チーズ嫌いをも虜にする、石垣島「まぁじゅんのジャージー牧場」の手作りチーズ
更新日：
チーズが苦手だという沖縄ガイドの稲嶺恭子さん。でも、石垣島にある「まぁじゅんのジャージー牧場」のチーズは大好きで、石垣島に行ったら必ず買うほど、ここのチーズは別物なのだとか。特にお好みなのは、島の素材が入った「クリームチーズ」ということで、さっそく魅力を教えてもらいました。
イチオシスト：稲嶺 恭子
大手出版社で情報誌編集に携わり、退社後シンガポールへ。現地日本人向け情報誌編集部を経て、帰国後は沖縄へ移住。シンガポール、沖縄での経験を生かして、2007年よりフリーランスの編集＆ライターとして、主にアジアと沖縄をテーマとしたガイドブック・雑誌・書籍・ウエブ媒体などで活躍中。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
「まぁじゅんのジャージー牧場」のクリームチーズとストリングチーズ6種類がセットになった「お酒のおつまみセット」
手間暇かけて手作りしているため出荷量が少なく、現地でも希少価値が非常に高い逸品です。
濃厚で甘くて美味！ 「まぁじゅんのジャージー牧場」の極上チーズ
石垣島でヤギとジャージー牛を育てている「まぁじゅんのジャージー牧場」のチーズは、濃厚で甘みがあり、おいしいと大人気。ここのクリームチーズは、牧場でとれる新鮮で安全なジャージー牛乳を100％使用し、かなり手をかけて作られています。牧場から直送された生乳をひと晩寝かせ、翌日牛乳の表面に浮いてきたクリームをゆっくりすくい、それを丸一日かけて発酵させているそう。時間がかかってもていねいな工程を経ることで、生乳本来のおいしさを損なうことなくチーズにできるのだとか。
これだけの手間がかかっているため、たくさん作れず、現地でも希少なチーズです。
チーズ嫌いでも「まぁじゅんのジャージー牧場」のチーズなら食べられる！
食べてみると分かるのですが、「まぁじゅんのジャージー牧場」のチーズはミルクの柔らかい甘みが残っていて、本当に優しい味がするんですよ。私は市販のチーズはまったく食べられないのですが、「まぁじゅんのジャージー牧場」のチーズは別物。大好きです！特に、島の素材が入ったクリームチーズがおすすめで、私のお気に入りは島ねぎが入ったもの。意外性があっておいしい！ ピリッと辛さが光る島とうがらしや、八重山諸島特産の香辛料・ピパーチを加えたものもお酒に合うのでお気に入りです。お土産や贈り物にも喜ばれます。
「まぁじゅんのジャージー牧場」とは10年以上前に取材をさせていただいてからの長いお付き合いで、石垣島へ行ったら必ず購入しますし、友人に石垣島のおすすめのお土産を聞かれれば真っ先に名前を挙げています。
南国で酪農に情熱を捧げるオーナーのこだわりに感動
「まぁじゅんのジャージー牧場」を営む田中さんは、北海道やヨーロッパでも酪農の修業をしてきた方で、酪農やチーズ作りに並々ならぬ情熱を持っていらっしゃいます。酪農のイメージのない南国の石垣の地で、一からすべて自分で手作りし、牧場とチーズ作りを始めた挑戦者でもあります。このチーズのおいしさは、24時間牛のことしか考えていないんじゃないかと思うくらい、南国石垣で真摯に酪農＆チーズ作りに向き合ってきた田中さんにしか出せないもの。食べるときは、大事に味わいながらいただいています。
「まぁじゅんのジャージー牧場オンラインショップ」からも購入できますが、石垣に行った際にはぜひお店を訪れて、できたてのチーズを味わってみてください。チーズ好きはもちろん、チーズが苦手な人も開眼しちゃうおいしさです。
DATA
まぁじゅんのジャージー牧場┃クリームチーズ
種類：プレーン、にんにく＆パセリ、島ねぎ、島とうがらし、ピパーチ、ラムレーズン 各種
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。