熊野聡さんのオルゴールは大切な人への贈りものにおすすめの逸品
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長く愛される贈り物選びはなかなか難しく迷ってしまうもの。そんな方に竹本さんがオススメするのは、熊野洞のオルゴール。仙台箪笥の技術を使って生まれる日本産オルゴールで、ぬくもりあふれる逸品なんだそう。
イチオシスト:竹本 道子
『太陽にほえろ!』のスクラップブックをつくり友人と盛り上がったこども時代。夕方の再放送が見たくて一目散に帰宅した青春時代。撮影現場を垣間見た平成時代。尽きないドラマへの好奇心は令和もつづく。All About ドラマ ガイドを務める。
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トレンド感のあるブランドや定番アイテムも魅力ですが、将来「あのとき、こんなふうだったね」と想い出が膨らむような、長く愛される逸品を贈りたいと思うことがあります。そんなときめぐり合えたのが熊野洞のオルゴール。
手づくりの技と温かさが素敵です。箱を開けると幸せがあふれ出る 熊野洞のオルゴール
大切な友人の記念日に贈りものをしようと思い探していたところ、ふと足を止めた百貨店の展示会場で偶然めぐり合えたのが熊野洞のオルゴールです。
ウォールナットの温かい色合いと上質で丁寧な仕上げに、年月を経ても色あせない堂々とした雰囲気があったこと。
そして、子どもから大人にまで愛される「星に願いを」のメロディで「これ!」に至りました。10年後、20年後、持ち主がいくつになっても、ふと心が温まるナンバーだと思ったからです。
木の質感によって音の響きが違うオルゴール。木を削りウレタンで仕上げるこだわりの高度な技術が豊かな音を生み出します。
ウォールナットはやわらかく温かい響き。確かに家にあるおもちゃのオルゴールとはちょっと違います。熊野洞のオルゴールはシンプルでクラシカルなデザイン。将来もその気品が変わることはありません。ウォールナットの色の変化も長く楽しめそうです。
0.01mmの精度を追求した釘を使わない技術と、ウレタン塗装の精到な重ね塗りから生まれる手触りの心地よさも魅力、親しみも感じます。音楽はショパンのノクターンやビートルズ、映画音楽やSMAPの「夜空ノムコウ」など70曲以上のリストからセレクト可能。お気に入りの1曲を見つけてください。
仙台から生まれる熊野洞のオルゴール
オルゴールをつくるための木をしっかり乾燥させるのに半年。その後、制作に数カ月を要すると教えてくださったのは、オルゴールをつくっている熊野聡さん。
オルゴールづくりの原点はドイツで出合ったオルゴールの音色の美しさ。そこから独学で学び、ご実家の仙台箪笥の技術とオルゴールを融合させ、熊野洞のオルゴールを誕生させたそうです。
釘を使わずピタッとずれの生じない箱を仕上げる精度の高い貴重な技術は、仙台箪笥の「組み木」や「やとい」の技術を応用したもの、まさに日本ならではのオルゴールですね。
震災後は、子どもたちを笑顔にしようと、さらにオルゴールの世界を広げるべく尽力。ケーキや犬小屋、どんぐりをかたどったものなどミニチュアオルゴールで子どもたちを喜ばせています。
17世紀ごろに生まれ、今も世界中で愛されるオルゴール。大切な人への贈りものに、どこか懐かしいような温かさで癒してくれるオルゴールはいかがでしょう。
DATA
熊野洞┃熊野洞のオルゴール
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