【掃除】面倒な水拭きもお任せ!。アイロボットの「ブラーバ」
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面倒な床掃除をロボット掃除機に頼っている方もいると思いますが、「水拭きもしてくれたら」と思うときありませんか?「ルンバ」を生み出したiRobot社の「ブラーバ」は水拭きもできるお掃除ロボット。愛用する喜入さん曰く「ルンバよりコストパフォーマンスが高い」んだそう!
イチオシスト:喜入 時生
美術大学卒業後、建築設計事務所での設計業務を行っていました。 その後は出版社で編集業務。そして2000年以降は、各種媒体でライター/編集業を営んでいます。
リフォーム・外壁塗装のお役立ちウェブマガジンMINDOL監修。All About インテリア・建築デザイン ガイドを務める。
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床拭きロボット掃除機iRobot社製ブラーバ(380j)
紹介する「ブラーバ」はルンバを製造販売するiRobot社が2014年に発表した「水拭きができる」お掃除ロボットです。
ルンバのデビュー以降、国内外メーカーからさまざまなタイプのお掃除ロボットが発売されてきましたが、いまのところ水拭きをしてくれるお掃除ロボットは「ブラーバ」しかありません。
我が家は長毛の猫を4匹飼っているので、猫の毛、猫用トイレから出た砂、食べ散らかした餌などで床が汚れてしまうのですが、「ブラーバ」はホコリや細かい猫の毛もドライとウェットの布ですみずみまできれいに掃除してくれる、家事の強い味方となっています。
水拭きで威力を発揮。猫の毛や食べこぼしもきれいに掃除
上の青い布の方が水拭き用のウェットモードで右上にある小穴から水を入れてパッドに湿らせたクロスをセットして使う。下が、から拭き用のドライモードのパッドとクロス
「ブラーバ」は「水拭き/から拭き」という2つの清掃モードを切り替えられるところがその特長で、から拭きの後にしっかり水拭きをするというところがコンセプトの商品です。
ですが我が家では、別の掃除機や箒、ハタキなどで掃き掃除(から拭き)の後に、おもに水拭きモードの「ブラーバ」に働いてもらっています。
また付属のクロス以外に ドラッグストアなどで売られている立体吸着ウエットシート(商品名:クイックルワイパー等)も使うことがでる点もポイントです。
賢い動きはルンバゆずり。脚モノ家具の下も入るフラットな設計
ベッドの下やカップボードなど脚モノの収納家具の下にも入って掃除する
左の黒い箱が「NorthStarキューブ」。我が家では冷蔵庫の上に置いている
本体とは別にブラーバには「NorthStarキューブ」という司令塔のような役割を果たす機器が同梱されています。NorthStarキューブを使えばブラーバは正確な位置情報を把握して働きます。ブラーバ自身が「いま、どこを清掃していて次はどこに向かえばいいか」を判断してくれる賢さです。
ですが、NorthStarキューブはドライモードでは19畳以上、ウェットモードでは8畳以上の広さがある場合や、部屋のカタチが変わっていて複雑な場合に使います。ですから水拭きの場合、8畳以下のコンパクトで一般的な間取りの部屋ならば、特にNorthStarキューブを稼働させなくても、丁寧に掃除します。
コンパクトな設計も「ブラーバ」の特徴のひとつ。高さは約8センチなので、ホコリがたまりやすい脚モノ収納家具などの下にもスイスイと入っていきます。そして玄関かまちや階段など段差のある場所でも落ちることなく引き返してくれるので安心です。
玄関のかまちなどは「段差センサー」で高さを察知して引き返す利口なブラーバ
一仕事終えて充電中
バッテリーが切れて掃除が終われば、「ブラーバ」はスタートした位置へ自動的に戻ります。ルンバと違って、充電器に自分で戻ってくれないところが難点ではありますが、「ブラーバ」は本体重量約2キロ弱と軽く、移動用のハンドルが付いているのでいろいろな部屋に連れていくことができます。
冬場は特につらい水拭き掃除ですが、「ブラーバ」は静かな音で健気に、何時間も働いてくれる。使っていくうちに愛着がわいてきます。
価格はルンバの最新型の最高機種の1/3程度で購入可能。ある意味、水拭きとから拭きの両方ができるブルーバは、ルンバよりコストパフォーマンスが高いと言えます。そんな家事を全力で助けてくれるロボットクリーナー、「ブラーバ」を掃除の相棒として導入してみてはいかがでしょうか。
DATA
アイロボット┃ブラーバ/380j アイロボット 床拭きロボット
製品寸法:幅244mm×奥行き216mm×高さ79mm
製品重量:約1.8kg(バッテリー装着時/クリーニングパッド除く)
電源方式:充電式ニッケル水素電池(充電時間:最大2時間)最大稼働面積:ドライモード約56畳/ウェットモード約20畳
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