「松山揚げ」を味噌汁に入れるとふわとろ食感!保存性バツグンの油揚げ
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野菜と豆腐の料理家の江戸野さんがおすすめするのは、愛媛の名産品「松山あげ」。賞味期限が3カ月で、出汁を吸うとジューシーな食感を楽しめる上、大豆のたんぱく質を手軽に摂れる自然食品としておすすめなのだとか。
イチオシスト:江戸野 陽子
「野菜と豆腐の料理家」としてwebを中心にコラムやレシピを執筆。野菜と豆腐をおいしくいただく料理教室を開催中。野菜・フルーツ・豆腐製品の選び方、保存方法、下ごしらえなどを分かりやすく解説。また野菜・フルーツ・豆腐製品をおいしく食べるための情報を分かりやすくお届けしています。All About 毎日の野菜・フルーツレシピ ガイド。
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味噌汁に合う!サクサク状態の油揚げ「松山あげ」の魅力
平らで軽い板状、豆腐売り場ではおなじみで、「松山あげ」の朱色のロゴを見たことある方もいるのではないでしょうか。こちらの油揚げ、初めて食べたときには他にはない味わいで感動しました。手で割れるほどのサクサク感と、汁を吸ったふわふわモチモチ食感がたまりません。
しかも、驚異の消費期限90日間!毎日上手に野菜を取り入れていくためにも、ぜひ冷蔵庫にストックしてほしいイチオシ商品です。
薄くスライスしてカラリと揚げているから、保存がきく
松山あげは、豆腐を3mmにスライスし、ギリギリまで圧縮してから揚げているため、とても薄くて軽くなっています。また、菜種油でカラリと揚げ、しっかりと水分を飛ばしているので、本当にカラカラにしています。おかげで消費期限は90日間。それが常温で可能となっているのです。
油抜きも包丁も不要!手軽に大豆たんぱく質をプラス
軽くてサクサクしている「松山あげ」は油抜きが不要。手で割ることができるので、調理の手間が2つも省かれます。お味噌汁に入れたくなったら、パリッと手で割って投入も可能。簡単に大豆たんぱく質食品を食べられるので、得した気分も満載です。
汁ものにプラスするとフワフワに。そしてコクがアップ!
味噌汁だけでなく、汁もの・スープ・お鍋に入れて楽しめます。スープが固体になったのではないかと錯覚するほど汁を吸い込んだ「松山あげ」は、溶けてなくなる寸前のお餅のようになります。これが最高の味わい!このフワフワのトロトロ感は堪らないものがあります。
サイズ展開色々。大・小の2種類と割れたきざみも!
サイズも大判、小判、割れたものといろいろあるので、食べ方に合わせてストックしておくといいと思います。鍋などに、しゃぶしゃぶ肉を入れる感覚で大きなままを使いたいなら「大判」か「小判」を、形が崩れていてもいいなら「きざみ」がおすすめです。
DATA
程野商店┃松山あげ
内容量:大判3枚入り、小判3枚入り、きざみ45g
松山揚げの気になる情報Q&A
江戸野 陽子さんおすすめの「松山あげ」(松山揚げ)について編集部が調べた情報をまとめました。Q:松山あげ(松山揚げ)とは?
A:松山あげは愛媛の特産品です。大豆と菜種油を主原料にし、良質の蛋白質と油脂を持つ栄養価の高い自然食品です。明治中期に生揚げに変わる日持ちのいい食品として作られ、当初は「干油揚」という名称だったそうです。Q:松山あげ(松山揚げ)の種類は?
A:「大判」(約140×200mm)3枚入り、「小判」(約110×150mm)3枚入り、細切りの「糸切りパック」30g入り、小さくカットされた「きざみ」45g入りなどがあります。賞味期限がすべて90日間です。Q:松山あげ(松山揚げ)のレシピは?
A:まずはそのまま。好みの大きさに砕き、味噌汁やスープの具材、サラダのトッピングとして加えるのがおすすめ。 さらに、具材とともに炊飯器に入れれば「炊き込みごはん」に。鯛めしや豆ごはんなどいつもの炊き込みご飯レシピに加えるだけでもおいしいですよ。 また、一口大に切ってネギや割り下とともに煮て、溶き卵を回しかければ「松山揚げどんぶり」に。出汁で似た松山あげは、手巻きずしの具材にも使えます。お出汁との相性が良いので、煮浸しや肉じゃがとの相性も抜群です。
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