの良さがあります。小林さんが愛用しているというのが、江戸時代から箒を作り続ける江戸箒の名店「白木屋傳兵衛」の箒。インテリアのアクセントにもなるほど美しく丈夫な「一生モノの箒」なんだそう。
イチオシスト:小林 繭
フリーの編集ライター。アイランダー、ビーチマニアとして、国内外の島々を探索。知れば知るほど奥深い沖縄の魅力にハマって沖縄の島々を行ったり来たり。みなさんの沖縄旅行がより有効に楽しいものとなるよう、本島をはじめ離島情報もまじえた沖縄情報を発信していきます!
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「白木屋傳兵衛」の箒。完璧に計算されたかのようなフォルムが美しい
と言いつつも、ずっと100円ショップで購入した適当なものを使っていました。デザイン的には気に入っていたのですが、すぐに穂先が抜けてくるなど使い勝手に問題があり、いくつか買い換えているうちに「ちゃんとした箒を買おう」という方向に気持ちが向いていったのです。
そこで、手に入れたのが「白木屋傳兵衛」の箒でした。
江戸時代から続く箒職人の手仕事が鮮やかな箒
バネの効いたホウキモロコシが選別され、手首の負担も軽くなり、疲労度も軽減
店内にはずらりと大中小さまざまな箒が並んでいますが、選んだのは、棕櫚(しゅろ)という植物を材料とした箒。斜めにカットしてある形や、肢の太さや長さなど、いろいろと試して自分が一番しっくりくるものをセレクトしました。
江戸箒は、軽さ・コシ・シンプルな編み上げの3点が特徴。穂先はボサボサになってきたらその部分を切って使えばよいとのことなので、この先の人生、本当に箒は買わなくていいのではないか?と思っています。
職人技が生み出す美の佇まい
柄竹と穂先のバランスを考慮し、「一番軽く感じさせる」編み上げを採用されている
余計なものは何ひとつなく、完璧に計算されたかのような美しいフォルムと、うっとりするような飴色。見ているだけでなんだか癒されるのが不思議です。
どこに置いておいても邪魔にならないし、むしろインテリアのアクセントになるくらいで、手に取りやすい場所に置いていつでも使えるようにしておくのがよいかと思います。
「江戸っ子」は美的センスを満足させるシンプルなたたずまい
心を正してお掃除をしよう。そんな気分にさせてくれる職人の箒、みなさまの人生にもおひとついかがでしょうか?
DATA
白木屋中村伝兵衛商店
住所:東京都中央区京橋3-9-8 白伝ビル1F
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