心理学のプロが愛用の作業効率化アプリ「Be Focused Pro」
更新日:
「集中した状態をキープして作業したい……」。どのような仕事をする人であれ、共通して抱く悩みですよね。心理学やコーチングの専門家である今井さんが愛用しているのは「Be Focused Pro」という仕事効率化アプリ。自動で作業時間を計測することで、ムダなく作業が進められるのだそう。
イチオシスト:今井 翔
大学では心理学を専攻。卒業後、継続して心理学やコーチングを学び専門家として活動。
執筆家として、大手結婚相談所の会報誌や専門家サイトでのコラム執筆、コンテンツ監修を行う。
また、講演家としては人間関係や目標達成に関するセミナー、個人コーチングサービスを提供している。All About 恋愛 ガイド。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
集中状態をキープする「ポモドーロ・テクニック」という手法があります。25分の作業時間のあとに、5分の休憩時間を置く。これを4セット繰り返したあとに、25分から30分の長い休憩時間を設けるというものです。
心理学やコーチングの専門家として活動する私も、このテクニックを使うことで、執筆作業をはじめ、さまざまな場面で効率を上げることができました。
ただ、面倒なのが、ストップウォッチのセット。いちいちiPhoneのタイマーを設定するのが面倒だったのですが、それをサポートしてくれるアプリがありました。それが「Be Focused Pro」です。
「音でお知らせ」シンプルながら助かる機能
「Be Focused Pro」は、25分間の作業時間のあとに5分間の休憩時間を、タイマーとして自動でセットしてくれます。もちろん、4セット後の大きな休憩も、です。シンプルな機能ながら意外と類似アプリにないのが、25分間経った時に「チリーン」と心地よいアラームを鳴らしてくれること。たったこれだけなのですが、非常に助かるのです。類似アプリでは、画面上にチラッと通知が出るなどのアクションだけで、時間が経ったのに気づかないときがあります。そのせいで「あれ、25分間経った?」とわざわざタイマーをチェックする手間が発生していました。これでは、アプリを使う意味がありません。
「Be Focused Pro」はそのような心配もありませんし、いま自分が何セット目なのかが一目で分かるのも便利です。タイマーを使っていたときは、手書きでメモに自分が何セット目かを書かなくてはならず、その管理も面倒でした。
MacアプリとiOSの同期ができるのもお気に入り
Macbook、iPhone、iPadを使用する私が、アプリを購入するときに重視するのが、MacアプリとiOSの両方でリリースされているかどうかです。
片方だけだと、「iPhoneの電池が切れてしまってiOSアプリを使用できない」「Macbookを持ってきていないから、あのアプリを使うことができない……」といったような困ったことが起きてしまいます。「Be Focused Pro」は両方でリリースされており、そういった困りごとも起きません。
ちなみに、「Be Focused」という無料版アプリもあるのですが、有料の「Be Focused Pro」にすることによって、MacとiOSでのアプリ間の同期が可能になります。出先のカフェでiPadで作業をしていたとしても、今日は何セットをこなしていたかをチェックするといったこともできます。イチオシは有料版ですが、試しに無料版を使ってみるのもよいかもしれません。
もう数年使っていますが、いまだに愛用のアプリ。シンプルな見た目だからこそ、長く使えているのかもしれません。とにかく1日の集中できる時間を増やしたい人や、そもそも集中することが苦手! という人にオススメです。
DATA
Denys Yevenko┃Be Focused Pro - Focus Timer
対象OS:macOS、iOS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。